エンパスの対策は間違い?押し付けられたエンパスの価値観

エンパス・HSP
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こんにちは。くまの(Kumano@Rpgmg)です。

エンパスという敏感で生き辛い気質があります。

エンパスだからと対策をしても間違うことがあります。エンパスではないのにエンパスと勘違いをしてしまっているからです。

間違えてしまうのは周囲の欲求に答えようと無理をしたから、というパターンもあります。

今回の記事では、押し付けられがちなエンパスの価値観について書いていきます。

記事の内容
  1. エルゴンがエンパスの役割を期待された結果自分はエンパスと勘違いする
  2. 人の期待に答えながらエルゴンのままでいる方法

エンパスの対策を間違う理由

エンパスとは?

HSPと言われている人の中で、特に直感や第6感が強い人を指します。

HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly sensitive person)の略で、さまざまな刺激に過剰に反応してしまう気質を持つ人の事です。「繊細さん」という名でも知られています。

他の人に比べ、日常生活に生きづらさを感じる人が多く、疲れやすい悩みも抱えています。

エンパスは共感能力を持つので、相手の感情などをそのまま貰ってしまいがちです。

エンパスではない人が、エンパスだと勘違いをして対策をするからです。

エンパスではない別の症状で苦しんでいるのに、エンパス用の対策をしても上手くはいきません。

私の経験上での話になりますが、実際はエンパスと悩んでいる人の半分以上が、エンパスではありません。どちらかといえば真逆の症状です。

エンパスと似た症状が出る「エルゴン」

エンパスは受信型とも言い換えられます。エルゴンは送信型の感覚を持ちます。

エンパス・エルゴンのつらい症状の共通点として、

  • 人と会うと疲れやすい
  • 人混みが辛い
  • 人の気持ちに敏感
  • 人から貰いやすいと感じる
  • 人付き合いに疲れすぎてうつ状態になる

といったものがあります。これだけ共通していれば、勘違いをしても仕方がありません。

エンパスとエルゴンの一番の違いは、相手の感情などの受け取り方です。

エンパスは、共感として相手の感覚がそのまま入ってきます。エルゴンの場合は、感情移入として、相手の気持ちを受取りに行きます。(取りに行くのが癖になっているので無自覚な場合も多いようです)

つらい気持ちの人がそばにいた場合、

エンパスなら、「つらい」「悲しい」と相手そのものの気持ちになります。
エルゴンなら、「つらいんだね」「励ましてあげたい」といった感想になります。

エンパスとエルゴンの割合は?

エンパスの元になる受信型という質、エルゴンの元となる送信型の質、の割合で見ると、

受信型(エンパス)3割 : 送信型(エルゴン)7割

ぐらいです。圧倒的に送信型の方が多いように感じます。

私がセッションをした経験でも、エンパスだと悩んでいたけれど実際はエルゴンだった、という例はよくありました。

エルゴンをエンパスと勘違いする理由

エンパスの価値観を押し付けられたからです。

  • あまり出しゃばらない方が良い
  • 周囲に気を使う方が良い
  • 譲るのが良い

といった評価があります。

周囲を押しのけてまで我先にと動けばトラブルになるかもしれませんが、自分の気持ちを押し殺してまで譲る必要はありませんよね。

エルゴン/送信型といえば特に元気で活発な少数という認識が一般的だと思われます。(ちびまる子ちゃんならば、大野君や杉山君、前田さんあたりのイメージです)

それ以外の人は積極的に発信をしない受信型だという認識ではないでしょうか?

ですが、共感力が高い2割程度を除いて多くの人が送信型というのが現状です。

5人に1人の割合でいると言われている「敏感過ぎるHSP」が受信型で、それ以外は送信型といえば想像してもらえると思います。

多くの人は、自分の話を誰かに聞いてもらいたいと願います。出来るならば強く共感してもらい、承認欲求を満たして欲しいと思っています。

生涯の伴侶を選ぶ理由として「自分の話をよく聞いてくれるから」「優しいから」「気が利くから」というものが珍しくないくらい、受信型は需要があります。

(これは受信型が優れているということではなく、需要と供給のバランスです)

自分の周りの人が受信型であることを期待して、その価値観を(無意識にでしょうが)押し付けてくる人がいます。

  • 気を利かせてほしい
  • 話をしっかり聞いてほしい
  • 気持ちを理解してやさしくしてほしい、

等です。

当然のように要求されると、そうしないといけないように感じてしまいます。

受信型(エンパス)の役割を押し付けられやすい人

  • 大人しい
  • よく気配りをする
  • 人当たりが良い

といった人が、気を利かせたり話の聞き役になったり等、人を優先させることを求められがちです。しかも期待に答えなければ文句を言ってきたりします。

そうして受信型の役割を求められた送信型の人が、自分は頑張って気を使っているのに人と上手くいかないと悩む原因になっています

エルゴンが人に合わせる(=自分のエネルギーを抑える)とストレスが溜まります。エネルギーが湧きだす気質なので外に放出することでバランスを取っているからです。

周囲から受信型であることを当然のように求められれば疲れます。自分の感覚とは逆のことを押し付けられれば辛くなります。

そして「自分はエンパスだからこんなに生きづらいんだ」という勘違をします。その結果エルゴンがエンパス用の対策をするので、余計に悪化してしまうということになります。

やってはいけない対策

  • 疲れたので何もせずに休む
  • 周囲の期待に答え、合わせようと頑張る
  • やりたいことを我慢して大人しくする

これらの対策は、送信するべきエネルギーが溜まるのでさらに疲れます。

エルゴンの対策は?

エルゴンが無理をしてエンパスを演じてしまうのは、人の役に立ちたいという気持ちがあるからです。

送信型の感覚を活かしつつ、需要が多い気質になってしまえば無理せずその望みは叶います。それが、「出すエネルギーが綺麗な送信型」です。

なので、送信するエネルギーを綺麗で健全にすることが対策です。

良いものには需要があります。癒し系と言われるような人も、気エネルギーがが綺麗な送信型です。

その役に立ちたいという欲求が、無理のない、心や魂からの願いなら大切にすることをお勧めします。(その気にならないなら、その気持ちを大切にしてください)

良いエネルギーは誰もが受け取りたいと思います。良いエネルギーが湧き出る人間パワースポット的な存在になるのが、送信型の人におすすめな発し方です。

自分が幸せでいるだけで周囲も幸せになれるという良い循環が出来上がります。

体を健康にして、ストレスを溜めずに自分の心を見つめていくと、エネルギーは綺麗になります。

下の記事にもエルゴンの対策を書いていますので参考にしてください。

真っ白も綺麗ならば、混ざりのない真っ黒も綺麗な感覚だと認識しています。

まとめ

  • エンパスと思っている人の中に、エルゴンという逆の気質の人もいる
  • エルゴンがエンパスを役割を押し付けられ、つらい状態になっている場合も多い
  • エルゴンがエンパスの対策をして、さらにつらくなる事もある
  • 対策は人間パワースポットになること

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