【鬼滅の刃】我妻善逸の兄弟子・獪岳 (かいがく)がクズな理由

発達心理学
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こんにちは。くまの(Kumano@Rpgmg)です。

我妻善逸の兄弟子・獪岳 (かいがく)は出番こそ少ないものの、いつも強烈なクズエピソードと共に登場します。

鬼滅の刃のキャラの中でも1番のクズキャラとさえ言われているくらいです。

今回の記事では、獪岳が何故クズなのかを発達心理学の視点で書いていきます。

我妻善逸の兄弟子・獪岳 (かいがく)とは?

獪岳 (かいがく)とは?

我妻善逸(あがづま・ぜんいつ)が「じいちゃん」と呼んでいる剣術の師匠桑島慈悟郎(くわじま じごろう)は、鬼殺隊最高位の剣士・鳴柱だった人物です。

柱を引退した後は、“育手”という役職を務め、弟子を育成しています。

善逸桑島慈悟郎の弟子になりましたが、獪岳はそれ以前から弟子として訓練していました。

獪岳は鬼殺隊に入隊したものの、上弦の壱である黒死牟(こくしぼう)に殺されるのを避けるために鬼となり、鬼殺隊の善逸と戦って敗れました。

クズエピソード

俺がカスならアンタはクズだ
壱ノ型しか使えない俺と壱ノ型だけ使えないアンタ
後継に恵まれなかった爺ちゃんが気の毒でならねぇよ

獪岳への酷評としてクズという言葉が定着したのはここからです。

クズエピソー2選

1.孤児だった所を悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)に拾われ他の子どもたちと共に寺で暮らしていた。なのに寺の金を盗んだあげく逃げ出した所鬼と遭遇し、自分が助かるために寺にいた悲鳴嶼行冥と他の子どもたちを鬼に喰わせることにし、寺へ手引きをした。

2.桑島慈悟郎の弟子になり鬼殺隊に入隊したものの、黒死牟に殺されることを避けるために自分も鬼になった。師匠の桑島慈悟郎はその責任をとるために切腹した。それについて「爺が苦しんで死んだなら清々するぜ 」と言っている。

その他にも、師匠に可愛がられる善逸に嫉妬して、「なぜお前はここにいるんだ!!なぜお前はここにしがみつく!!」と食べていた桃を投げつけるシーンがあります。

獪岳 (かいがく)がクズな理由

獪岳は元々クズではない

家が無かろうが泥水をすすろうが
金を盗んだことを罵られようが
生きてさえいれば
いつか勝てる勝ってみせる
そう信じて進んできたんだ

この回想からも分かるように、獪岳は必死に生きています。生きるためになりふり構わずです。

桑島慈悟郎の弟子だった時も非常に熱心に修行に励んでいました。善逸もその点においてとても尊敬をしているようです。桑島慈悟郎も認めており、善逸に「獪岳のようになれ」と言っていました。

クズといえば、堕落しズルして楽をするイメージがあります。

ですが獪岳は楽するどころか、全力で取り組んでいます。

その必死に取り組んでいる獪岳自身に対し

自分を評価するもの=善
自分を評価しないもの=悪

という歪んだ価値観が言動を狂わせています。

獪岳 (かいがく)がクズな理由と発達心理学

発達心理学を扱っているものの中で、トランスパーソナル心理学の軸になっている「インテグラル理論」というものがあります。

人は何かに取り組んでいる時に、限界を超えるために用意されたかのような試練・壁にぶち当たります。

インテグラル理論の発達段階の主だったものは以下の通りです。

レッド:自分の価値観が中心な子供っぽい人
アンバー:社会や組織に忠実で自分の意見を抑える人
オレンジ:目標に向かって生き生きと進み、みんなを引っ張る人
グリーン:全てのものを認め受け入れる人、システムの理解段階
ティール:高い俯瞰力を身に着け、初歩的なシステムが構築できる

世間一般的に凄いと言われ目指すのはオレンジの段階です。それより上のグリーン、ティールになると世間や時代が付いてこれないレベルになります。

獪岳は、価値観こそレッドです。自分を認めない奴は悪だ、というのは子どもっぽく自己中心的です。

ですが、行動はオレンジではないでしょうか。生き生きかどうかは分かりませんが、目標に対して無我夢中で取り組んでいます。

なので、オレンジより上の段階のグリーンやティールに成長するための試練が訪れたと考えられます。

その試練は「強い鬼との遭遇」です。

グリーンやティールの段階に進むための試練は特別にキツイもので

  • 自分の価値観をくつがえすほどの衝撃体験
  • 全てを失うような出来事
  • 生死の保障もない危機的な状況

といったものに出会います。

全ての人が壁を乗り越えられるわけではなく、以下の3通りに分かれます。

  1. 気が狂う、精神崩壊する
  2. 悪の方向に進む、人生から逃げる(クズ化)
  3. 乗り越えた末、俯瞰(ふかん)力や特別な能力を身に着ける

1.気が狂う、精神崩壊するなら、鬼を見た瞬間正気を失い、ただ慌てふためきます。

2.悪の方向に進む、人生から逃げる(クズ化)

これが獪岳が選んだものです。自分が助かるために他のものを犠牲にします。

3.乗り越えた末、俯瞰(ふかん)力や特別な能力を身に着ける

これは強い鬼に会う度に必死に戦い強くなってきた主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)等が選んできた道です。

獪岳は必死に生きて来た子供時代に試練に出会います。そしてクズの道を選んだ結果のクズエピソード1.自分の代わりに寺の人間を鬼に喰わせる、です。

クズの道を選んだ後、修行に励んだために再び試練に出会います。そしてクズの道を選んだ結果のクズエピソード2.鬼殺隊員なのに鬼になる、です。

結論

獪岳 (かいがく)にクズエピソードが多いのは、

頑張った結果、成長するための試練に出会ったのに、その度にクズの道を選択するから

です。

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