徳とカルマの法則などの「見えない世界の法則」は、無意識や集合的無意識と直結しています。
心理学は、無意識に対してどう対処していくかというのが課題です。(機能に関するものは脳科学の範囲でもあります)
なので心理学を勉強するほどに、見えない世界の法則についても理解が深まる様になりました。
「縁」も見えない世界の法則が関係します。
今回の記事では、良い仕事や職場と縁をつなぐ方法について書いていきます。徳とカルマの法則については、最後の「まとめ」にリンクを貼っています。
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良い職場と縁を繋げる方法
転職を成功させるためには、良い職場と出会い、採用される必要があります。それが「良い職場と縁が繋がる」ということです。
「見つかるまで探す」というのが基本ですが、以下の考えが習得出来れば、縁が繋がりやすくなります。
「どうして自分とは合わない職場ばかりなのだろう」と思っている方は、仕事への考え方や姿勢を変えると、急に道が開けることがあります。
神頼みをするとしても、
- なるべく楽でそこそこ収入がある職場が見つかりますように
- 頑張って仕事をするので、自分の力が役に立てる職場が見つかりますように
では、2.のほうが圧倒的に縁を繋いでもらえます。
1.自分が成長する
自分が持つエネルギーの質は、同じようなものを呼び寄せます。
自分の成長や積んだ徳の量が、出会う職場の質に直結することはよくあります。
ズルく楽して儲けたいなと思えば、従業員に無理をさせてズルく儲けたい職場に出会うかもしれません。
良い心構えでいれば、同質のものと出会います。
2.職場(仕事)を好きになる
好きになってもらうためには、最低限、まず自分が相手を好きにならなければいけません。
好きになると、相手に喜んでもらったり、為になることをしてあげたくなります。
仕事や職場に対し「ここに転職したら、どのように喜んでもらおうかな?」と胸躍らせる感じで、好きになる事をお勧めします。
人間か2人以上集まる場では、集合的無意識という形で「意思」が発生しています。それは、その場を「見えない力」で動かすような形を取ります。
職場なら、その職場の神様のような存在になります。
なので、好きという気持ちで仕事をしていくと、職場の「意思」側も、あなたに喜んでもらったり、良いことをしてあげたくなります。
なので、その心づもりで仕事を探すと、そのような意思を歓迎している「良い職場」が、あなたに縁を持ちかけてくれます。
簡単に言うと、そんな職場が見つかり、採用されるということです。
そのような職場は、仕事を好きで前向きな人をすでに呼び寄せています。なので人間関係も良好で。仕事がしやすい環境が出来上がっています。
3.誠心誠意仕事をする決意を持つ
自分を犠牲にして職場の言いなりになることではありません。前向きに、良い仕事を積極的にやっていく事を指します。
これは仕事をする質にかかわります。このような姿勢を持てば、良い質の職場と縁が繋がりやすくなります。
2.とは違った形で、職場を好きになるということでもあります。
例えば
「言われたこと以外の仕事はしない」
「責任を負わない」
「自分のミスを他人のせいにする」
「上司や先輩の機嫌ばかりを気にして顔色をうかがう」
というような状態よりも、
「与えられた仕事は積極的にやる」
「相談をしつつ自分なりに試行錯誤する」
「気が付いた部分はフォローする」
「失敗をリカバリーできる」
という人の方が、職場としては必要です。
徳が高い職場は、誠心誠意仕事をしたいと思う人を呼び寄せます。徳が高ければ良いことがおこりやすいからです。
徳が高い職場が欲しいと思うような姿勢を持てば、縁が繋がりやすくなります。
4.役に立つかどうかの視点を持つ
人の役に立つ仕事についての考え方として
- 仕事そのものが直接人の役に立つ
- 仕事そのものが間接的に人の役に立つ
- その職場にとって、あなたが役に立つ
- 職場の人間関係で、人の役にたてる
- その職場での経験が、将来人の役に立つために必要
- 自身の役割・課題を務めることにおいて、その職場に所属する事が必要
といった例があります。
「役に立とう」という考えは、意外なほどに状況を動かします。
(自己犠牲ではない、偏ったものではない、という前提条件があります)
5.転機/転職が起きている理由を考える
転職をする前に
「何故、今転職が必要なのか/転職をする状況になっているのか」ということを考えてみてください。
転職は、多くの場合人生の「転機」を意味します。
転職が上手く行かないのは、何かに気付かなければいけないサインだったり、将来的な人生の目的と違っているという理由からかもしれません。
転機は何のために起きているのか、転機によって何処に行こうとしているのかということを考えていけば、ヒントが見つかるかもしれません。
もしこれが違っているならば、1.~4.を行っても縁は結べません。
何故なら、元々そこには縁がないからです。
4.人の役に立つかどうかの視点を持つの考え方を基本に、自分が何をしたいのか、何が出来るのかを考えてください。
考えても答えなんか見つからないと思われるかもしれません。
ですが、とことん考え続けていくと、ヒントや答えはあなたの元へやってきます。
ミスター味っ子の味吉陽一くんが、料理のアイデアを考え込んでいる時にヒントが舞い込んでくるように、
物理学者のアウグスト・ケクレが、ヘビが自分の尻尾を噛んで輪状になっている夢を見てベンゼン環の構造を思いついたように、
考えに考え続けると、答えやヒントがどこからかやってきます。
まとめ
この5つの方法の共通点は「徳を積む考え方」という部分です。
良い職場は徳が高いので、同じように徳が高ければ縁が繋がります。