「逆エンパス」を「エンパス」と勘違いする5つのパターン

エンパス・HSP
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こんにちは。くまの(Kumano@Rpgmg)です。

「エンパス」と「逆エンパス」(正しくはエルゴンなので以下「エルゴン」と書きます)は、

  1. 辛いと感じる症状が似ている
  2. なのに症状が起きる原因が違う
  3. 原因が違うので対処法が違う

という理由から、自分がどちらなのかの判断が必要です。

今回の記事では、この2つを勘違いするよくあるパターンと理由について書いていきます。

記事の内容
  1. エンパスとエルゴンの一番重要な違いについて
  2. エンパスとエルゴンを勘違いするデメリットは何か?
  3. エンパスとエルゴンを勘違いする原因を5つのパターンに分けると

エンパスとエルゴンの一番需要な違い

エンパスとエルゴンの一番重要な違いは、受信するか送信するか、です。

以下詳しく解説します。

エンパスは受信型です。外部のものを受け取る器の質を持っています。自分から湧き出る質ではありません。なので外部のものを自分の中に取り入れるけれど、自分自身を送信しません。

外に発しているのは自分の中に受信したものです。自分から湧いたものではありません。

エルゴンは送信型です。自分の中から泉のように湧き出る質を持っています。受け取る器の質は持っていません。なので、自分自身を送信しますが、外部のものを自分の中には取り入れません。

送信型が受け取っているように見えても、気配り(感情移入)です。湧き出た気持ちを送信しています。

  • 大変そうだから(感想)「助けてあげたい」(気持ちの送信)
  • 悲しそうだから(感想)「元気になってほしい」(気持ちの送信)

と書けば想像していただけると思います。

  • エンパス=受け取る質(その結果受信します)
  • エルゴン=湧き出る質(その結果、送信します)

なので、真逆の質です。

エンパスとエルゴンを兼ね備えることは、まずありません。
「以前はエンパスだったけれど今はエルゴンだ」といったように2つの質が入れ替わることもありません。

エンパスとエルゴンを勘違いするデメリット

自分はエンパスだから生きづらいのでは?と思っても、実際に生きづらい理由はエルゴンだったからという勘違いもあります。

勘違いしたままだと、エルゴンなのにエンパス用の対策をして余計に苦しくなります。

1番のデメリットは、自己認識を間違うことでの不自由さや「自分嫌い」につながることです。

エルゴンが「自分はエンパスだ」と思った場合、エンパスらしく振る舞います。自分にエンパスというラベルを貼るからです。

ラベリングによって「自分はエンパスだ」と何度も脳に言い聞かせ、どんどんエンパスらしくしようとします。

エンパスの対策を探します。エンパスはこんな感じですよという話を読み続けます。そうしてエンパスの情報が集まります。

エンパスという思い込みが、その情報に自分を無理やり合わせます。それが無意識の仕組みです。

自分でないものを自分と思い込むと、自分が好きではなくなります。

エルゴン(送信型)がエンパス(受信型)と勘違いするパターン

エルゴンの質である送信型:エンパスの質である受信型= 7:3 ぐらいで、エンパスの方が圧倒的に少数です。

1.大人しい性格だから

自分は話すよりも聞く方が多いからエンパスだという誤解です。

送信型のエルゴンは活発でおしゃべりというイメージがあるかもしれません。ですが落ち着いて口数が少ないタイプもいます。送信するものは会話だけとは限りません。

さらに言えば、エルゴンでも元気で行動的な人のほうが少ないくらいです。

大人しく相手の発言を聞いて、相手の気持ちが分かったとしても、それだけで受信型(エンパス)とは言えません。エンパスの場合は分かるというより感じ取り、時には自分との区別も難しくなります。

送信型は、相手にアンテナを飛ばし情報を取りにいきます。
取得したものの感想を相手に送ります。

気持ちを受け取っているようでも、実際は送信しかしていません。

この行動は「気配り」とも言い換えられます。

「あの人は大丈夫かな?」と様子を見て気を配り、「大変そうだから助けてあげたい」とさらに気を配っています。

つまり、気配りができるのはエルゴンだからです

エンパスの場合は勝手に情報が入ってきてそれを元に行動します。「気を使う」といった感じです。

2.気を押さえ込んで疲れているのを「気を使っている」と思う

大人しくしていなければいけない、相手に譲らなければいけない、などと遠慮して押さえ込んでいるのを「気を使っている」と思うパターンです。

エルゴンは、自分から湧き出たものを送信しています。

ですが、送信を咎(とが)められた経験があると抑え込む癖がつきます。

子どもの時に「大人しくして」「周りに迷惑でしょう」と親や先生に注意されたからかもしれません。

学生時代に「空気を読め」と言われ疎(うと)まれた経験からかもしれません。

出してはいけないという経験から、自分を抑え込んで大人しくやり過ごす癖が付きます。湧き出るものを抑え込んでいるので息が詰まるような苦しい状態です。

これが

大人しくしていて疲れる→大人しくて疲れる→エンパスだから疲れる

といった勘違いになりがちです。

3.相手を思いやるから

相手を思いやるという心がけと、エンパス・エルゴンという質は無関係です。

エルゴンで、感情移入により人を思いやる場合もあれば、
エンパスで、共感によって人を思いやる場合もあります。

優しい、優しくないという心がけと、送信型・受信型というシステムは無関係です。

4.空気を読み人を優先するべきという思い込み

空気を読む、自分よりも人を優先する、というのが良いという価値観があります。

良い行いをしよう、みんなに認めてもらおうとして、上記を実行しようとした結果、自分はエンパスだから生き辛いという勘違いになります。

無理をすればストレスが溜まります。ストレスが溜まれば生きづらくなります。

この場合はエンパスが原因ではなく、無理してエンパスのように振舞うから苦しくなっています。

そうして生きづらくなった原因を、エンパスだから苦しいのだと勘違いしてしまうという因果の逆転です。

5.女性だからエンパスだと思う

このパターンはかなり多いと感じています。

受信・送信のシステムと性別は無関係です。同じ理由で男性のエンパスが「自分はエルゴンだ」と勘違いします。

エンパス(受信型)=女性らしい性格
エルゴン(送信型)=男性らしい性格

というイメージがあるようです。

男性は男性らしく、女性は女性らしく、という価値観は根強くあります。それについて良いとも悪いとも思っていません。本人にとって楽ならそれは良いことです。

当然、男性のエンパスも居れば、女性のエルゴンもいます。

いわゆる「癒し系」のほんわりとした雰囲気の女性はエルゴンです。気配りもエルゴン気質からです。

なのでエルゴンが女性らしくない、というわけではありません。

「エンパスが原因で苦しい」と勘違いしている例は多くあります。

この場合はエルゴンの女性が「女性だからエンパスのようになるべきだ」と無理して振舞って疲れています。

因と果の逆転です。

まとめ

  • エルゴンなのに自分をエンパスと勘違いするパターンが多い
  • エンパスとエルゴンの違いは「受信」か「送信」かび違い
  • エルゴンなのにエンパスと勘違いすれば対策を間違えてしまう
  • 勘違いのデメリットは対策を間違うことと自分嫌いになること
  • エルゴンなのにエンパスと勘違いする理由
    • 「大人しい自分はエンパスだ」
    • 「じっと我慢している自分はエンパスだ」
    • 「相手を思いやる自分はエンパスだ」
    • 「空気を読み人を優先するのが苦しいのは自分がエンパスだから」
    • 「女性らしい自分はエンパスだ」
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