氷山モデルを心理学で簡単に書いてみる

心の話
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氷山モデルという、ものごとを表面だけで見るのではなく、奥までを検証し原因を探るというフレームワークがあります。

今回の記事では、その氷山モデルについて書いていきます。

  • 意識・無意識について
  • 氷山モデルを簡単に
  • 氷山モデルの例
  • それぞれの階層の解説

氷山モデルの説明の前に

意識・無意識については、ご存じですよね。

海に浮かんだ氷山のイラストでも解説されます。それをもう少し細かく書いているのが氷山モデルです。

意識・無意識を簡単に書くと

意識:自分で認識・自覚出来る心の部分
無意識:簡単には認識できない心の部分

になります。

水面に頭を出している氷山の一角で、全体の10%が意識
水面下にある、全体の90%にあたる大半が無意識です。

心のほとんどが無意識の部分なのに、それは見えません。

なので、感情や悩み、苦しみなどの根本の原因がわからなくなります。

その原因を探るために、無意識を含めた心全体をシステムとして分析していくのが、氷山モデルです。

氷山モデルを簡単に書くと

  1. 問題が発生した
  2. 何をしたら(行動)問題が起きたのか?
  3. その行動をした習慣・システムは何か?
  4. 何故その行動をしたのか?(根本的な考え方)

と、深くまで原因を探っていく時に使う方法です。

  1. 家に忘れ物をした
  2. 時間がなくて急いで家を出た
  3. 時間ギリギリになるまで出かける準備をしない
  4. 時間ギリギリでも間に合っているから良い

このように原因を探っていきます。

氷山モデルとは?

  • visible(見えているもの)=意識
  • invisible(通常は見えていないもの)=無意識

です。

上の氷山モデル図では、

visible=(発生した)できごと
invisible=メンタルモデル・構造・パターンの3層

に分けています。

例を出します。

visible=(発生した)できごと

職場に短気ですぐに怒る人がいる、場の雰囲気が悪くなる

invisible

パターン

いつも誰かの仕事の後始末やミスのフォローをしている

構造

その人がチェックをすることで、仕事のミスが防がれる。

メンタルモデル

その人は、誰かがミスをすれば全て自分の責任になるという重圧を抱え、心に余裕がなくなっている。ミスがなければ自分はこんな思いを抱えなくて良いのにと不満を感じている。

visible(できごと)だけを見ると

「いつもイライラして嫌な人」と思われるかもしれません。

invisibleも含めて見れば、その人に思いやりの気持ちが出てくるかもしれません。何か解決策を考える手立てになるかもしれません。

visibleが「果」でinvisibleが「因」の、因果関係とも言えます。

できごと

実際に何が起きたのか?

誰の目にもはっきり見える、実際に起こった事実です。

上の例で言えば、

職場に短気ですぐに怒る人がいる、場の雰囲気が悪くなる、です。

  • 怒られるのが嫌なので、適当にお世辞を言っておく
  • 「嫌な人だ」と陰口を言う
  • もっと温和になってほしいと変化を望む
  • その人に怒られるのがストレスで仕事に行きたくなくなる

できごとだけを見て反応した場合は、上のような根本とは関係のない方法を取ってしまうか、悩み続けることになります。

結局その場しのぎになり、できごとに対し、後手に回ります。

パターン

できごとが起きた要因になるパターンは何か?

できごと、問題を生み出している(行動)パターンは何かを見ます。

  • 遅刻が多い人は、夜更かしをする行動パターンかもしれません。
  • 体調をくずしやすい人は、野菜をあまり食べない行動パターンかもしれません。
  • イライラする時は、前日に甘いものを食べ過ぎたパターンかもしれません。

あくまでも考えられるパターン一例です。もちろん違うパターンもあります。

ある出来事をおこすは、この行動パターンがある
ある出来事がおきるは、その手前にこの行動パターンがある

といった形で法則を探し、分析していきます。

構造

どの構造が行動パターンを引き起こしたのか?

上の職場の例で言えば、1人のチェックによってしかミスが防げないという職場のシステムです。

遅刻が多い人は、夜更かしをする行動パターンかもしれません。
生活リズムを整えていないのかもしれません。

体調をくずしやすい人は、野菜をあまり食べない行動パターンかもしれません。
手軽に摂れるような食事がメインになるほど忙しいのかもしれません。

イライラする時は、前日に甘いものを食べ過ぎたパターンかもしれません。
疲れたときに甘いものを食べるという習慣かもしれません。

この場合、構造をどう変えていけば良いのかを考えていきます。

メンタルモデル

どのような価値観や信念から構造が生まれているか?

人には何かの前提があります。○○なはずだ、○○すれば良いのに、といった感じです。

遅刻が多い人は、夜更かしをする行動パターンかもしれません。
→生活リズムを整えていないのかもしれません。
決まった時間の睡眠・起床は大切なことではない

体調をくずしやすい人は、野菜をあまり食べない行動パターンかもしれません。
→手軽に摂れるような食事がメインになるほど忙しいのかもしれません。
ゆっくりご飯を食べる時間があるならもっと仕事をするべきだ

イライラする時は、前日に甘いものを食べ過ぎたパターンかもしれません。
→疲れたときに甘いものを食べるという習慣かもしれません。
甘いものを食べると疲れが取れて幸せな気持ちになる

この前提条件が正しいのかどうか、違うようにすればどうなるのかを検証していきます。

まとめ

  • 氷山モデルは、意識・無意識の無意識部分を階層に分け細かくみたもの
  • 表面のできごとを見ても対処解決できない時に、原因を深く見ていく方法(フレームワーク)の1つとして氷山モデルがある
  • 氷山モデルは、できごと、(行動)パターン、構造、メンタルモデルの階層に分かれる
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