こんにちは。くまの(Kumano@Rpgmg)です。
第6チャクの危険性については色々な場所で説明されています。例えば
- 現実感がなくなる
- 霊感を制御出来なくなる
- クンダリーニ症候群という不調
などです。
ですが第6チャクラを開ける危険はそんなものではないしそのような類のものでもないと、潰れていった多くの人を見てしまった経験からも言います。
チャクラというスピ系ではなく、チャクラという発達心理学について書きます。
心の仕組みを知らずに開けた結果、
「大切なものを失う」
「生命的な危機に陥る」
「自我が崩壊するような出来ごとが起こる」
などが発生する危険があります。
発生する理由や回避方法については記事をご覧ください。
この記事は、本来の順序を無視して「まずチャクラを(無理に)開く」危険についても書いています。
第6チャクラの役割について
第三の目、サードアイチャクラとも言われる、非常に人気の高いチャクラです。
眉間に位置しています。
一般的に言われている役割
- 五感が冴える
- 第六感が働く(直観力)
- 予知能力が持てる
- 夢見が変わる
- 真実が分かる(嘘が見抜ける)
- サイキック能力を持つ(テレパシーなど)
上に書いた役割は、あながち嘘とは言えません。
なので第6チャクラを開きたいと思う人が後を絶たないような状態になっています。
ですが、単純に上のような能力を持てるわけではありません。
毎日100円のお小遣いをもらっている子どもに
「大人になって働けば、毎月20万円のお金がもらえて、自由に使えるんだよ」
と、説明しているのと同じようなものです。たしかに合っているけれど根本から違います。
五感について、私は目が悪いので「鋭い」と言えない上、五感が分離していない「共感覚」を持っている状態なので分かりません。説明出来ないので触れられないとご理解ください。
実際の役割
ただひたすら考える、といった感じです。
考え尽くせば無意識が答えをくれます。無我夢中で考えた結果、無意識や集合的無意識にアクセス出来るようになります。
物理学者のアウグスト・ケクレはベンゼン環という化学式の構造を夢で見て発見しています。これもベンゼン環の構造について考え続けた結果です。
第六チャクラの能力は
直感が働き、先を予知し、真実を見抜き、テレパシー(念)を送受信するほどに考える、ということで実現していきます。
その集中力が第6チャクラの役割です。
事故に遭う直前に全ての動きがゆっくりに見える、
大金が入った封筒がないことに気付き「絶対に見つかって!!」と心で絶叫する
この時の一瞬の集中力にはものすごい力がありますよね。「絶対に見つかって!!」の心のエネルギーの強さは相当なものです。
このレベルのエネルギーがあれば、念が飛ばせます。
第6チャクラが使えれば、このレベルの集中力を、必要な時にある程度の時間維持出来ます。
第6チャクラを無理に開けば危険な理由は?
第6チャクラの能力を持つ理由が「危険」だから
上に、第6チャクラの能力について書いています。
第6チャクラを何らかの方法で、磁気絆創膏かもしれませんし「気」で開けたのかもしれません。
それで開けたからといって、超能力のような力が手に入るというのは非現実的です。
身も蓋もない書き方ですが、そんなことで超能力が手に入れば世の中はとっくの昔に変わっています。もちろん悪い方向にです。
なので、現実を見てください。
現実を見るのは、理想を実現させて目標を達成するためです。現実を改善するのが目的です。
第6チャクラの能力を持つ理由が「危険」だから、について解説します。
危険だから第6チャクラの能力を持ったとも言い換えられます。
第6チャクラの集中力は危機回避のためにあります。「危険」な状態が日常だったから、集中して回避する必要があったからです。
子どもは、周囲の大人の言動によっては死を覚悟します。
親の嘘が見抜けなければ、殺されるかもしれません。
親の心を読まなければ、目の前で自殺・自爆行為をされるかもしれません。
予知能力によって、家からの締め出しを回避出来るかもしれません。
念を送って相手が怪我でもしなければ、自分が暴力を受けるかもしれません。
死なないために、失わないために、考えに考え続けます。毎日気が狂うほどに考えます。死に物狂いで手に入れた集中力です。死ぬ気になれば何でも出来るの典型例です。
