こんにちは。くまの(Kumano@Rpgmg)です。
以前、無理やり(=人為的に)第6チャクラを開く危険性について書きました。
今回の記事では、サードアイチャクラを覚醒させることで起きる悪い変化について書いていきます。
「まとめ」に、安全なサードアイ覚醒の助けになる「洗心術」について書いています。気功とは違う、自力で誰でも出来るものです。
この記事は、サードアイをいじることの危険性を書くことで、身を滅ぼすような目にあう人が減ってほしいという願いで書いています。
サードアイ(第6チャクラ)覚醒による悪い変化を簡単に書くと
サードアイチャクラを覚醒させた場合、ほぼ共通して起きる悪い変化ですが、
神を呪い始めます。
別の書き方をすれば、神を呪えるようになります。
もちろん、当の本人は神を呪っている自覚はありません。
泥酔して前後不覚になり暴力を振るっている人が、自分は正しい行いをしていると思っているのに近い感覚かもしれません。
何故そうなってしまうのかは、以下に書いていきます。
悪い変化が起こる理由
扱いきれない能力だから
運転をほとんどしたことがない人が、軽くアクセルを踏んだだけで簡単に100キロオーバーのスピードが出る自動車を運転すればどうなるかを想像してみてください。
いきなり出たスピードに、ただびっくりして上手くハンドル操作もできずに何かにぶつかります。
何かにぶつかって止まるならまだマシですが、止めるものがない時はただ暴走して周囲に被害を与え続けます。
元々サードアイが覚醒している人もいます。多くは幼少~子どもの頃に危機的な環境で育ったため、身を守るために無我夢中で身に付けたものです。
そのタイプの人は、サードアイを使う時に小さな失敗を繰り返し、成人してやっと正しく使えるようになるパターンが多いように思います。
扱える能力なら正しくない使い方はしません。
呪うべきでない相手を呪わないし、まず呪うということをしません。
サードアイは、ものごとの条理を理解できる場所でもあります。
サードアイで恨みを晴らそうと思うのは、サードアイを扱いきれていないからです。
不満解消のためにサードアイを覚醒したから
現状に満足している人はサードアイを覚醒したいとは思いません。
なんらかしらの不足や不満を感じていて、不満を解消する手段としてサードアイ覚醒を望みます。
何か特別な力があれば楽しそうだ程度でも、面白い特別な力がない自分への不足・不満感を持っています。
何かのスポーツチームに入っていて、レギュラーになれないのが不満だったとします。
「この前入ってきたあいつはすぐにレギュラーになった、あいつはずるい!」と、「あいつ」に不満や恨みを持つとします。
不満や恨みの気持ちは、一種の呪いです。
ですが、「あいつ」をレギュラーに決めたが監督だとします。この場合「あいつ」への呪いは監督への呪いです。
世の中の不条理に思えることは、実は天の采配だという考え方があります。
努力不足などで願いが叶わないなら分かりやすいのですが、大きな成長のためにあえての不条理を無意識が望むことがあります。苦しみを乗り越えれば大きな飛躍があります。
その願いを天が叶えているのに、こんなのは不条理だと不満に思うのは、神を呪うのと同じです。(←この考えに疑問がある方はさらに下に書く「安全なサードアイ覚醒・不条理を乗り越える」をご覧ください)
サードアイが覚醒していなければただの不満感でも、覚醒すれば呪いを成就する力を持ちます。呪いを成就する力を持つから、返り討ちにあいます。
第4チャクラが未覚醒だから
チャクラは第1~第7チャクラの、第1チャクラから順に、下から使えるようにしていくのが基本です。
サードアイである第6チャクラの覚醒の前に、第1~第5チャクラがしっかり覚醒している必要があります。
「神を呪う」について、不満と言う気持ちがポイントなので、第4チャクラが重要になります。
第4チャクラが使える、覚醒するのは簡単なことではありません。
その代わり、第4チャクラが覚醒した効果は想像を絶するものがあります。
自責・他責の気持ちが消える、妬みや絶望感がなくなる、自然に前向きな気持ちになる。周囲に対し感謝や愛の気持ちが自然に持てる、何とかなるという安心感がある、などです。
その気持ちから行動も変わってきます。
それに伴い、周囲からも好意的に接してもらえるようになり、なんとなく不仲だった人さえも態度を軟化してくれるようになります。
「第4チャクラが開けば愛され体質になる」と言われるのはこの事か!!と、狐につままれたようでもあります。
第4チャクラが覚醒していれば、不条理とか不満とか、それが行動原理になることはありません。
現時点でなくなってほしいこと、変わってほしい事象はありますが、自分の行動で変わることに取り組み、無理なことは諦めます。
不満に対し恨みの気持ちを持つのは第4チャクラが未覚醒だからです。
サードアイの安全な覚醒とは?
