こんにちは。くまの(Kumano@deguneko)です。
恋は相手との相性のにより起こる反応の段階で心が伴っていません。そこから愛にまで発展するかで気持ちが長続きするかどうかが決まります。
中には両想い・片思い問わず恋に落ちるのが早く次々に気移りするような人もいます。自分が惚れっぽいことに悩んでいる方もいらっしゃいます。
今回の記事では、惚れやすい人の2つのタイプと、その対策について書いていきます。
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何故恋に落ちるのか?
生体反応を脳が恋と判断する
生体反応に対し、脳が判断した結果感情が生まれます。
具体的に書けば、血管が収縮して頭に血が登った時に「自分は今怒っているんだ」と判断すれば、怒りという感情になります。怖いと判断すれば恐怖という気持ちが生まれます。
ドキドキする、高揚感があるなどの生体反応があれば、脳が「恋」だと判断することもあります。もしかしたらドキドキを緊張と判断するかもしれません。
食パンをかじりながら「遅刻、遅刻」と走っていて曲がり角で異性とぶつかり、その相手とその後再開してドキドキしたとします。脳がそのドキドキを恋と判断すれば恋という感情に変わります。
びっくりしてドキドキしているんだと脳が判断すれば、驚きという感情になります。
何らかの生体反応に対し、脳が恋と判断すれば、恋愛感情が生まれます。
ホルモンが原因で恋に落ちる
脳が「これは恋だ」と判断したことで、恋愛関係のホルモンがどんどん放出されます。
ときめきホルモン、恋愛ホルモンと呼ばれるPEAと共に、脳内で快楽をひき起こすドーパミンとエンドルフィンが分泌されます。
PEAは恋愛初期に活性化します。その後、PEAの濃度が上がれば快感をもたらすドーパミン、うっとりとした気分になるエンドルフィンも活性化します。
完全な脳内麻薬です。快楽で頭がイカれているようなものです。
たとえ片思いでも恋をしている時は毎日が楽しいという人も多いのはこのためです。
PEAの分泌期間は3~4年くらいです。しかも3ヵ月あたりから減りはじめます。
恋愛を長続きさせるためには、PEAの分泌が弱まる前に愛を育み、愛情ホルモンのオキシトシンや幸せホルモンのセロトニンが分泌されるようにする必要があります。
恋について夢のないような書き方をしていますが、私個人はすべての恋は運命になりうると思っています。恋と思うようなドキドキが発生すること自体がシンクロニシティかもしれないからです。
(この内容について記事ができ次第リンクを貼ります)
惚れやすい人の2つのタイプ
タイプ1:脳内麻薬の快楽による
ONE PIECEのサンジがかわいい女性を見た時が当てはまります。(そしてサンジは作者の尾田栄一郎先生に「サンジは浮気をするタイプ」と言われているようです)
快楽主義の人が、恋愛ホルモン放出による快楽に抗えない感じですぐに恋に落ちるような状態です。
恋愛ホルモンが分泌されていれ、多幸感で満たされ何でも出来そうな気分にもなります。そんなふわふわと高揚している状態がたまらなく楽しく感じます。
ですが恋愛ホルモンは放出される期間が短い上、新たな対象が見つかったときはそっちの快楽の方が強いので、すぐ新しい相手に夢中になります。
恋多き女とか、浮気症な男とか言われるようなパターンです。
デメリットは、1つの恋愛が長続きしない、恋愛トラブルがおきやすい、信用をなくす、などです。
何故こうなるかですが、好みのタイプを見ると恋と判断するような脳内回路が出来上がっているからだと考えられます。
つまり、すぐ惚れることが癖になっている状態です。
タイプ2:胸の詰まりが疼き痛む
過去に多くの辛い思いやトラウマが解決していない場合、わだかまりとして心に残ります。わだかまりは胸の支えや詰まりとなり、強く刺激されると胸に痛みがはしります。
異性に何が親切にされたなどで胸の詰まりか刺激され痛みが走った時に、もしかして恋!?と脳が判断すれば、恋に落ちます。意外に思って驚いたと判断すれば、単にびっくりしただけになります。
恋に落ちるのは早いけれど、想いは強く深いものです。先のパターンのように次々と新たな恋に移るわけではありません。ただ、もっと自分の胸のつまりを刺激してくれる相手が現れれば気が移ることもあります。
