【猫ストルバイト】家の検査で早期発見「尿検査試験紙」【デグー糖尿病】

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家の猫のリュミは、昨日の2021年2月11日で19歳になりました。

今回の記事では、猫が長生き出来た要素の1つである、病気の早期発見方法としての「尿検査紙」での検査について書いていきます。

私は検査技師の仕事をしていたこともあり、学校もその関係に行っていました。なので検査をする側の視点で書けると思います。

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この記事は私が過去に作っていたペットブログからのものを加筆修正したものです。

家庭で尿検査試験紙を使うメリット

猫はストルバイト結石(結晶)という、尿路結石症にかかる子がかなりいます。

尿に血が混ざっているかどうかが最初の判定基準です。

血尿が目で見て分かるくらいなら症状がかなり進んでいます。膀胱に石が溜まっていて手遅れになることもあります。

健康診断などで検査をすれば、どう見ても正常なのに潜血3+という、多くの血が混ざっていることもあります。

小まめな検査は費用もかかる上、猫を病院に連れていくとストレスになる子もいます。

しっかりとした病院での検査は年に1~2回程度でも、月に1回程度家で尿をチェックすれば安心です。

尿検査で分かる猫の病気は

  • 膀胱炎・尿道炎・尿路結石など:尿潜血(血尿)
  • 糖尿病・急性膵炎など:尿糖
  • 尿路結石・細菌感染など:PH試験紙

他にもありますが、尿潜血の検査が特にお勧めです。

ストルバイトなどの尿路結石は、尿検査でしか分かりません。血液検査をしても、結石の判断は出来ません。

家は、糖尿病になりやすいデグーが居るので、潜血と糖が検査できるものを使っていました。

1度ストルバイト結晶になれば、再発することも珍しくありません。療法食で管理していてもです。

なので、時折検査してあげると、酷くなる前に発見出来ます。

尿試験紙を使ってみよう

私はウリエースKCという、糖・たん白・潜血が検査出来るものを使用しています。人間用のものですが、デグーも猫もこれで検査出来ます。

箱の中に。試験紙の入ったボトルと、説明書が入っています。説明書には、図入りで使い方の説明が書いてあります。

検査したい尿をスティック状の検査紙に付けます。

ボトルに書いてある時間と色を参考に、判定します。

尿たん白については、デグーも猫も、たん白が陽性というだけでは病気の診断は出来ないので、私は潜血と糖のみを見ています。

ボトルに、「尿潜血20秒後」と書いてあります。
尿をつけてから、20秒後の試験紙の色で判断します。

「尿糖30秒後」と書いてあるので、尿糖の測定は30秒後になります。

糖・たん白・潜血の3種類を判定するには尿をつけて10秒待つ→尿たん白の判定→つけてから20秒後→尿潜血の判定→つけてから30秒後→尿糖の判定という風に見て行きます。

上の写真は、すべて正常という結果です。

猫の場合は尿のPHもかなり重要です。

ストルバイト結石症になっている子は、PHが7近くになると、石が溶けずに尿路を傷つけて出血したり、尿が出なくなってしまいます。

PH試験紙は、手に入りやすく安価なので、老猫の場合は特に、これだけでも検査をはじめる事をおすすめします。

これは裏技的なものですが、尿比重がある程度分かります。

下の写真、矢印の下が実際に尿のPHを計ったものです。

ほとんど色が出ていません。左側にPH7くらいの色がうっすらついています。

これは尿比重が軽い=尿が薄い ということでは?と、病院に検査に行きました。

結果は

尿比重値
正常値 1.015~1.06(1.035~としている所もあります)
家の猫の結果 1.020 やや薄い

でした。その他血液検査も合わせての診察結果は

慢性腎不全のステージ1と2の間でした。

ステージ1は正常で、ステージ2が初期の慢性腎不全です。

なので、慢性腎不全になりたての時点で治療を始められました。病院の先生曰く、多くの猫はステージ3あたりの明らかに具合が悪い状態で治療にくるようです。

病状が進んでいるので、そこから長生きは難しい場合も多いそうです。

家の猫にこの診断が下ったのが2017年春。

あれからもう4年弱、元気に生きてくれています。

これも、家で小まめに検査をしていたおかげだと思っています。

検査の頻度

特に気になる症状もなく単なる健康診断的な検査なら、猫の場合は月に1度出来れば、かなりしっかりとした健康管理が出来るのではないかと思います。

デグーは体調の変化の激しい小動物なので、1~2週間に1度くらい検査出来ればと思います。

私の場合は、チョコに1度尿潜血反応が出ているので、週に2回くらい検査しています。尿糖の検査目的だったのに、実際に検査してみると予想と変わりますね。

トイレで用足ししてもらわなくてもそこら辺にしたものに検査紙をつけるだけで検査出来ます。

猫の場合は中々採尿が難しいです。

用を足す場面に運よく出くわせば、その最中にスコップやお玉などを下に置いて受け止めて、それを検査出来ます。

難しい場合は、用足しが終ったばかりの砂に検査紙をぐりぐり押し付けるという方法を取ることも出来ますが、精度はかなり落ちます。システムトイレの場合は、下にビニールを敷いておくと最初のおしっこは砂と別に落ちてくるので、検査がやりやすいです。

リュミの場合、ストルバイト結石症で膀胱炎になりやすいので、1~2週に一度検査しています。リュミは気が向いた時に、トイレの前で待っていて「今から用を足す」と教えてくれます。なので、100均で買った白いスコップで採尿しています。用足しを教えてくれるのが1~2週に1度くらいなので、検査の頻度がそれくらいになっています。

まとめ

家のデグーの尿潜血の原因ですが…。

潜血がこのようなまだらに出ていました。

これは赤血球が壊れていないときに出るものです。つまり、膀胱などの内臓からというよりも、外傷、外側の怪我という可能性が高いわけです。

そして、家のデグーは♂です。

ガジガジ噛んで自分で処理していた結果、このような事態になっていました。

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