こんにちは。くまの(Kumano@Rpgmg)です。
自分を大切にせず人を優先すれば不幸になっていく経緯は以下の通りです。
- 人のために自己犠牲する
- 利他的な優しい人だと褒められる
- もっと褒められたくて自己犠牲をする
- 周囲に悪く思われるのが怖くて自己犠牲をやめられなくなる
- この人は自己犠牲をしても当然だ、いつものことだと感謝されなくなる
- この人は雑に扱ってもよいと判断される
- 嫌な目に遭わされるようになる
「自分を大切にする」のは、生きていく上での基本です。なので自己犠牲をして誰かに褒めてもらおうとするのではなく
- 自分で自分を褒める
- 自分の機嫌は自分でとる
- 自力で自分を満たす
- 幸せになる
自分を大切にすれば何かとお得です。徳も積めます。今回の記事ではお得なポイントを「効率的」という視点で書いていきます。
自分を大切にしなければいけない3つの理由
1.自分を最も大切に出来るのは自分
どんなにあなたを大切にしてくれる人がいても、24時間共に居て心地よくしてくれるわけではありません。
一番効率よくあなたを大切に出来るのはあなた自身です。一番の理解者は自分自身です。
自分を大切にするのが自分の役割、各々が自分を担当して大切にすればみんなが幸せになれます。
なので、自分を大切にするのは自分の仕事だと思って、人の助けを待たずに積極的に自分を大切にしてください。その方が早く幸せになれます。
スピリチュアルっぽい話になりますが、守護霊と呼ばれる個人を加護してくれる存在は、その人の無意識です。無意識の深い部分が独自の意志をもったかのように働きます。
2.生きていくのが楽になるから
本人が楽になるのはもちろん、周囲の人も楽になります。自分を本当の意味で大切に出来る人は、他の人も大切に出来ます。
そのような人が多ければ多いほどみんなが楽になります。
世の中が居心地の良い状態になるために最も効率の良い方法は、各自で自分を大切にすることです。
3.人に迷惑をかけないため
- 自分で自分の機嫌を取らないなら、人に自分の機嫌をとってもらわなければいけません。
- 自分で自分の心を満たさなければ、人に自分の心を満たしてもらわなければいけません。
「人を大切にするために自己犠牲している」と思って自分を粗末に扱う人もいます。
ですが、人を大切にする方法は自己犠牲ではありません。
自分を大切にしていない人は、大なり小なり「病んで」います。何かを抑圧し、我慢し、その反動のエネルギーが行き場を探してします。
自分を大切にしていなければ、心は不安定になります。歪(ひずみ)も生じています。
その歪は、意識、無意識にかかわらず、人を攻撃する原因になります。
はっきり八つ当たりする場合もあります。「自分ばっかり不幸だ」という気持ちが言葉の棘となって出ることもあります。妬みに形を変え、嫌味を言うかもしれません。
はっきり八つ当たりする場合もあります。「自分ばっかり不幸だ」という気持ちが言葉の棘となって出ることもあります。妬みに形を変え、嫌味を言うかもしれません。
他の人からすれば、意味もなく攻撃されているようなものです。
これは勝手に自分自身をイジメているのに、何故か周囲に対して攻撃をしているという意味不明な行為です。効率的でないどころか人に迷惑をかけている状態です。
自分を大切にする失敗パターンと成功パターン
失敗する考え方
人を大切にするために自己犠牲をしてきた。
なので、自分を大切にするためには人を犠牲にしなければいけない、という考え方があるようです。
自己犠牲をする人が「自分を大切にするように」と説得されれば「人を蹴落としてでも自分を大事にしろ」という意味だと思うようです。
自分は人が幸せになるために我慢してきたと思う人が、こういう考えになります。
自分の苦しみが、他の誰かの喜びに代わるという、身代わりのようなシステムをイメージしているのかもしれません。
これは、ゼロサム思考、二極思考と呼ばれるもので
幸せや喜びは限られていて、誰かが幸せになれば他の人は幸せになれないという、まるで椅子取りゲームのような考え方でもあります。
ゼロサム思考では
- 誰かの幸せのために自分が不幸にならなければいけない
- 誰かが得をすると、自分は損している
- 誰かが褒められれば、自分は怒られる
という発想をします。
自分を大切にするためには、他人をないがしろにして蹴落とさなければいけないという考えをもとに行動すると、大抵は失敗します。
成功する考え方
全ての人は大切な存在なので、自分も大切な存在だ。
自分が大切なのと同じく人も大切だと、皆が思っていればお互いを尊重できる良い場になります。
(自分だけがその考え方なら、上手く状況は動きません。場を動かす中心になる人がそう動いているか、場の半分くらいがそうである必要があります)
それでも、この考え方で自分を大切にしていくことをお勧めします。目立って動けという意味ではなく、信条として持っている基本ルールでもかまいません。
自分を大切にするのは、徳を積む行動です。
人のためになれば徳は貯まります。その「人」には「自分自身」も含まれます。
徳を積んでいけば、同じように徳を積んでいる人が居る場に行けるようになります。
(ただし年単位の時間が必要なこともあるので、並行して自分を守る対策をした方が良いこともあります)
自分を大切にするためにまずやることは?
まず体を大切にして、健康になることです。
- ゆっくり休む
- 体に良いものを食べる
- 趣味を楽しむ
などを心がけます。
ちょっと贅沢なことでも大切な自分のために行えば、自分は大切な価値のある人間なんだと思えます。
自分で自分のお世話を丁寧にする、という形で自分を大切にしていくようなイメージです。
これはインナーチャイルドの問題を抱えている人にも効果的な方法です。親に大切にされなかった分も、自分で自分を大切にして、内なる子供を成熟させていきます。
まとめ
- 自分を大切にする3つの理由
- 自分を大切にする担当者が自分だから
- 楽に生きられるから
- 人に迷惑をかけないため
- 自分が幸せになるために人を蹴落とすと考えると失敗する
- 自分と人を同じく大切に思えば徳が貯まる
- 自分で自分のお世話をするように、自分を大切にする