それこそ相手のために全財産を差し出す、犯罪に手を染めることすら厭わないこともあるくらいです。
そのため、たちの悪い人に狙われることも少なくありません。痛みの走りやすい人を本能的に見抜く人がいて、親切にして自分に惚れさせ金品を貢がせるなど詐欺まがいなことをする人もいます。
このタイプのデメリットは、騙される、利用される危険が高いことです。
パターン1・2の両方を兼ね備えている場合もあります。
惚れやすいパターンでも恋に落ちない場合もある
上記の条件に当てはまっていても、恋愛よりも夢中になるものがあれば、次々と恋に落ちることはありません。
たとえはサッカーに夢中な人が「自分の恋人はサッカーです」と発言するのもそれです。通常恋愛に求めるものが他の趣味などで満たされるので恋にそこまで興味を持ちません。
価値観がマズローかケンリックかと違いでもあります。
- マズローの欲求ピラミッド=最終目標が自己実現
- ケンリックの欲求ピラミッド=最終目標が配偶者を獲得して子育てをする
マズローなら価値観が何かを極めることで、ケンリックなら価値観は恋愛・結婚になります。
このマズロータイプが恋に落ちたり恋愛をしないという意味ではなく、求めるものが違います。
自分の価値観に全力を注ぐ中で、お互いが恋愛によって癒されたり立ち向かう力になるのを理想とします。
惚れやすいことへの対策
心で考える
心には、感じる心(feeling)もあれば、考える心(mind)もあります。
まず自分か惚れやすいということを自覚していつものことだと落ち着くことです。
恋に落ちた理由を分析し、恋愛以外の感情にも置き換えて考えてます。
例えば、とても嬉しいことがあってもドキドキします。驚いたときも同様です。高揚感は皮者の気持ちからかもしれません。
考えてみて、やっぱり恋だと結論が出たとしても現在はただの生体反応なのだという状態を、心でじっくり考え理解することをお勧めします。
恋は「心」が伴わない段階です。
それが良い悪いではなく、現状を認識するのが大事です。
現状さえ正しく認識出来れば対策の半分以上出来ています。あとは無意識が調整したり解決のヒントを与えてくれるからです。
恋に落ちやすい人の問題は、心が伴わない段階なのにそれが全てと思い何か結論を出そうとすることではないでしょうか。
結論とは、告白するなどの行動に限りません。
例えば「あんな高値の花に恋をするなんて身の程知らずだ」と勝手に落ち込むなどの気持ちも含みます。
現在は単なる生体反応なのでそんなに深刻に捉える必要はないのに、そう結論を出せば心が傷つきます。
考えようによっては、静電気でびりっときて痛くてびっくりしているのと変わらない状態なので、もう少し軽く受け止めることをお勧めします。
恋を諦めろという意味ではなく、恋多き人の場合はまず心で考えるのをお勧めしています。
恋愛ホルモンを利用する
いくら生体反応と分かった所で、分泌された恋愛ホルモンによる高まる気持ちは抑えられません。
ならいっそのこと、そのホルモンの効果をしっかり利用すれば良いと思います。
恋愛ホルモンPEAなどが分泌されれば
- やる気が出る
- ダイエットが上手くいく
- 仕事が捗る
- 毎日が楽しく感じる
- アンチエイジング(若返り)
という効果があります。
こんなすごいものが放出されているのなら、利用すればなにかとお得です。
恋愛ホルモンを放出させるために恋愛シミュレーションゲームをするなど疑似恋愛をする人もいるくらいです。
心で考えて落ち着いた状態で、放出されたホルモンはしっかり利用するのが対策です。
まとめ
- 恋に落ちる時は
- ドキドキなどを脳が恋と判断する
- 恋愛ホルモンが放出され恋を患う
- 惚れやすい人の2つのタイプ
- 好みの人を見て興奮するサンジタイプ
- 過去のわだかまりで胸がうずくベビー5タイプ
- 価値観が恋愛にないので別のものにときめく(例:お金にときめくナミ)
- 惚れやすいことへの対策
- 心で考える
- 恋愛ホルモンの効果を利用する
余談ですが、私の価値観は好きな音楽を理解しなるべく多くその感覚に触れることなので「別のものにときめく」タイプです。