気とは何か?良い気・悪い気の違いとは

感想と感覚
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こんにちは。くまの(Kumano@Rpgmg)です。

「気」というものには統一した見解がなく、それぞれの場所でそれぞれの解釈をされているので分かりにくいと言われます。

その状態そのものが「気」の性質を表しているのかもしれません。

気力、やる気、元気といったエネルギーを表す「気」の付く言葉があります。覇気、雰囲気、邪気といった情報を表す「気」の付く言葉もあります。

心の状態を示す「気持ち」という言葉にも「気」が付きます。

よく分からないし、目にも見えないけれど、何らかの形で日常にある「気」について、解説します。

記事の内容
  1. 人体を作り動かす3つのうちの一つの「気」
  2. 体力・気力・精神力の元になる「気」、4つの分類と5つの作用
  3. 良い気と悪い気の「徳とカルマ」
  4. 気エネルギーを強く大きく出来るかを決めるものは?
  5. 陰の気と陽の気は両方が必要

気とは何か?

人体を構成し、動かすものとして

  1. 物質(体そのもの、飲食物、脳内ホルモンなど)
  2. 気エネルギー(徳やカルマ、気持ちの力など)
  3. 情報(五感や第六感で知ったものや伝えられたニュース)

の3つがあります。気はこの中の「気エネルギー」のことです。

気エネルギーは、物質・情報にもそれぞれ変換できます。
物質と情報も気エネルギーに変えられます。

良い物質や情報は、良い気エネルギーに変換されます。気エネルギー自体にも良いものと悪いものがあります。

1.物質

物質は、体を構成するもの、ホルモンや脳内物質も含みます。飲食物も物質です。

物質→気エネルギーへの変換

体が健康で、ホルモンや脳内物質が正常に分泌されていると、気エネルギーも良い状態になります。栄養バランスが良い添加物の少ない食事を摂取することでも良くなります。

逆に、ケガをしたり体調が悪ければ、気エネルギーも悪い状態になります。体に悪い食べ物を多く摂れば体調が悪くなり、気分が悪くなります。

2.気エネルギー

気持ちの力です。物質と情報をつなぐ役割もあります。

気エネルギー→物質への変換

「病は気から」と言われるように、気の状態によって体調が変わります。

偽の薬を飲んでも、信じていれば本当に症状に効く「プラシーボ効果」というものもあります。

気エネルギー→情報への変換

雰囲気、覇気、殺気、邪気といった形で外部に気が発せられ、情報が伝わります。

3.情報

情報は、言葉などで伝えられたものや、五感(時には第六感)で感じ取ったものです。

情報→気エネルギーへの変換

嬉しいニュースが飛び込んでくれば、元気になりやる気が出ます。好きな映画や音楽に触れても気の状態は良くなります。

その逆に、悪い情報、たとえば愚痴や悪口ばかり聞かされれば気分も沈みます。

気の働き

体力・気力・精神力の元になる「気」

気エネルギーは、体力→気力→精神力という順に育っていきます。

体力を付けるためにも、意志(=気持ちの力)が大元になるからです。

体力

「元気」という言葉が当てはまります。

  1. 食べ物に気を付ける
  2. しっかり睡眠をとる
  3. 適度に運動をする

と身に付く力です。

上記の3つを心がければ、脳内物質も正常に分泌されます。コルチゾールなどのストレスホルモンが過剰に出ることもなくなり心の状態も安定します。

気力/気持ちの力

「やる気」という言葉で言い表せます。

「やる気」は、元気に行動した結果出てきます。やる気があるから行動できるのではなく、行動するからやる気が出ます。体力を気力に変換した結果です。

自分の気持ちを大切にする、人を思いやることで育んでいきます。

エンパスは気力が湧かない質なので(逆に言えば気力が湧けばエンパスではありません)「体力→気力」の仕組みを知ることで楽になります。

体力を付ければ気力を補えるので疲れにくくなります。

精神力

「根気」「覇気」がここに当てはまります。

行動してやる気を出し、やり遂げることで根気を育てます。

