【過食対策:序章1】「食欲に負けて食べる」は間違い 

過食対策
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これからしばらく過食や食欲についての記事を書きます。

今回は過食対策記事の「序章」です。

  • 食べ過ぎへの考え方の、根本からの間違いについて
  • 当ブログで扱う過食の定義、留意事項
  • これからどのような記事を書いていくのか
  • 私自身の過食との関りとどう克服したかについて

について書いていきます。

「食欲に負けて食べる」が間違いな理由

  • 体に悪いと知っていても食べてしまった
  • 減量しなければいけないのに食べ過ぎてしまった

といった時に「食欲には勝てなくて…」「食欲に負けてしまって…」と思うことがあります。

ですが、こう思っている限り食欲を抑えられない苦しみから離れられません。

食欲は、生命を維持するために設定された本能です。なので抗えません、勝てません。

食欲という本能と勝負している限り、「食べ過ぎている時期」か「ダイエットしている時期」かに分かれます。

食欲に負けている時期が「食べすぎ」で食欲と戦っている時期が「ダイエット」です。

中には、太ってはいけないという罪悪感で食欲を殺す人もいます。

そうして食欲に勝てばどうなるか?ですが、

食欲に勝つ=食べない ので 死んでしまいます。

食欲に負けて食べる が間違いなのは、食欲が敵という考え方がおかしいからです。

食欲は味方につけましょう、食欲とは仲良くしましょう。

生きていく上で必要な食欲が害になるのはなぜ?

健康を害する、異常なほど湧いて止まらない、太る、といった食欲が害になる理由は本能が本能として正しい役目を果たしていないからです。

本能を何らかによって操作されているのが理由です。よくあるのが、美味しすぎて食べ過ぎるジャンクフードです。脳に快楽を与え食べ物中毒に仕立てられます。

なので「敵」とみなして戦うのではなく本能を正常に戻して、味方にするのが過食対策です。

過食、肥満は簡単に言えばホルモンや脳内ホルモンが正常でないために起こっています。

正常に戻す経緯での我慢は必要ですが(ホメオスタシスを無視すれば我慢は年単位になります)戦い続け一生我慢をするのが過食対策ではありません。

自制心を持ち、本能操作にひっかからないようにすれば、食欲は生きる力になってくれます。

ジャンクフード中毒とタバコの中毒は似ています。やめたくてもなかなかやめられません。

タバコから離れる期間は努力がいるけれど、成功すれば他の人が吸っていても平気です。(私は7年ほど前に禁煙に成功しています)

ですが、1日3本だけ吸うことにすれば、吸いたい気持ちと戦い続けます。時には負けて1日1箱吸ってしまうかもしれません。他の日は苦しみながら吸いたい気持ちと葛藤し続けます、毎日タバコとの戦いです。

禁煙すれば、我慢の期間がありますが、成功すればもう戦うことはありません。

たばこやドラッグ、アルコールは完全に抜けばなんとかなるけれど、食事は完全に抜くわけではないので違うと思われるかもしれません。

ですが、ドラッグ症状を引き起こす食べ物があります。その食べ物で本能が操作されます。ホルモンのバランスが崩れ本能が狂います。なのでそこから離れるための情報と近づかない自制心が必要です。

ジャンクフード、超加工食品と言われるものから離れられば、食欲と戦う必要がなくなります。

依存を起こす食べ物から離れることが、基本的な過食対策です。

どれくらい食生活を改善するのか

  • 1.出来る範囲で(少しずつ難易度を上げるのもお勧め)
  • 2.必要な範囲で
  • 3.自分に合った方法で

改善してください。

完璧を目指すのではなく、必要な分と可能な範囲を考えながら改善するのがお勧めです。人によって体質が違うので、いくつか試してみて合っているものを実践してください。

たとえばファスティングでも、16時間が向く人や、1日一食が良い人、3食食べた方が良い人がいます。

同じ1日一食でも、夜が良い人も居れば朝の方が向いている人もいます。

当ブログで扱う「過食の定義」と「留意事項」

当ブログで扱う過食は「食べ過ぎによる悩み」であり健康被害や肥満を悩みのメインにしています。

病名で言えば「過食性障害」です。

  • いつも食べ物のことを考えている
  • 衝動的に食べてしまう
  • 食べることに時間や体力を費やし生活に支障が出ている
  • 精神的・肉体的に苦しみをともなう
  • 目の前に食べ物があると我慢できず食べつくすまで止められない
  • 食べたくなれば買い出しに行ってでもたくさん食べる
  • 食べた後に自分を責めたり、無気力になったりする
  • 食べるものにかけるお金で経済的に困っている
  • 食べる量が異常だと悩んでいる

