PERMAモデルと幸せの心理学【持続的幸福感】

心の話
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人が幸せになれない、感じられない理由は、幸せになるために不幸を遠ざけようとしているからだと言われています。

これは、不幸でいることを受け入れなさいという意味ではなく、幸せではない自分を責めるなということです。

幸せについて考える前に知っておいた方がよい視点なので、まずこのことについて書きます。

その後に、人の幸せを研究している「ポジティブ心理学」より、持続的幸福感について書いていきます。

幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない

  • 欠けているものがあれば幸せではない
  • ネガティブな感情を持っていれば幸せになれない
  • 幸せであるのは当たり前で、ほとんどの人が幸せな状態
  • 幸せになれないのは思考や感情をコントロールできないからだ

上に書いたことが、こうすれば幸せになれる、不幸を遠ざけられると思っている幻想です。

「自分だけが不幸」
「どうして自分だけがこんな目に」

と思っているから見える「幸せな人」は、その人が思い描いているような幸せとは違います。

幸せになるべきだと思っていれば、幸せでない状態の自分を、何かが欠けているから、自分が駄目だから幸せでないのだ、と責めてしまいます。

コップに多くの水が入っている状態を幸せとするならば、コップに水が半分入った状態を

  • コップに水が半分しか入っていないと思う=不幸な人
  • コップに水が半分も入っていると思う=幸せな人

コップに水が満タンに入っていると思い込もうとするのも不幸です。

幸せになれないから不幸ではなく、幸せになれること自体が幸せ、と思ってください。

持続的幸福感PERMA

持続的な幸福はウェルビーイングを高めていくことです。ウェルビーイングとは、肉体的にも、精神的にも、社会的にも、すべてが満たされた状態です。

ウェルビーイングの構成要素として次の5つがあります。

  1. ポジティブ感情(Positive Emotion):楽しさ、嬉しさ、充実感、畏敬の念、愛など、ポジティブな感情を持つ
  2. エンゲージメント(Engagement):時間を忘れてやりがいのあることに没頭する
  3. 良好な人間関係(positive Relationship):強い絆で結ばれた仲間など、助け合う関係がある
  4. 意味・意義(Meaning):自分の人生に、意味や意義を感じる
  5. 達成・成功(Achievement):自分の大切な目標を達成する

ポジティブ心理学ではこの5つの要素を、頭文字をとって「PERMA(パーマ)」と呼んでいます。

楽しい気持ちで好きなことに没頭し、大切な仲間の元で人生の意味を実感しながら、目標を達成する。ということです。

これは確かに幸福感が持続しそうです。

発達心理学の、キーガンで言えば発達段階4、インテグラル理論でいえばオレンジにあたる段階です。一番生きやすく充実した発達区分です。

持続的幸福感を簡単に説明すると

外部からもたらされた物など、受け身でもらった物には一時的な幸せ(happy)を感じます。

それに対し、自分の内側から湧き上がる幸せをしっかりと感じる事でもっと幸せを感じます。

もらったお小遣いで好きなものを買う時よりも、1日アルバイトをして自分で稼いだお金で買った時のほうが満たされます。

味の濃い目の料理を食べて、美味しい!と思うよりも、素材の味が活かされた料理で、野菜の自然な甘みを感じ自然の恵みに感動する方が、幸せな気分が長く続きます。

良いものをただ受け取るだけではなく、手に入れるために行動した方が、幸せが長く続きます。

してもらうだけでなく、人のために貢献し、それに意味と意義を見出した時にも幸せを感じます。

一時的な幸せと持続的幸福感の違い

外因性と内因性、依存と自立、受動的と能動的、外的と内的、不満と感謝の違いがあります。

つまり、

一時的な幸せには、外因性、依存、受動的、外的、不満、があります。
持続的幸福感には、内因性、自立、能動的、内的、感謝、な言動や氣持ちが関係します。

先に書いた、ウェルビーイングの5つの構成要素について、

「ポジティブな気持ちは持てない」「没頭できることがない」「信頼出来る仲間なんていない」と不満を述べたとします。

それは、その構成要素は他から与えられるものという前提での捉え方かもしれません。

5つがパーフェクトであるべきだとは思いません。それこそ欠けているから不幸という考え方になります。

ただ、受動的で不満な状態でいれば、持続的幸福感を得る考えからは遠のきます。

内的コントロールと外的コントロール

上の記事は、選択理論心理学での、内的コントロールと外的コントロールについて書いたものです。

内的コントロールは持続的幸福感を持てる考え方、外的コントロールは一時的な幸せしか手に入らない考え方になります。

内的コントロール

やりたいから、楽しいから、大切なことだからといった、自分の内面からの気持ちにに基づいて行動するという考え方です。

自分の行動を選択出来るのは自分だけで、自由に決めているということです。

結果、幸福も自分で行動して手に入れます。

外的コントロール

外からの刺激に反応して人は行動するので、選択の自由がないという考え方です。なので、幸せでないのは、自分を幸せにしてくれなかった他の人のせいということになります。

まとめ

幸せになる確実な方法は、健康に気を付けることと、徳を貯めることです。

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