こんにちは。くまの(Kumano@deguneko)です。
魂の大きさは人によって違います。
魂の大きさは、大きければ良いというイメージがあるかもしれません。
ですが、エンパスとエルゴンに優劣がないように、大小どちらかが有利というものではありません。特性を知り使いこなせるかどうかが問題です。
今回の記事では、魂の大きさが人より小さいことでのメリットとデメリットについて書いていきます。
魂の大きさと特徴
魂の大きさ=魂の容量です。人によって大きさが変わります。
大きいから魂が成長したというものでもありませんし、魂を磨けば大きくなっていくものでもありません。人によって違う個性であり、それ以上でもそれ以下でもありません。
ですが、何ごとも少数派の方が不便で生きづらいことが多いものです。極端に大きいものや小さいものは周囲の人と違う結果になりやすく「どうして自分だけ…」と思い悩むこともあります。
魂の大きさを、水を張った鍋に例えます。
- 小鍋→小さな魂
- 両手鍋→平均的な大きさの魂
- 寸胴鍋→大きな魂
この3種類の鍋を
- 同じくらいの火力で熱すれば、小→中→大の順で沸騰する
- 沸騰した後に火を止めれば、小→中→大の順で冷める
火は、刺激や情熱など変化する要因を意味します。
何かを習得するために、高い情熱で正しく取り組んだ場合、
- 魂が小さい→習得が驚くほど速いが持続力ない
- 魂が大きい→習得に時間がかかるが持続力がある
と、なります。
小さな魂のメリット・デメリット
小さな魂のメリット
- 周囲と同じくらい努力した時の習得スピードの速さが段違い
- 自分や他者の内面を深く正確に把握しやすい
- 失敗してもすぐやり直せる、軌道修正が躊躇なくできる
- 立ち直りが早い
1.水を張った小鍋を思い浮かべてください。同じくらいの火力で熱した場合、両手鍋や寸胴鍋に比べて沸騰する速度は段違いです。何なら多少火力が弱くても直ぐに沸騰します。
2.容量が小さければ、その中身を把握するのは他者に比べて容易です。自分の内面が解ったその6~7割程度他者のものが解るので、他者の内面の把握度も高くなります。
3.1からやり直してもすぐに巻き返せることを経験で知っているので、軌道修正の負担も少なく済みます。
4.何に対しても変化が速いので、「立ち直る」「乗り越える」と決意した時点で回復しています。
小さな魂のデメリット
- 熱しやすく冷めやすい
- 無自覚に人から影響を受けやすい
- 挫折しやすく信念がコロコロ変わる
- すぐに疲れる
1.水を張った小鍋を思い浮かべてください。沸騰したことに安心して火を止めるとあっという間に冷めてしまいます。
2.例えば小さな魂の容量が30、平均が100とします。平均の人が100のうち20の気持ちを送ってきても、小さな魂の30に対する20なのでかなり重くなります。(1/5送っていると理解出来ると同時に2/3を受け止めなければいけないキツさもあります)
3.自分の興味と周囲の影響が混ざり合った結果、信念や価値観が一定しないことがあります。成長過程で壁にぶつかることがありますが、通常3カ月目で当たるものに1週間満たずにぶつかるため挫折や見切りも素早いです。
4.容量が少ないのですぐに疲れます。その代わり回復も速いので長所に転じることもあります。
小さな魂を活かすポイント
1.疲れやすいが回復も早い
小さな魂はとにかく変化が人より激しいというものがあります。容量が少ないからです。何かにエネルギーを注ぐことですぐに枯渇するため疲れます。ただし回復も早いという面があります。
疲れて休んでも、直ぐに回復して活動を再開出来ます。
疲れやすいが回復も早いという特徴を知っていれば、小まめ過ぎて休憩していることにも気づかれない上すぐ回復してフルパワーになれるので、あの人はずっと全力疾走で疲れないタフな人と勘違いされるほど活動出来ます。
逆に、疲れやすい自分はダメだと無理をすれば、限界を超えて再起不能と思えるほどのダメージを受けます。死ぬ気で立ち直っても回復が早いので短期間で復帰出来ます。本人は絶望を味わい命がけで戻ってきたのに、周囲からはちょっと気分転換にゆったり休憩した程度にしか思われません。
なので、疲れたらすぐ休憩!を心がけてください。
2.耐久性が低いが修復も速い
耐久性が低いの逆は丈夫で長持ち、ですよね。
変化が激しい小さな魂は、丈夫も長持ちも持ち合わせていません。
もろくて壊れやすい、だからか弱い存在として大事にしなければいかないわけではありません。むしろ壊れても直ぐに戻るので、当たって砕けろを繰り返すことが可能です。
当たって砕けるなんて出来れば体験したくありませんが、得られるものも大きいのも事実ですよね。
直ぐに壊れる自分はダメ人間と思うのではなく、奇跡的な回復力を誇り全力を注ぐ機会に戸惑わないで欲しいと思います。
3.悪い影響も受けやすいが良い影響もモノにしやすい
容量100の相手からその半分の50をぶつけられても容量30にとって脅威です。なので、悪いモノがぶつけられる場と判断した場合は脱兎のごとく逃げるのが得策です。影響を受けないことに脳のリソースを使うのはもったいないからです。
戦う場合は、本気度(割合)の勝負にするしかありません。相手が90/100を出してきてこちらが30/30なら、30に勝ち目があります。これは、確信によって場を制するのがポイントです。
悪い影響を受けやすく、居られる場が限られるのは不便だと感じるかもしれません。
ですが良い影響も絶大に受けやすいという特徴もあります。良い影響を受ける場も悪いモノを受ける場も無数にあるのだから、良い場(合う場所)を選択すれば良いだけです。
良い影響下にいるだけで格段に成長できる便利機能を活かしてください。
4.反感を買うことも…?
