心が変われば、態度が変わる。 態度が変われば、行動が変わる。 行動が変われば、習慣が変わる。 習慣が変われば、人格が変わる。 人格が変われば、運命が変わる。 運命が変われば、人生が変わる。
このような教えがヒンズー教にあります。
この教えについて、チャクラの発達段階で考えてみました。
チャクラの発達段階とは?
チャクラについてよくある考え方として、何か刺激を加えて開き、それによって何か良いことが起こるというものです。
チャクラは日常を過ごし成熟していくことで使えるようになり、開いていくものです。健康に気を付けるのが基本なので、まずそれを心がけます。
- 第1チャクラ:生まれた時点ですでに活性化している
- 第2チャクラ:健康な生活、体を大切にする。物質的な節制
- 第3チャクラ:正しい生活習慣と、強い感情にのまれない理性
- 第4チャクラ:自分や他人をいたわり、助け合う。思いやりと愛を育てる
- 第5チャクラ:自分自身を客観的に理解して、この世に生まれた役割を実行する
- 第6チャクラ:俯瞰(ふかん)能力と深い思考。みんなの幸せを実現させる
- 第7チャクラ:慈悲の心と高い精神性を持ち、人の模範になる
この段階をクリアして、発達段階を上げていきます。
発達段階を上げるのは、そうなりたいという気持ちです。気持ちがあるから目指すという在るべき状態です。
ヒンズー教の教えー人生を変える方法
心が変われば、態度が変わる
態度が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人格が変わる
人格が変われば、運命が変わる
運命が変われば、人生が変わる
このような段階を踏んで、人生を変えていくという教えです。
これをチャクラの発達段階に当てはめます。
心が変われば、態度が変わる =第2チャクラ→第2チャクラ
態度が変われば、行動が変わる=第2チャクラ→第2チャクラ
行動が変われば、習慣が変わる=第2チャクラ→第3チャクラ
習慣が変われば、人格が変わる=第3チャクラ→第4チャクラ
人格が変われば、運命が変わる=第4チャクラ→第4チャクラ
運命が変われば、人生が変わる=第4チャクラ→第5チャクラ
これについて以下書いていきます。
人生を変える発達段階とは?
心→態度
心は気持ちや感情です。
態度は、気持ちや感情が出たものです。
やりたくないことを嫌々やっていると「その態度は何だ?」と言われるのが例です。
良い気持ちを持つと、良い態度になります。
この心は最初に湧きあがるもので、第2チャクラです。
態度も第2チャクラの段階です。
ここで書く「良い」は、自分にとって良いかどうかです。
態度→行動
態度は、思ったことがそのまま出たものです。
行動は、思ったことに対し、何か考えて行います。
態度→気持ちそのまま
行動→気持ちに対し何か考えたもの
ということで、一歩進んでいます。
気持ちが良い状態でなくても、行動はある程度は制御やが調整できます。それでも、行動を決める要因は態度です。
嫌な気持ちや態度を積み重ねているのに良い行動を取るのは不自然です。
態度が悪いまま行動してもいい結果には繋がりません。意識と無意識の不一致だからです。そして、何より疲れます。
良い態度は、良い行動につながります。
態度は第2チャクラ
行動も第2チャクラです。行動力は第2チャクラから湧きます。
行動→習慣
行動の繰り返しパターンが習慣です。
なので、良い行動が良い習慣になっていきます。
行動は第2チャクラ
習慣は第3チャクラです。規則正しい生活が第3チャクラを使う課題にもなります。
(人によって何を課題にするかは違います)
習慣→人格
気質を元に性格が作られ、性格の要素をすべて合わせたものが人格です。
習慣という、行動パターンを集めたものも、人格を形成する大きな要素です。
良い習慣を多く持てば、良い人格が形成されます。
習慣は第3チャクラ
人格は第4チャクラになります。
人格→運命
天命や宿命、使命と違い、運命は自分でつくり、変えられます。
人格によって人との縁や、勉強への取り組みも変わります。
この繰り返しは、運命に大きく影響します。
良い人格が、良い運命を切り開きます。
人格は第4チャクラ
運命も第4チャクラです。
運命→人生
運命を切り開き、乗り越えていくことを人生と呼ぶのかもしれません。
良い運命に変えれば、人生も良いものになります。
運命は第4チャクラ
人生は第5チャクラです。
第5チャクラは「自分自身を客観的に理解して、この世に生まれた役割を実行する」のが課題なので人生にあたります。
【※重要】「心」の解釈について
「心が変われば、態度が変わる」からはじまる教えですが、心と言えば、ハートチャクラと呼ばれる第4チャクラが思い浮かびます。
チャクラの発達段階の順序は、(第1→)2→3→4→5チャクラ です。
なので、第4チャクラが最初なのは違うよね。ではその次の「態度が変われば、行動が変わる」が発達理論的に正しくて、心が変わるのは後半じゃないかな?と、そう解釈しそうになりました。
ですが良く考えてみれば、
心(気持ち)がないのに態度が変わり行動が変わるって何!?
何かに操られて自動で動いているの!?
何の操り人形!? と、怖すぎて自分で笑ってしまいました。
これでは、胴体より上がなくなっても動く呪われた人体です。畳の上では死ねません。
ここで言う「心」は、気持ちや意志であり、腹で決めるもの、行動原理的なものだと解釈しています。
なのでこの言葉通り、心から始まるのが、発達理論にも合っています。
何よりも、まず心ありきなのが自然な状態です。
まとめ
- ヒンズー教の教えー人生を変える方法
- 良い気持ちを持つと、良い態度になる
- 良い態度は、良い行動につながる
- 良い行動が良い習慣になっていく
- 良い習慣を多く持てば、良い人格が形成される
- 良い人格が、良い運命を切り開く
- 良い運命に変えれば、人生も良いものになる
- 発達段階を進めていくのは、まず気持ちがあるから