第4チャクラの覚醒が必要不可欠
上にも書いたように、第4チャクラが覚醒すれば恨み妬みが行動原理にはなりません。
自分を防御するために人を攻撃することもありません。
心の仕組みや(防衛)本能としてそんな気持ちになることはあっても、実行には移しません。
第4チャクラが活性化していれば、無理のない前向きな状態なので悪い方向に思考が進みにくいということもあります。
近道としては、無意識の部分に気が付き事実を認めることです。
否定も肯定もせず、ただ事実を知っていきます。
そうして無意識と仲良くすることで人の無意識も分かってきます。
自分の力で覚醒させる
何かに取り組み上達・到達することでサードアイチャクラは覚醒します。元々覚醒していても不安定な場合も、この方法で安定して使えるようになります。
心の仕組みとして、安全に使える、受け止められるようになってはじめて無意識に閉じ込められていたものが意識化します。無意識の中には「気付いていない才能」もあります。
無意識に閉じ込められたものの中に、「思いさせない過去の記憶」があります。受け止められない辛い経験は思い出せないようになっています。
受け止められるぐらい心が成長してはじめて過去を思い出します。その前に思い出せばショックで潰れてしまいます。
無意識の中に閉じ込められた才能も、扱えるほどに成長して初めて解放されます。扱えるようにならなければ覚醒しても振り回されるだけだからです。
人為的に覚醒させるということは、扱えるようになる前に開放させるということです。なので振り回され危険な目にあいます。
自力で覚醒させれば、扱えるようになってから解放されるので安全です。
不条理を乗り越える
上で、不条理な目に遭うのは無意識で望んでいることと書きました。
良い意味でも悪い意味でもそうなります。
悪い意味
心理学で「人生脚本」というものがあります。意識では「裏切られたくない」と思っていても、無意識が「どうせ裏切られる」と思っていれば裏切られるパターンにハマります。
無意識が裏切られることを期待しているからです。
この場合は、無意識の思い込みを探り考え方を改めていくことが対策になります。
良い意味
成長したいと思うレベルが高い。ひたむきに努力して到達できるレベルと、不条理や逆境、危機を乗り越え無我夢中で到達したレベルは違います。
成長したいと思うレベルが高ければ逆境を引き寄せます。
この場合、不条理を乗り越え力を付けることが対策です。
良い意味での不条理を乗り越えていく時、
自分の力では変えられないものを諦める度量を持つ、不条理とは逆に苦しみから助けてくれようとする人の存在に気付く、自分の敵になる人が抱える背景が見えてくるなど、単純に良い悪い、恨む恨まないの世界ではないと実感していきます。
その流れが見えるようになれば、サードアイ的なサイキック能力で不満を解消しようとは思わなくなるはずです。
まとめ
- サードアイを扱えない度量のまま覚醒させれば「呪い」に能力を使う
- 悪い変化を起こさないためには
- 第4チャクラを使えるようになる
- 不条理に納得する
- 自分の実力で覚醒させる
- 洗心術がお勧め
サードアイを安全に覚醒させる手助けになる方法として、洗心術をお勧めします。
洗心術といっても気功ではなく、妖怪退治で読んだものです。
参考 洒落怖の名作「妖怪退治の仕事してるけど、何か質問ある?7話
自分の心を磨き、剣のようにとぎ澄ます。それが「洗心術」
具体的な修業方法はとても簡単。
「一日三自省」だ。
つまり、日常生活の中で朝昼晩に3回、またはそれ以上
時間を設けて、自分の行動を思い返す時間を設ける。短くても10分は必要らしい(略)
そんであるとき、自省をしても何の後悔もないときがある。
この状態が1週間続くと洗剣術は小成する。自分の体と心がまっすぐに一本の芯を通すようになり。
つまり、「正直」に至る。
洗心術をやってみた効果は人それぞれかもしれませんが、私の場合は
- 活動的になる(自省の時後悔しそうだと思うことを前もってやるから)
- 諦めが良くなる(無理なものは無理と分かるから)
- 自己肯定感が上がる(無理難題を自分に課さなくなるから)
という変化がありました。
出来ないことを自分にも人にも課さなくなり、無意味な期待を持たなくなるので楽になります。そうなれば自分に期待できることを自分の目標に出来るのでエネルギーの有効活用が出来ます。
目標が分かれば、現実化させる手段をサードアイで探せます
無理難題を叶えたい状態でサードアイを覚醒させれば念力でもって現実化しようとし、運を使い始めます。