職場の人間関係・ストレスの改善とカルマの法則

見えない世界の法則
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徳やカルマによって起こる現象が分析出来れば、自分を取り巻く状況の傾向や、どうすれば良いのかがざっくりと見えてきます。

今回の記事では、その1つの例として、職場の環境について書きます。

カルマの法則とは?

徳とカルマの法則の事です。

徳とカルマ

:良いエネルギー。良いことをすると貯まります。良いことが起これば消費されます。エネルギーは同質のものを呼ぶので徳が貯まれば心も良い状態になります。

カルマ:悪いエネルギーのことです。悪いことをすると溜まります。悪い事ことが起これば消費されます。

徳とカルマの法則

徳の法則

良いことをすれば良い出来ごとが起こりやすいのは、貯まった徳を消費するからです。多少消費しても、また徳を貯めれば良いので問題はありません。

良いこととは、実際に人の役に立つようなことです。いらぬお節介、世話をし過ぎて依存させる、相手のやるべきことを肩代わりし自立を阻むなどは、良いことにはなりません。

カルマの法則

悪いことをする、人を傷つけるなどで溜まります。傷つけるとは、心も体も両方です。

そしてその「人」には自分も含まれます。

嫌なことがあって暴飲暴食すれば、体を傷つけます。自分が我慢をして人を優先させれば心を傷つけます。なので自己犠牲をすればカルマが溜まります。

嫌なことが起きて我慢すればカルマは消費されます。お金を落とす、転んで怪我をする、嫌な事を言われるのもカルマの消費に繋がる場合が多いです。

自己犠牲はカルマの消費では?と思われるかもしれません。
ですが自己犠牲による親切は自己中心的なものなので、実は相手にとっての貢献になりません。

徳と環境の関係

賃貸住宅の例

駅からの距離や間取り、築年数などがほぼ同じマンションがあります。

ですが1つは相場より少し家賃が高く、もう1つはかなり安めの賃料です。

この場合、家賃が高い方のマンションが、スーパーや公園などの住環境がよく、騒音も少なく治安が良いことが多いようです。

似たようなマンションでも、家賃が高い方が住みやすいというわけです。

これは、お金という徳を多く支払った結果です。お金を多く払える、多くの徳を払える状況の人が良い場所に集まる結果でもあります。

偏差値の高さと学校

高校でも大学でも、偏差値が高い学校の方が勉強に取り組みやすい環境に恵まれます。

これは、一生懸命勉強をしたという徳を貯めた結果です。

偏差値が低い学校なら、授業中にざわついて勉強に集中しにくくなります。

ノートやレポートを貸さなければいけなかったり、便利屋として使われることもあります。

何故徳と環境に関係があるのか?

