妬む人の末路 ‐ 悪いことが起こる理由は?

心の話
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こんにちは。くまの(Kumano@deguneko)です。

妬み・僻みの気持ちが強く、ただ文句を言っているだけでは運が悪くなり、困った問題が次々と起こります。

今回の記事では、妬む人の末路と、妬む気持ちが強くても幸せになれる方法を書いていきます。

記事の内容
  1. 妬む人の末路は?運が悪くなる理由の図解
  2. 妬むと悪いことが起きる具体的な原因6つ
  3. 悪い嫉妬と良い嫉妬とは
  4. 妬みの気持ちが湧いたらどう対策するか?

妬む人の末路は?-運が悪くなる理由を図で解説

人を妬んで文句ばかり言う人、徒党を組んで足を引っ張ろうとする人の末路は

何かをやろうとしても、肝心な所で運に見放され、上手くいきそうになれば周囲に足を引っ張られます。

何をしても結局は成功出来ないので、チャレンジする気力もなくなり愚痴を言って過ごす人生になります。

人生を川の流れに例えた時、「運」とは自分を川の流れにどう運ぶかを決めるものです。良い流れに運ぶなら運がいい、悪い流れなら運が悪い、ということになります。

上のイラストは川の流れが2つに分岐しています。ここで良い流れか悪い流れかのどちらに進むか決まります。1度くらいの岐路ではそこまで変化がありませんが、何度も良い流れに運べばどんどん運が良くなります。