上記のような具体的な死の恐怖がなくても、毎日のように危害を加えられれば本気で死を願います。
死ぬことだけを考えて暮らすようになります。そのエネルギーが第6チャクラを活性させることもあります。
このようにして得るものを、眉間のチャクラを開いて、安全な場所で1年程度練習した所で手に入りません。
手に入らないだけなら問題はありませんが、怖い理由は下に書いていきます。
第6チャクラが開いているのに「安全」という矛盾
どのチャクラでも、まず「使う」ことから始めます。
使おうとするうちに、使えるようになっていき、動くようになります。動かし続けていくうちに、開いていきます。
チャクラを使うためには、各チャクラにある課題を乗り越えていきます。
例)
第3チャクラは、基本的なルールを守る、規則正しい生活をする、という課題があります。(人によって何を課題にするかは変わるので、1つの例です)
この課題をクリアしていけば、第3チャクラが使えるようになっていきます。自力で基本ルールを難なく守れるようになれば、開いています。
そして、次の第4チャクラに移ります。思いやりを持って人と接することを心がけるのが、使おうとする段階です。人も自分も大切に出来るようになれば、第4チャクラは開いています。
第4チャクラを開けば気持ちを大切に出来るのではなく、気持ちを大切にするから第4チャクラが開きます。
第6チャクラの例を出します。
通常は、危機回避のために全力で集中力を使い、第6チャクラが開きます。(その他にも、誰かを助けたいなどの強い願いで使う場合もあります)
安全な状態で、必要がないのに第6チャクラを開ければどうなるかですが、
その矛盾をなくすために危機的な状況が訪れるようになります。
第6チャクラを開くための課題が大きすぎる
私が「氣」を勉強していた場所でも、チャクラを開けば課題がやってくると教わりました。
課題を乗り越えた結果チャクラが開くのではなく、チャクラを開いて課題を呼び込むという手法を使うという話を聞いたこともあります。
もしそれを狙ってやっていたとすればかなり危険な話です。(実際はそこまで考えていないと思っています)
理由は2つです。
1つは、
開ける前にくる課題と開けた後にくる課題では、大きさが違うというものです。
開ける前なら、使おうとするための課題や使えるようになる課題が来ます。それを乗り越えて少しずつ使えるようになります。練習問題や小テストのようなもですね。
それをクリアして、そのチャクラの最終試験のような課題がやってきます。
先に開ければ、いきなり本番の最終試験レベルの課題がやってきます。開けたのを後悔するほどに酷いものです。
開けたハズなのにそのような課題に当たっていないのであれば
- 開いていないのに開いたと勘違いしている
- 使えていないのに使えていると思い込んでいる
の、どちらかが理由です。前者が理由の場合がほとんどです。
そんなにポンポンとチャクラを開けられることはないからです。
もう1つは、第6チャクラの課題そのものの大きさです。
- 自分の価値観をくつがえすほどの衝撃体験
- 全てを失うような出来事
- 生死の保障もない危機的な状況
このレベルの課題が、何の遠慮もなしにどーんと目の前に現れます。
こんなもの通常では耐えられません。まず心が壊れます。良くて修復不可能なほどにひねくれます。
全てを失う危険な時限爆弾を抱える
この課題の回避方法があります。多くの人は回避に成功しているのでこのような目には遭いません。
回避方法ですが
自分は第6チャクラが使えていると思い込むことです。
多くの人は、第6チャクラをいじってもらった段階で使えるようになったと思い込みます。
いじった側も「使えるようになっている」と本人に伝えます。物理的なエネルギーは動いているので、そういう起点でみれば嘘とは言えません。
考える時間が増えたかな? とか、いつもより景色が綺麗に見えるかも、とかでも
「それは第6チャクラを使えている証拠ですよ」と言われれば、そうなのかなと思います。
問題は、使えていないと気が付いた時です。
使える人はいじらなくても使えます。使えない人はいじられても使えません。
何か目標が出来たなどで能力を冷静に見直せば、使えないことは分かるはずです。実際に使えている人を目の当たりにして気が付くこともあります。