根気があれば何ごともあきらめません。叶うまであきらめないので高い目標が叶います。これは精神力によるものです。

確実な方法は、1つのことを極め抜くことです。

極めるまで集中し試行錯誤を繰り返せば狭い範囲ですがしっかり育ちます。何かの競技を極めれば、自分の状態はもちろん、ライバルの心まで見通す力が精神力です。

1つのことで精神力が身に付けば極め方のコツが分かります。別のことに取り組んだ時、効率的に極められます。

気の4つの分類と5つの作用

気の4つの分類

  1. 宗気(そうき):呼吸や発声
  2. 営気(えいき):血を作り共に巡る
  3. 衛気(えき):体表を保護
  4. 元気(げんき):生命活動の元

気の5つの作用

  1. 推動作用(すいどう):血や体液の流れを促進し体の発育を促す
  2. 温煦作用(おんく):体を温める
  3. 固摂作用(こせつ):血や体液などが外に漏れ出ないようにする
  4. 防御作用(ぼうぎょ):病気を治す免疫機能
  5. 気化作用(きか):新陳代謝を促す

良い気と悪い気

良い気とは「徳」のことで、悪い気は「カルマ」のことです。

  • 良いことをしたり、良い心がけで貯まる良いエネルギーを「徳」と呼びます
  • 悪いことをしたり、悪い心がけで溜まる悪いエネルギーを「カルマ」と呼びます

気を良いものにするるためには

  • 良い言動を心がける
  • 自分に対し正直になり無意識を味方につける
  • 自己犠牲を避けた上で、人も自分も大切にする
  • 自己研鑽(じこけんさん)する

これらのことを実行してみてください。

綺麗ごとでも立派なことでもなく、運を良くして目標を叶えるために効率的な方法です。(かなり運が良くなります。詳しくは下の記事を読んでください)

気エネルギーの強さ・大きさ

意志力(気を強く持つ)

強く決意をする、絶対にやってやると強く思うなど、強い意志力は気エネルギーの強さになります。

勘違いしやすいのは、周囲に威圧的に振舞うような、すぐ怒る・キレるなどの「気が強い」です。器量(度量)不足で気が短くなっているので「気を強く持つ」とは逆です。

器量(気を大きく持つ)

気を入れる器です。大きさと頑丈さを見ます。

器が大きければ気の量を多く持てます。気の量が多い=気が大きい、となります。

器が丈夫で穴が空いていなければ、気がこぼれ落ちることなく多くの量を保てます。(器に穴が空いていれば「サボってしまおう」「別にやらなくてもいいか」という諦めにつながります)

  • 器の大きさはどれだけ自分を理解し、無意識を認めているかで決まります
  • 器の頑丈さは、どれだけ自分を裏切らないかで決まります

陰の気と陽の気

陰の気は陰気で良くない、陽の気は陽気だから良い、というイメージを持たれがちですが、どちらが良い悪いというものではありません。

ずっと夜ならば困るように、昼だけで夜が来なくても困りますよね。それと同じように陰・陽の両方の気が必要です。

当たるも八卦、当たらぬも八卦で同じみの易経があります。

陰陽の組み合わせで出る卦は、易占いとしても使われます。一方で、時の変化の原理原則を表しているものとして、今後の流れを読むのにも使われます。

上の陰陽図は、乾為天(けんいてん)という、すべてが陽のものです。陽が3本で「天」を示すので、天が2つ重なった強力な卦です。

順風満帆な最強の卦に思えますが、時の経過と共に、登り詰めた後に滅んでいくことを意味します。また、順風満帆だと「徳」のエネルギーを消費する一方なので、やはりどこかに陰が入っているほうが良いようです。

まとめ

  • 気エネルギーは、物質や情報に変えられる
  • 物質や情報は、気エネルギーに変えられる
  • 良いエネルギーは「徳」、悪いエネルギーを「カルマ」と呼ぶ
  • 気エネルギーは、体力→気力→精神力の3つの順に成長していく
  • 意志力は気エネルギーの強さ(気を強く持つ)
  • 気を入れる器が大きく丈夫なら気を大きく持てる
  • 陰が悪く陽が良いというわけではなく、両方の気が必要

「気」について一番大切なのは「徳」です。

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