デグーちゃんはハンモック好きな子が多いですよね。家では冬限定でケージに設置しています。何故冬なのかというと、ケージの上の方に取り付けた暖房の近くで眠れるようにするためです。
家の初代のデグーが、ハンモックで事故を起こしたことがあります。しっぽの先が金具に引っかかって取れなくなりました。私がすぐ傍にいたので、あわてて手の中に抱き込んで引っかかりを外すし、なんとか怪我をせずにすみました。
あの事故が、初代の子だけの時だったらどうなっていたのかと思うとぞっとします。
今回の記事は、デグーちゃんに喜んでもらうために設置したハンモックによってデグーちゃんが怪我をしてつらい目に会わないために気を付けたいことを書いていきます。
私は実際に事故を見てしまっているので、ハンモックの設置については慎重になっています。そのことを考慮してもらった上で、この記事を読んでくださいね。
デグーのハンモック選びで気を付けたい3つのこと
1.布の材質
市販の小動物用のハンモックなら大丈夫だと思います。ハンモックを手作りする場合は、布の材質選びには気をつけてください。タオル等の爪が引っかかってしまうものはやめましょう。
髪をとかすクシで布をとくようにすべらせてみて、引っかかるならやめた方が良いです。
デグーちゃんはがむしゃらに引っかかりから逃れようとするので、思わぬ大怪我になります。
2.使用して布が破れてきていないか
デグーちゃんは、げっ歯類なのでハンモックもかじります。ハンモックの布に穴が空いてしまった時は取り替えてください。穴に足がはまってしまい、抜けなくなる恐れがあります。
穴が空くまではいかなくても、布がボロボロになってくれば爪が引っかかって取れなくなることもあります。その場合も新しいものと交換してください。
3.使用されている金属パーツで尻尾が引っかからないか
初代の子は、金属パーツに尻尾の先の毛をはさみこまれる形で引っかかりました。この時使用していたハンモックは私の手作りだったので、市販のハンモックの金具なら大丈夫なのかもしれません。でも、デグーちゃんの尻尾の形状を考慮して作られているかどうかも解りません。
安全にハンモックを使用する方法
市販の小動物用のハンモックは、1500円くらいしますよね。私が最初に買ったハンモックもそれくらいの値段でした。
デグーちゃんはすぐにハンモックをボロボロにしてしまうので、その度に取り替えるのは金銭的に負担がかかります。高くてもったいないからという気持ちがはたらいてしまって、ついつい危ない状態なのに使い続けてしまうかもしれません。
でも、自分で作ってしまえば、かなり安くなります。布の材質も選べる上に金属パーツなしで作れます。
だから、私のおススメは安全な手作りハンモックを使用して、こまめに取り替えるという方法です。
デグー用ハンモックの作り方【安全重視】
デグー用ポケット付きハンモックの材料
ハンモック本体の布
100均の端切れ、50cm×55cmでした。
ハンモックを吊るす紐
100均のクロステープです。半分使います。
ミシンや裁縫道具
私が使っているのは手回しミシンで、直線縫い以外には何も出来ません。なので私がアップする縫い物はすべて手縫いで出来ます。
手回しミシンを使っているのは、縫う時のカタカタという音が好きだからです。
デグー用ポケット付きハンモックの作り方
布を中が表になるようにして半分に折ります。裏側の布が見えています。
両端の赤い部分を縫います。
くるっと表返します。
ポケット部分を作っていきます。片側の端を折り
もう片側も折ります。ポケットの深さやハンモックの大きさを考えて、好きな部分で折ってください。そして折り目をつけます。
折り目に沿わすように紐を置き、端を待ち針で固定します。薄い白丸の部分です。
反対側も広げて、折り目に沿って紐を置きます。紐は薄い白丸で固定している待ち針の線の部分あたりの線をミシンで縫います。(折り目の部分に灰色の線を引いています)
折りたたみ直しました。赤い部分をミシンで縫います。
縫い終わりました。矢印(←→)のポケットからひっくり返します。
布を奥から引っ張り出します。両側とも同じようにします。紐が見えていますね。これがきっちり出てきます。
完成しました。両側にポケット付きです。
設置してみました。
家のケージは水槽型ケージパンテオン ホワイト WH9045です。上から撮ると天井の網で見えにくいですが、こんな感じになりました。
ハンモックのポケットに、細いかじり木を短くしたものを入れてみました。家のデグーのチョコはハンモックの上でしばらくウロウロした後
見つけて、中でゴリゴリとかじっていました。
まとめ
私が初めてデグーという動物を見たのは、ショップでハンモックでごろんと寝ていた姿です。丸くなる寝転がり方がまるで猫のようでした。