そうして「第6チャクラを使いたい」と願った時に、全てを失いはじめます。
特に第6チャクラは、引き寄せや願いの現実化にかかわる場所です。
第6チャクラを使いたいという願いを第6チャクラを使って叶えようとします。その願いは、全てを失い価値観が崩壊する、という形で叶います。
気付いた時点で発動するので、時限爆弾を抱えているような状態です。
課題を乗り越える条件が揃っていないから危険
徳をしっかり貯めて壁が来るべきタイミングでしっかり受け止められれば、精神的な器量は上がります。
精神的な器量は、第6チャクラのものです。
チャクラを物理的なものでいじった場合、この条件がそろいません。
「徳をしっかり貯める」について
徳によって第6チャクラを開きます。別のもので開けるのは徳が足りていないからです。
「来るべきタイミング」について
チャクラが自然に開くのがその人のタイミングです。なのでタイミングがずれています。
「しっかり受け止める」について
開けてしまってから来る課題は、本人の限界を超えています。
壁は乗り越えられる人の前にしか現れないと言いますが、このパターンの課題は乗り越えられないかもしれません。
自然の摂理を無視した結果、システムエラーを誘発しているからです。
番外編:力が呪いに使われる
世の中に何か不満がある状態で第6チャクラを開くと、不満が呪いの力に変化します。呪うつもりはなくても呪ってしまい、跳ね返りが来ます。
しかも、呪う対象が(本人は無自覚でも)神というやっかいな事態になることもよくあります。
詳しくは下の記事をどうぞ
発達心理学として見た第6チャクラ
幼少の頃から第6チャクラが使えている場合は、危機を乗り越えるために仕方がなく身に付いたものです。
私のように、1才あたりまで目が見えなかったなどの都合で発達した場合もあります。(その結果課題を呼び込み幼少の頃から危機的な環境で過ごしました)
本来なら、人として成長し、徳を積んでいくことで第6チャクラを使うようにしていきます。
チャクラの発達段階は以下の課題をクリアしていきます。
- 第1チャクラ:生まれた時点ですでに活性化している
- 第2チャクラ:健康な生活、体を大切にする。物質的な節制
- 第3チャクラ:正しい生活習慣と、強い感情にのまれない理性
- 第4チャクラ:自分や他人をいたわり、助け合う。思いやりと愛を育てる
- 第5チャクラ:自分自身を客観的に理解して、この世に生まれた役割を実行する
- 第6チャクラ:俯瞰(ふかん)能力と深い思考。みんなの幸せを実現させる
- 第7チャクラ:慈悲の心と高い精神性を持ち、人の模範になる
このような成長・発達です。
第6チャクラを開くのが危険なのは、
順調に徳を積んで開いていくものなのに、自然の摂理を無視して無理にいじった結果、わざわざ死に直面するような危険を呼び込むことです。
第6チャクラを安全に開く方法は?
どのチャクラでもそうですが、
使う→動く→開く
の順番で開いていけば無理なく自然に開いていきます。
第6チャクラを開くために確実な方法は、何かに集中し極めることです。
漁師が雲や風の動きを見て天候の変化を察知できるのも第6チャクラの能力です。
好きなこと、やりたいことをとことんやり抜くのも「極めること」です。
サッカーが好きで極めたいと思ったとします。極めていく過程で
第2チャクラ:体力作り
第3チャクラ:基礎の動きを徹底的に叩き込む
第4チャクラ:チームワークと個人の技術の両立
第5チャクラ:得意なポジションで専門性を持つ
第6チャクラ:試合中にチームや相手の動きを瞬時に察知し動く
一例ですが、このように進んでいき第6チャクラを使い開きます。
この時点では第6チャクラの能力はサッカーでのみ使えるものです。
ですが第6チャクラを使うコツを習得しています。この人が他のことを始めた場合、コツが分かっているので早くに極められます。
まとめ
- 第6チャクラの役割は超能力と思われるくらいの集中して考える力
- 第6チャクラを無理に開けば危険な理由
- 危険だったから持つ能力
- 危険なはずなのに安全だと矛盾するので危険を呼び寄せる
- 乗り越える課題が大きすぎる
- 全てを失う時限爆弾をかかえる
- 成長できる条件が揃っていない
- 第1チャクラから課題をクリアして第6チャクラまで成長する
- 安全に第6チャクラを開くためには何かに集中して極めて行く