気にし過ぎは病気?不安やイライラを治す5つの方法

心の話
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気にし過ぎるという悩みがあります。

これは気にし過ぎることを気にしている状態です。ドツボですね。

今回の記事では、気にし過ぎる原因や、気にし過ぎない方法について書いていきます。

気にし過ぎは悪いこととは限らない

気にし過ぎることそのものが問題になるとは限りません。

接客業でお客さんの様子を細かく気にすれば丁寧な対応ができます。何か作品を創る人が、徹底的に仕上がりを気にすればこだわり抜いたものが出来上がります。

ネガティブ思考と同じで、危機管理能力につながり、失敗した時の対策も事前に考えられます。

問題になる場合があります。

気にし過ぎが原因で、解決への行動ができないことです。

気にすることは、本来なら解決へのきっかけになるものです。ですが気にし過ぎることで不安が膨らみ何も出来なくなる場合があります。

そのようなパターンは、心が苦しいままなので良くありません。

気にし過ぎる原因は?

気にし過ぎる原因は単純です。

気にしている問題やが解決していないからです。問題がなければ気になりません。

気にし過ぎには2種類あります。

  1. 自分の外部に原因があるもの:実際に気になることがある
  2. 自分の内部に問題があるもの:人が気にしないようなことでも気になる性格

外部のもの内部のものに関係なく「気にし過ぎる」という問題として取り組む必要があります。

これが解決していないから、気にし過ぎが治らないということです。同時に気にし過ぎることが問題解決につながるという思い込みにより、気にし過ぎが解決しません。

心理学的ホメオスタシスと気にし過ぎの例

心理学的ホメオスタシスという、変化を嫌う心理的な働きがあります。

変化をすれば危険な状況になる可能性があるので、心の中で不安を大きくさせて行動する気をなくさせるようなしくみを持ちます。

心理学的ホメオスタシスによる気にし過ぎが、どのように行動の邪魔をするのか実際にある例を書いてみます。

同じことをグルグル考えてしまう

気にしてもどうしようもないことなのに、そればかりが気になりずっと同じことを考え続けます。

職場がどうしても合わないので、転職を考えたとします。

転職先も合わないのではないかと不安になり、そもそも新しい職場が見つかるか心配になります。そして退職するのは逃げなのではないかと自責したり、こんな自分を雇ってくれる職場はここしかないかもと、自己卑下しはじめます。

そうして、転職についての不安をグルグル考え続けます。

気にすることが問題の解決と思い込む

気にしてあれこれ想定すれば、問題は発生しないという思い込みがあります。

たしかに解決につながることはあります。ですがそれは実際に対策をした時だけです。

心配を理由に動かない、実際の対策をしないのは、気になることを、動かなくても良い理由にするためです。

これが心理学的ホメオスタシスの働きなので、安心します。

マニュアルコレクター

たとえばブログ運営を始めようと思ったとします。

  • 無料ブログで始めようか、ワードプレスにするかなどを調べます
  • 読みやすい文章の書き方を調べます
  • ブログのアクセスアップの方法を調べます
  • レイアウトやデザインについて調べます
  • ブログタイトルはどのようなものが良いのかも調べます
  • 何日ごとに更新するべきか、何文字書かなければいけないのかも調べます
  • 参考のために他の人のブログを読み続けます

そうして、いつまでたっても自分のブログを書きません。情報不足により変なブログを書いてしまうのでは?と気になるからです。

たしかに、ある程度調べて良いものにするということも必要です。ですがブログなんて、実際に書いていかなければ分からないことが多いものです。

実は、まだ完璧でないから始められないという言い訳に「気にし過ぎ」を使っています。

知らないものに対し不安を感じる

知らないものについては、どのようなものかは分かりません。想像するだけです。

なのに、最悪の想像ばかりしてしまう、不安が暴走して大きな問題に思えてくるようになります。

そして実際よりも大きな不安に感じていきます。実際に問題が発生したときより気にしている時のほうが苦しい時がありますが、これがそのパターンです。

気にし過ぎることへの5つの対策

1.体を動かす

同じことをグルグル考えるのは、頭に気が上っているからです。

体を動かし血を巡らせることで頭に気が上った状態から抜けられます。

お勧めは、日光を浴びつつの散歩です。曇りの日でもかまいません。日光を浴びることで、沈んだ気持ちを回復させる効果があります。

2.健康に気を付ける

美味しいものを食べてゆっくり眠れば、死にたいという気持ちさえなくなると言われています。

  1. 体に良い美味しいものを食べる
  2. 良く眠る
  3. 適度な運動

の3つで、体の調子が良くなります。

からだの調子が良くなれば、脳内物質が正常化するので心が楽になります。

同時に度量も大きくなり、気にし過ぎも防ぐことができます。

3.心のしくみを知る

なぜ気になるのか、何故不安に思うのか、気にしてしまう心のしくみを知ることです。

同じことが頭をグルグルまわっても、心理学的ホメオスタシスのせいだなと思えば冷静になれます。

そうすることで、不安を冷静に見つめ、対策をし、呑まれなくなります。

4.気を強く持つ

外部のことが気になる時に、特に有効です。

気が強い人が、弱い人に影響を与え、場を動かします。なので気が弱ければ影響を与えられ振り回されます。

気を強く持てば、その影響を避けられます。

5.瞑想をする

気になる、不安になるという感情を瞑想でリセットします。

瞑想で心を落ち着けるた後に問題を考え直せば、今までとは違う答えが浮かびます。

まとめ

  • 気にし過ぎることそのものが問題ではなく、不安で行動出来ないのが問題
  • 気にし過ぎの原因は、問題が解決出来ていないから
  • 心理学的ホメオスタシスにより、行動を起こさせないよう不安が大きくなる
    • 同ことをグルグル考える
    • 気にすることで問題が解決すると思う
    • マニュアルコレクターになる
    • 知らないものが怖い
  • 気にし過ぎへの対策
    • 体を動かす
    • 健康に気を付ける
    • 心のしくみを知る
    • 気を強く持つ
    • 瞑想をする

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