これは小さい魂に限らず、エンパスや人のための魂などの所謂マイノリティ(少数派)が自分の個性を活かした場合に起こることです。まぁ、嫉妬です。
小さな魂の場合、良い変化を起こしやすいという特性を活かしながら、持続力のなさを補うために小まめに休憩する、悪い変化も起こしやすいので気を付ける、飽きっぽく挫折しやすいので工夫することを心がけるなどで、個性を活かします。
すると、マイノリティ部分の「驚くほどの速さで習得する」のみが目立ちます。
「こんなに努力しても習得出来ないものなのに、アイツは簡単に手に入れていい気になっている」と思われ、何か良い結果を出す度に嫌な感情をぶつけられることがあります。
小さな魂の場合、周囲からの影響を受けやすいので嫌な感情にダメージを受けやすくもあります。そのことに傷つきますが回復も速いので、何かを掴みより成長します。
なので嫌な感情を受けても、この人は妬む相手を成長させる言動をしている実は親切な人なのかな?では遠慮せずに立ち直ってみせます、ぐらいの気持ちで糧にしてください。
「小さな魂」と「エンパス」は似ている?
小さな魂とエンパスは別の概念です。
- 周囲の影響を受けやすい
- 疲れやすい
- 自分や他者の内面に敏感
小さな魂とエンパスには上記のような一見共通する点があります。
ですがエンパス/エルゴンの区別は受信/送信の違いだけでしかできません。エンパスの特徴として、繊細、大人しい、刺激が苦手というものがありますが、ただの目安の一部です。
生物学的な男女の違いは遺伝子によるもので、髪が長い、女性ものの服を着ている、声が高い、筋肉が少ないなどで男女の決定ができないのと同じです。
とは言っても、ここまで小さな魂とエンパスに共通点があれば、周囲も本人も、自分はエンパス(もしくはHSP、憑依体質など)ではないかと思うかもしれません。
答えはもちろん、小さな魂とエンパスは無関係です。エンパスで小さな魂の人も居れば、エンパスでないのに小さな魂の人もいます。
エンパスで小さな魂の人はより両方の特徴が表れ、エンパスではなく小さな魂の人はエルゴンなのにエンパスっぽい所もあるよね、といった印象になる場合が多いように思われます。
関係があるようで別概念の例を出します。
エンパス、小さな魂、幼い子どもにも一見共通する点があります。
幼い子どもは、言語や知識などを圧巻の速さで習得します。全力で遊んだ後電池が切れたように眠ることもあります。何かに没頭したかと思えば急に見向きもしなくなります。周囲の大人の言動が世界の大半を占めるために大きく影響されます。
ですが、幼い子ども=エンパスで小さな魂の持ち主、というわけでもありません。もしそうなら、年齢を重ねると共に魂が大きくなり、エンパス→エルゴンに変化しますが、そんなことはありません。
- 幼くてエンパスで小さな魂の子ども
- 幼くて非エンパスで小さな魂の子ども
- 幼くてエンパスで小さくない魂の子ども
- 幼くて非エンパスで小さくない魂の子ども
が、それぞれいるだけです。
似ている症状でも原因が違うので、気になる場合は何によって発生していることなのかを考えてみてください。
まとめ
- 魂の大きさは個性であり善悪はないが、極端な大小は生きづらさに繋がる
- 小さな魂のメリット
- 習得スピードの速さが段違いに速い
- 自分や他者の内面を深く正確に把握しやすい
- 軌道修正が躊躇なくできる
- 立ち直りが早い
- 小さな魂のデメリット
- 熱しやすく冷めやすい
- 人から悪い影響を受けやすい
- 挫折しやすく信念がコロコロ変わる
- すぐに疲れる
- 小さな魂を活かす方法
- 小まめに休憩をとる
- 回復力が高いので当たって砕けろが何度も可能
- 良い影響下にいるだけで成長できる
- 小さな魂とエンパスは別の概念なので直接の関係はない。ただし小さな魂かつエンパスなら特徴が強く出やすい。