こんにちは。くまの(Kumano@deguneko)です。
イメージではなく、実際に丹田(たんでん)で思考したり、強く決意する方法をご紹介します。
いわゆる「腹で決める」状態になれます。少し練習すればどなたでも実行していただけます。
上虚下実(じょうきょかじつ)という、執着心を減らし、落ち着いたリラックス状態になるための思考法です。
- HSP・エンパスで頭部に気がのぼりがちな人
- グラウンディングしたい人
- 頭の中で同じことをグルグルと考えがちな人
- 丹田(第2チャクラ)を鍛(きた)えたい人
- しっかりと「腹」で決意したい人
にお勧めです。
丹田で考える「丹田思考法」とは?
丹田とは?
丹田はへそ下5~7㎝の場所にあります。第2チャクラの場所です。
第2チャクラは本能的な生きるエネルギーが生まれる場所です。腹が立てば怒りという強いエネルギーが発生するのもこの理由です。
この場所を意識して使えばやる気が出ます。感受性の高いHSPやエンパスの人は、この部分をあまり使わないので疲れやすくなっています。
「丹田思考法」とは?
通常なら考えごとは頭部でやります。ですがこの方法では第2チャクラ(丹田)で思考します。
丹田は、グラウンディングにもかかわる場所です。
考えごとばかりしていると頭にエネルギーが溜まります。結果心も体も不安定になります。これは目に見えない気エネルギーと言われるものの作用でもあります。
特にエンパスの人は悩みやすいために、上部に気エネルギーを持って行く癖があります。エネルギーが集まればさらにその場所が活性化します。
結果、深い思考が出来る一方で心配ごとが頭から離れず同じことがグルグルしがちというデメリットが発生します。
今回ご紹介する「丹田思考法」は、そのような考えごとや心配を丹田にやってもらい楽になる方法です。
この方法で丹田に思考・決意をさせていけば、第2チャクラが少しずつ使えるようになります。
丹田で思考する効果
考え過ぎで頭に溜まった気エネルギーを腹部に降ろす
頭に気エネルギーが溜まると、頭部の神経を圧迫し片頭痛の原因になります。
頭の中が思考でパンパンで疲れたり、イライラします。
その溜まったものを頭部からなくすので、すっきりと楽になります。
グラウンディングが出来る
頭で考え過ぎると、エネルギーが頭部に溜まります。
上にエネルギーが偏ると、重心が上がるため体までも不安定になります。考え疲れてぼーっとして体がフラフラするのがその状態です。
気は物理的なものでもあります。なので気エネルギーの上下は体感に影響します。
その気エネルギーを丹田に下げていきます。
そうして重心を下げグラウンディングがしっかりすると、体も安定します。
やる気が出る
丹田は「気力」や「やる気」が出る場所です。怒りのエネルギーを上手く使えば「負けてたまるか」「やってやる」という気持ちになるのもその例です。
丹田に思考というエネルギーを送り活性化させるので、やる気が出ます。
気持ちが落ち着く、冷静になれる
- 頭がカッカした・頭に血がのぼった状態=頭に気エネルギーが集まっている
- 腹を据える・肝が据わる状態=丹田に気エネルギーが集まっている
気が頭に上がった状態では冷静になれません。丹田の位置まで気を下げるので落ち着き、どっしりとした心持ちになれます。
自分の感情や考えを客観的に見つめられる
丹田で思考している所を、冷静に観察できます。なので「感情にのまれる」状態から離れられます。
長期的に見れば、人は感情に呑まれると上手く行かないシステムになっています。感情から離れる方法を知っているだけでも生きることが楽になります。
「丹田思考法」の具体的なやり方
ステップ1・2ができるようになれば、ステップ3から始めてください。
ステップ1:ただ丹田を見て考えごとをする
丹田(へその下約5~7㎝あたり)を見ながら、浮かんでくる言葉を意識します。
「今日は暑かったな」
「喉がかわいたな」
「どうして丹田を見つめているんだろう」
といった感じのどんな内容でも良いので、ただ浮かんでくる雑念のようなものを意識してください。
思い浮かんだ言葉を、ただ観察するだけです。
それを5分程やってみてください。
ステップ2:思ったことを丹田に移動させる
丹田を見ながら浮かんでくる言葉を意識します。その後、浮かんだ言葉をそのまま丹田に移します。
丹田への移し方ですが、
例えば「今日は暑いな」という言葉が頭に浮かんだら、それをそのまま丹田に移します。丹田をスピーカーにして、頭に浮かんだ言葉を話してもらうような感じです。
思う言葉は何でもかまいません。先ほどと違うものでも同じでも大丈夫です。ただその時浮かんだ言葉を意識します。
頭で「今日は疲れたな」と思った直後に、丹田に「今日は疲れたな」としゃべらせる感じです。腹話術の人形の代わりと思ってもよいかもしれません。
丹田がすんなりとスピーカー代わりになれば完璧です。
これも5分を目安に行ってください。
ステップ3:直接丹田に思考させる
ステップ2では頭で思ったことを丹田に移しました。今回は頭で思う前に丹田にしゃべってもらいます。
最初は、頭で思うと同時に丹田のスピーカーにも話してもらいます。慣れてくれば丹田が頭の代わりに話してくれるようになってきます。
頭部は、ただしゃべる丹田を眺めているだけです。
「丹田思考法」の使い方
1.「考えている丹田」を観察する
自分の中に出てきた言葉を丹田に繰り返させます。感情や感覚も丹田に感じてもらいます。
「今日はこんなことがあったな」
「この前のあれは嫌だったな」
というのも丹田が話し、考えます。
そんな丹田をただ観察します。
自分はあんな所が駄目なんだ、こんな所が嫌なんだと、丹田が思い続けたとします。
そんな丹田を見ているうちに、なんだか可哀そうな気持ちになってくるかもしれません。そんなに思いつめなくてもいいのにとか、悪く考え過ぎだと思う場合もあります。
ですがこの考えや感情は、元々は自分自身の頭にあったものです。
これは冷静に思考や感情を見つめる視点になります。自分をも俯瞰(ふかん)できる方法です。
2.丹田で決意をする
「ステップ3:直接丹田に思考させる」の方法で、やりたい事を直接丹田に決意させます。
まず簡単な事から実行してみてください。
「今から掃除をするぞ!」
「ウォーキングに行こう!」
と、丹田に決意してもらいます。
丹田にじんわり熱を感じれば、かなりの効果が出て来ているはずです。
まとめ
- 丹田(たんでん)思考法は、頭の代わりに丹田に考えてもらう方法
- 丹田で思考する効果
- 考え過ぎで頭に昇った気を降ろすことができる
- グラウンディング効果
- やる気が出る
- 気持ちが落ち着く
- 自分の考えを客観視できる
- 丹田思考法
- ステップ1:ただ丹田を見て考えごとをする
- ステップ2:思ったことを丹田に移動させる
- ステップ3:直接丹田に思考させる
- 丹田思考法は、自分の思考を観察する、腹で決意するという使い方ができる