徳もカルマもエネルギーです。

そしてエネルギーは同質のものを呼び寄せます。

徳が低ければ、同じように低い人を呼び、そのような「場」ができます。徳の低い場は、どんどん同質の人を呼びます。

徳が高ければ、徳の高い人が集まり、そのような「場」ができます。さらに徳の高い人が集まります。

下にくわしく書きますが、これを職場に当てはめます。

徳の低い人は、自分が楽をし得することを考えていて、仕事も嫌々やります。

徳の高い人は、みんなで上手くやっていける方法を考え、仕事熱心です。

業績も良く、仕事環境が整った徳の高い職場は、同質の人を採用します。徳の低い人はそういう場には居続けられず、徳の低い職場で働くことになります。

なので、職場の人間関係やストレスを改善する方法として有効なのは、徳を貯めることです。

その上で、徳の高い職場(部署)に移動することです。

徳が高いまま低い場に居れば、いいように使われてしまう場合が多いようです。

徳の高い職場と低い職場の違い

仕事が出来る・出来ないは、やる気や努力に関係があります。適正は、自分にあう仕事を探したかどうかという努力も関係します。

そのように、仕事が出来る「徳が高い」従業員に対して、徳が低い職場と高い職場ではこのような対応の違いがあります。

労働条件

徳が低い職場

まず賃金が低いです。手当が不十分、残業代が出ない、ボールペン等の備品が自腹だったりと、働く側に負担を強います。

徳が高い職場

適正な賃金が支払われます。

その他にも、福利厚生がしっかりしている、季節のイベントごとに何か贈り物がもらえる、予防接種を無料で実施するなどの、細やかな気遣いをしてくれます。

最近ならば、マスクを無料で提供している職場もあります。

仕事の負担

徳が低い職場

仕事が出来る人にばかり負担をかけます。

仕事量を増やされ、出来ない人のフォローをさせられ、責任ばかりを背負わされます。

そうなると、仕事が出来て行動力のある人は、転職をして去っていきます。

そして残った仕事が出来る人で負担を背負います。その人たちも、心身共に不調をきたし辞めていきます。

そうして仕事が出来ない・やる気のない人ばかりが残り、仕事効率が落ちていきます。

結果、その職場は業績が悪くなり、賃金を支払う余裕もなくなります。

徳が高い職場

仕事が出来ない・やる気がない人を雇いません。

なので仕事が出来てやる気のある人が中心の職場になります。従業員の過剰な負担がないにもかかわらず、仕事の質・量ともに良い状態なので業績も上がります。

それを適度に賃金や福利厚生へ回してくれるので、働く側もますますやる気になります。

人間関係

徳が低い職場

嫌な環境で働いているので、愚痴が多くなります。ストレスが溜まっているので、人の悪口を言う、足をひっぱる、仕事を押し付け合うような雰囲気の悪い場になります。

ギスギスした人間関係になりやすく、それに耐えられなくて辞める人もでてきます。

徳が高い職場

仕事にも前向きならば、趣味を楽しんでいるような人もいます。徳が循環しているので、困った時は助け合い、いい所は素直に褒め合います。

楽しくて、活気がある場になります。

退職する時

徳が低い職場

罪悪感に訴えて引き留めようとします。

「今辞められたら困る」「今の状況を分かっているのか?」「ちゃんと責任を取れ」などです。転職先を調べて電話をし、妨害するような職場もあります。

辞める事情は配慮してくれません。職場環境が原因だった場合でも、一時的に配慮するか、口先だけで、すぐに元に戻ります。

徳が高い職場

辞める原因を聞き、仕事に関係する事ならば、可能な範囲での譲歩をしてくれます。

職場と従業員の関係は契約で成り立っているだけであり、その中でどれだけ大切に扱えるかを知っているからです。なので情で縛ることはしません。

徳が高い職場に行くには?

徳を貯めカルマを消費し、徳が高い状態になれば、徳の高い職場と縁が繋がりやすくなります。

徳が低い職場で頑張って働き続ければ、カルマが消費されます。徳も貯まります。

そんな中で、

「もっと働きやすい場所に行きたい」
「もっと有意義な人生にしたい」

と願い、転職活動をしていると、良い職場に出会う機会が訪れます。実際にこのような話はよく聞きます。

年単位での努力が必要な場合もあります。

ですが、徳を貯めるのは良いことしかないので、何かと並行しつつ癖付けていくことをお勧めします。

徳を貯める方法

最初は意識して良いことをしていきます。そうすれば徳が貯まり、気分も良くなるのでさらに良いことをしたくなります。

職場の例で言えば、雑用や面倒な仕事で、自分の負担にならない程度のことを進んでやるなどです。

大事なことなので、二度言います。

進んで行うのは、自分の負担にならない程度で、です。負担になるなら、自己犠牲なのでストレスが溜まります。それはカルマを溜めることにつながります。

みんなが使う備品が足りなくなったら、取りに行くとか、そんなレベルです。ちょっと面倒だけれど、長くても10分程度のことです。

修正テープとか、ボールペンの替え芯が少なくなってきたとか、それを発見した時は、徳を貯めるチャンス! と、心の中でガッツポーズするようなイメージです。

それを繰り返していくと気分が良くなります。自分が良い行いをすれば、精神が安定し幸福につながるという研究結果もあります。

そしてお礼を言われる、仕事に対しポジティブな人から声をかけられるようになるなど、少しづつ変化が出てきます。

ここまでで半年~1年くらいかかる場合もあります。

ですが、良い行いをした結果良いことが起きた、と実感できるようになれば、徳の効果もどんどん出てきます。そうなれば、良いことをするのがやめられなくなり、さらに貯まっていきます。

まとめ

嫌なことばかり押し付けられたり、負担を強いられることについて、自分に原因があるのかと悩んでしまう場合があります。

人のせいではなく自分の改善点を考えるような人は「徳が高い」傾向にあります。なので一度、徳の基準が周囲の人と違うという観点で現象を見てみてください。

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