デグー飼育用のケージは、金網型(いわゆるカゴっぽいやつですね)を使っている方が多いように思います。
家では水槽型を使っています。
デグーちゃんや飼い主さんによって好みや相性があるので、一概にどちらを勧めるわけではありません。
私が水槽型を使っている理由を見ていただいて、ケージを選ぶ時の参考にしていただければと思います。
金網型と水槽型のケージについて
金網型
デグーの飼育について調べると、お勧めされているケージはイージーホーム40(ハイ)などの金網型がメインのように感じます。
なので実際に金網型を使っている人が多いのだと思います。
私も最初は金網型を使っていました。
一時的にですが、実際に使ってみた感想を書いてみます。
金網型のケージの良い所
- 値段がお手ごろ
- デグー向きのケージは縦長の形なので広くない場所にも置きやすい
- ステップやかじり木、暖房器具の設置がしやすい
- 水槽型に比べ、軽くて持ち運びがやすい
良くない所
- 高さがあるので落下事故が起きる可能性がある
- 網をかじる場合は歯が心配
- 別のペットと同居の場合はケージだけでは守りきれない(別室にしたり柵を作るなど別の安全対策が必要になる)
- 寒さ対策でケージを囲う場合、デグーの視界がさえぎられる場合がある
個人的な感想です。
つまり、うちのデグーには金網型ケージは合ってなかったのだと思います。
水槽型
良い所
- 猫と同じ部屋でも安全
- 網がないので網かじりが出来ない。
- サイドがメッシュになるタイプを選べば湿気もかなり安心
- (メッシュの網は細かく丈夫なので安全性は高いままです)
- 冬は暖かさを保ちやすい
良くない所
- 重い
- 値段が高い
- ステップなどの設置は難しく、レイアウトに制限がある
- ケージ内の暖房の設置が制限される
- プラスチックで出来たレールなどの部分をかじられる
- 設置に広い場所が必要
家で使っているパンテオンホワイトWH9045の
上の写真が正面のガラス面、下の写真が横からのメッシュ面です。
上の写真では「出して出して」と言っていますが下の写真は「回し車楽しい~!」とピルピル言いに来ている時のモノです。
「楽しいよ!」とわざわざ報告に来てくれるのも、デグーちゃんの可愛らしいところですね。
金網型ケージをやめたのは
金網型を使っていたのは、初代の子の時でした。
とにかくケージ内で落下を繰り返していました。
いろんな人のケージ内レイアウトを参照しステップやメッシュステージを工夫して配置し、スパイラルパーチを渡したりしました。落下した時の衝撃防止でハンモッグを大きくひろげました。
配置を何度変えても、危険なコースをを探し当て、その危険なコースを使い、繰り返し落下し続けているようでした。
どうも、その危険な遊びが初代の子にとっての娯楽で、難しいコースを降りる事に成功しては喜んでいたんですね。で、時々失敗して落下事故を起こしていたのです。
落下事故は、手を少しひねったり、小さなかさぶたを作ったりです。
病院に行きましたが、そこで念の為にと処方された薬が合わなくて具合が悪くなり、泣きながら別の病院に通う事になったりもしました。
デグーは高いところが好きなんだから高さのあるケージじゃないと駄目なんだ、とそのことにこだわってしまっていましたが、そのこだわりが、初代の子に怪我をさせました。
ケージの高さにこだわるのをやめて、高さがない分、広くしてあげようと思い、パンテオンホワイトWH9045にしました。広くなるので回し車も大きくしました。
牧草もたくさん敷き詰めて、新しいケージに入れたら、中を飛び回り牧草の中に潜ってピルピル喜んでくれました。
ケージを変えて良かったな、この子にはこのケージが合っていたんだなぁと思いました
まとめ
病気にならないための食べ物など、絶対に守らないといけない飼育のルールはあります。
ですが環境など、その個々のデグーちゃんに合ったものを見つけられたらいいなぁと思います。