食べた後に吐く、チューイング行為などの肥満ではない過食を想定して書いていません。

食欲を減らす方法が中心になりますので、拒食症を併発している人には不向きな記事かもしれません。

「摂食障害」「過食症」と診断を受けるような深刻な過食は、専門の治療を受けることを強くお勧めします。

以上をご留意いただき、健康な食生活を目指す記事だとご理解ください。

予定している記事

いくつか変更があると思いますが、現在構成している記事です。

  1. 過食対策:序章2ー自分の過食の原因は心か体か?
  2. 参考文献
  3. エンパスと過食(エンパスは怒りを上手く使えない)
  4. ストレス食いとは?
  5. 甘いものがやめられない
  6. 炭水化物を食べ過ぎる
  7. 誘惑に勝てない「食べ物依存」
  8. ドカ食いで太らないための食べ物ガイド
  9. 自制心がなく食べ過ぎる
  10. 食べてもすぐお腹が空くのを防ぐ方法
  11. ホルモン異常による食欲
  12. ダイエットに運動が必要な理由
  13. 空腹が嫌で食べる
  14. ファスティングによる食欲異常のリセット
  15. 栄養不足による食欲異常
  16. ダイエット後の過食とリバウンド
  17. 痩せたいのに食べてしまう原因
  18. セットポイント理論-脳の設定体重を変える

これが、健康と過食対策の記事です。これが終われば心の問題としての過食対策について書いていく予定です。

私自身の過食との関りとどう克服したか

学生時代~社会人の数年間、かなりの過食をしていました。

きっかけや原因は色々ありますが、簡単に書けば「怒りを処理出来なかった」からです。

と書けば深刻ではないようですが、子ども~学生時代は酷い家庭環境で虐待を受け絶望して暮らしていたので、私なりに相当苦しんでいました。

ですが、実家から離れて数年後、意外にあっさりと過食から離れられました。

スーパー銭湯と(塩)サウナにハマッたのがきっかけです。サウナ→水風呂の後のすっきりさっぱりしている状態が心地良いことに気がつきました。その心地よさに幸せを感じました。

過食はさっぱり感とは真逆なので、サウナ後の気分の良さを継続したいために過食は治まりました。

(これについては「空腹が嫌で食べる」の記事で詳しく書いていきます)

ですが、長い間治まっていた過食が再発したことがありました。

このブログに時々書いていますが、以前、2~3年ほどチャクラを操作する場にいました。その副作用として過食衝動が復活しました。

(チャクラを開けた人がみんな過食をするわけではなく、私にこういう反応が出たたけです)

食欲の異常や体脂肪が多い根本原因は、内分泌の異常という病気です。チャクラを本来と違う形で操作するのは内分泌に強く影響が出るので、当然のことかもしれません。

正しく第2・第3チャクラが使えるなら、過食や肥満は絶対にありません。なので(私を含め)肥満率が高いあの場はおかしいと今なら気が付けますが、その当時チャクラの名前を知ったばかりの無知な状態でした。

その場を離れはじめたあたりから、過食はマシになっていきスルスルと体重も落ちました。今から2年前くらいです。

過食の再発はかなり苦しい体験でした。ですが、転んでもただでは起きない性格の私は、せっかくの機会?だからと過食や食欲に関して徹底的に見直すことにしました。

そして、もう過食に関しては大丈夫と自信を持って言えるようになり、まとめて記事を書くことにしました。

上にも書いたように、 食欲の異常や体脂肪が多いのは、内分泌の異常という病気が原因です。

なので体調を良くすることで過食を克服しました。

体調を良くするだけで過食が治るのかと思われるかもしれませんが、そもそも過食をするのは体調が悪いからなのです。体調が良ければ過食はありません。

この考えは、元々はインテグラル理論というトランスパーソナル心理学からの「インテグラル・ライフ・プラクティス」からスタートしています。

ボディー(体)、マインド(心)、スピリット(精神)シャドー(影)の4つの領域に万遍なく取り組むことでしか成長はないという実践課題です。

とりあえず私に不足しているのは ボディー (体力や脳機能)への取り組みと思い、まず情報収集にとりかかりました。

そして、「パレオダイエット」「最高の体調」の著者である鈴木祐(すずきゆう)さんの本に最初に出会いました。その後科学的な健康に関するいろんな本を読み漁り、自分に合ったものを見つけていきました。

まとめ

科学的な健康の実践は、最初は自分の感性を高めるために始めました。

それだけではなく、集中力と行動力もかなり身に付きました。昔の私なら本を1冊読むのに1週間かかりましたが、最近では簡単なものなら1時間、普通なら1日で読み終わります。

脳機能も含め、体が資本というのを良い意味で実感しています。

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