良いことがあった人や成功した人について一緒に喜べるなら、「幸せを歓迎する」という流れに乗っていきます。その流れには同じく人の幸せを素直に喜ぶ人が集まっています。

お互いに成功を祝福し、励まし合い、情報交換をしあいます。そうしてさらに成功していく良い流れに向かって進んでいきます。どんどん運がよくなります。

良いことがあった人や成功した人について妬み悪口を言うなら「幸せを拒否する」流れに乗っていきます。その流れには同じように人をやっかみ不幸を願う人が集まっています。

人を妬んで文句を言っている状態では、運の良さの元になる「徳」が貯まりません。

周囲に足を引っ張られるのは、自分が今まで他の人の足を引っ張ってきたからです。似た者同士という言葉があるように、似た気持ちの者同士が集まります。

そんな集団の中で、1人だけの成功は許されません。いかに秀でないか、得をしないかとけん制し、見張り合います。

何かの事情で憎い相手がいたとして、不幸になって欲しいと思ったとしても妬みや恨みを持つことはお勧めできません。

それで相手は不幸にはなりません。妬む、恨むだけエネルギーの無駄です。

妬むと悪いことが起きる理由

願いを叶えるための課題がくる

妬みは望んでいることの裏返しでもあります。

みんなに慕われ尊敬されたい願いが叶わない時、他の人が慕われているのを見て妬むなどです。

その「慕われたい」と思う気持ちが引き寄せのように働くことがあります。それが叶うための試練・課題がやってきます。

その慕われている人は、滅私奉公的に人に尽くしているのかもしれません。だとすれば、妬んだ人には割に合わないただ働きのような用事が舞い込んできます。

それをクリアすれば人に感謝され慕われます。ですが気が付かなければ、ただ面倒な用事が次々とやってくるようにしか思えません。

念を送ってしまう

妬みの気持ちが強ければ、気が付かないうちに念を送ってしまいます。あんなやつ失敗すればいいのにという気持ちが念に変わります。

呪いの気持ちは跳ね返ります。

悪いものは悪いものを呼び寄せます。送った悪い念は、悪いエネルギーを呼びパワーアップして返ってきます。

跳ね返ったという現象に気が付かなければ、悪いことばかり起きているように感じます。

カルマが溜まる

カルマとは悪いエネルギーで、悪い行いや悪い感情などで溜まります。

良いエネルギーは徳と呼びます。

カルマを解消する方法は悪いことが起きて嫌な目に遭うことです。カルマが溜まれば解消するために嫌なことが起こります。

悪いエネルギーは同質のものを呼び寄せます。カルマは悪い環境を呼び、悪い現象も呼びます。

妬みは悪い感情なので、悪いことを引き寄せます。

心のごまかし・抑圧

「うらやましい」「そうなりたい!」と思っているのに、持っている人を悪く思うのは抑圧であり、ごまかしです。

うらやましいという気持ちを認めたくないので、無意識に閉じ込めます。

意識と無意識が大きくずれると、悪いことが起こりやすくなります。

心が上手く機能しなくなるので、物ごとが上手く進みません。その上、抑圧に気が付かせるために、無意識があえて悪い出来ごとを起こします。

行動に移さない言い訳にする

妬んで人を悪く言うことで、行動に移さない言い訳になります。言い換えれば、行動に移さない理由を作るために妬んで人を悪く言います。

偏差値の高い〇〇大学に合格した人がいたとします。

憧れていても志望校候補にさえ出来なかった大学でした。それに対し、うらやましいと思う心を抑圧し悪口を言いました。

「勉強ばかりして面白みのない奴」
「順調にエリートコースを進む奴はすぐに挫折する」

といった感じです。

○○大学に合格したその人は、面白みがなくてすぐ挫折するような人間だ、自分よりも劣ると。相手の価値を下げます。

自分より価値の低い人間を目指す必要がないので、勉強の努力をする必要はないという構図が出来上がります。

こうして言い訳と文句だけで、何も成さない人になります。これでは良いことが起こりようがありません。

自分で自分を許せない

悪いことが起こる一番の理由がこれです

人間の無意識は、向上心が高く意外なほどに働き者です。人を悪く思っているだけで何もしない自分を許しません。

許さない結果、自分自身に罰を与えます。意識では気が付かなくても、無意識が悪い出来ごとを引き寄せ続けます。

このようにして、悪いことばかり起こり前へ進めない、いつまでも人を妬み続けるのが、妬む人の末路です。

妬みには2種類ある:良い妬みと悪い妬み

心理学では、嫉妬について

  • エンビー型嫉妬
  • ジェラシー型嫉妬

の2種類に分けて説明しています。

エンビー型嫉妬

悪い嫉妬と言われています。

自分より優れている、勝っていると感じるものに対し、消えてしまえばいいという攻撃的な気持ちになります。

嫉妬する相手に不幸なことが起これば喜ぶのもこの型です。

ジェラシー型嫉妬

良い嫉妬と言われています。

嫉妬している対象に勝つために頑張るのがこのタイプです。

負けてたまるか! といった気持ちの原動力です。

妬む気持ちで不幸にならないための対策は、同じ妬みでもジェラシー型嫉妬に変えることです。

妬みの気持ちが湧いた時の対処法

妬みを「前に進むエネルギー」に変える具体策

習慣化すれば妬みの気持ちがものすごく楽になります。

幸せそうな人や楽しそうな人を見た時「自慢!?」と腹立たしく思うのは、今の自分が不幸せだからです。不幸せだと妬むのだから、幸せになることが対策です。

幸せになる方法は行動することです。

例えばSNSなどを見て妬みの感情が湧いた時など、とにかく何でも良いので自分にとって+(プラス)になる行動をしてください。

例えば

  • 散らかっている部屋を片付ける
  • 溜まっている家事を済ませる
  • 出していない提出物を仕上げる
  • 読みたかった本を読む
  • 観たかった動画を観る
  • ウォーキングに出掛けてみる
  • 休日の予定を立てる
  • 作りたかった料理のレシピを調べる

など、なんでも良いのでエネルギーを行動に変えます。

こんなちょっとした行動をしても意味がないと思われるかもしれません。ですが考えてみてください。

SNS等を見て嫉妬心が湧いた後に

  1. 嫌な気持ちで過ごす
  2. 嫉妬の気持ちをきっかけに読みたかった本を読む(10ページ程度でも)

のとでは、2.の本を読む方が幸せです。

嫉妬の気持ちが湧いたら何か+(プラス)の行動をする。習慣化すれば人生が捗ります。嫉妬の気持ちも悪くないと思えるようになります。

これは認知行動療法の一種です。森田療法では「気分本位」ではなく、「目的本位」での行動を勧めています。嫌な気持ちの時でも淡々とやるべきことを続けていれば気分も改善していきます。

やりたいこと、嫌なことを知る手掛かりに使う

妬む気持ちは、自分では気が付きにくい

「やりたいこと」
「やりたくないこと」

を知るヒントになります。

上司に気に入られている人を「ごますり」だと妬んだとします。その気持ちによって、自分はその上司に気に入られたかったんだなと気が付きます。

自分は親切な人間で、職場の休憩所の掃除を進んでしていると思ったとします。

そこで掃除をしていない人に対し「ちょっと先輩だからといって掃除もしないなんて!」と、必要以上に腹を立てるのは、掃除をしないことへの妬みです。

実際には掃除をしたくないと気が付きます。

自分の望みを知るのは案外難しいものです。

妬みの気持ちが出た時に、望みを知る手掛かりとして使えば嫌な気持ちでも有効活用になります。

妬まれた側の気持ちを想像してみる(腹黒バージョンがお勧め)

妬まれた人がどう感じるのか想像してみます。腹黒バージョンがお勧めです。

例を書いてみます。

あんな派手な爪をして家事なんか出来るの?という文句に対し
→妬むほどこのネイルアートが羨ましいのね、と喜ばれる。

ちょっと成績がいいからって調子にのりやがって、という嫉妬に対し
→そんな劣等感を持つほど成績が良いと思ってくれたんだ!と喜ばれる。

褒められたからっていい気になるな、という妬みに対し
→そんなに褒められてた?ありがとう!と喜ばれる

このように想像すれば、さらに腹が立ちます。

実は、妬みというものは相手を認めて高く評価していることです。

それを見抜かれて相手が喜んでいるところを想像してみてください。この作業は自分で自分の本心を見抜くことになります。

そして、妬むのが無駄なような気がするのではないでしょうか?

まとめ

  • 妬むと幸せを拒否する流れに進むので運が悪くなる
  • 妬むと悪いことが起こる理由
    • 願いを叶えるための試練・課題がくる
    • 悪い念を送り跳ね返ってくる
    • カルマが溜まったことによる
    • 心をごまかし抑圧した結果
    • 行動に移さない言い訳にする
    • 自分が許せず無意識的に罰を与える
  • 妬みには二種類あるエンビー型嫉妬:対象が消えることを望む
  • ジェラシー型嫉妬:対象より成長し追い抜く努力をする
  • 妬みで悪いことを起こさない対策
    • 妬みを「前に進むエネルギー」に変える
    • やりたいこと、嫌なことを知る手掛かりに使う
    • 妬まれた側の気持ちを想像し、自分の心を見抜く

妬みは強いエネルギーで前に進むために必要なものです。

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