エナジーバンパイアは、エンパスなどの「繊細さん」を狙います。
繊細さんは普段からエネルギー不足です。奪われてしまえばさらに不足して、余計にぐったりしてしまいます。
今回の記事では、エナジーバンパイアが何を奪うのか、どうすれば撃退出来るのかについて書いていきます。
エナジーバンパイアとは
エナジーバンパイアとは何か
人は生きていくために何かエネルギーを必要とします。
本来なら、自分でエネルギーを生み出したうえで、人との交流でお互いに与えあいます。持ちつ持たれつの関係です。
自分ではエネルギーを生み出さず、人から奪う方法を覚えてしまった場合にエナジーバンパイアという、人からエネルギーを奪う存在になります。
エナジーバンパイアが繊細さんを狙うのは、エネルギーが奪いやすいからです。気を合わせてくる上に、すぐにバンパイアの影響を受けるのが原因です。
エナジーバンパイアが奪うもの
エナジーバンパイアが奪うものは、気持ちのエネルギーです。
人は、体の内外からのエネルギーによって生きています。そのエネルギーは3つあります。
- 物質
- 気エネルギー
- 情報
です。
その中の、気エネルギーを奪います。
気エネルギーは
- 体力=体を動かす力、丹力、健康
- 気力=気持ちの力、良い心の状態
- 精神力=集中力、俯瞰(ふかん)力、魂との一体化
の、3種類に分かれます。
エナジーバンパイアは、この中の気力=気持ちの力を欲しがります。
簡単に言えば、エナジーバンパイアが奪うのは、気持ちと愛情です。寂しさや無力さを満たし、自分の存在価値を感じるために、気持ちを奪います。
エナジーバンパイアが与えてくるもの
エナジーバンパイアにエネルギーを奪われると、奪われた分空白ができます。そこに、苦しさや嫌な気持ち、悲しみなどのいわゆる邪気が入り込みます。
邪気は、誰もが多少にかかわらず持っています。
エネルギーを奪うぐらい、「足りない」状態のエナジーバンパイアは邪気を多く持っています。
その結果、エナジーバンパイアは気持ちを奪って邪気を与えます。
エネルギーを奪う方法として、邪気を与えてくるパターンもあります。
エネルギー不足な上に邪気に敏感なエンパスからすれば、ものすごい被害ですよね。
エナジーバンパイアがどうエネルギーを奪うのか
2通りあります。
- エネルギーを単純にもらう
- 気持ちを乱して奪う
ほとんどの場合、2.気持ちを乱して奪う という方法を使ってきます。
1.単純にもらう場合は、ほめてもらう、やさしくしてもらうなどの行動を催促します。
たとえば子どもや、家族同然に育てているペットは、愛情を素直に欲しがります。
そういう時に惜しげもなく気持ちを与えられるのは、相手が特別な存在だったり深い愛情を持っているからです。
ただのクラスメイトや同僚に、そこまでしようとは思いません。なので失敗します。
中には、ダメもとでしつこくこの方法を使ってくる人もいます。相手の意向を無視して、構ってもらうためにしつこく絡んでいる人は、エネルギーを奪おうと必死になって失敗しているという場合があります。
気持ちを乱してエネルギーを奪う例
気にする、気にかける、気に病むといった気持ちでも気エネルギーは奪えます。
- 嫌なことを言う・嫌がらせをする
- 被害者の顔をして罪悪感を持たせる
- 脅迫する
- わざとらしく無視をする
といった感じに、嫌な気持ちにさせます。
それに対し、落ち込んだり気にしたりする様子が感じられれば、エネルギー略奪の成功です。自分の言動が相手に強い影響を与えているのが実感できるからです。
仲良くしている風なエネルギーの奪い方もあります。
- ほめ返しを期待してほめまくる
- 許容以上の自慢話をする
- 許容以上に自分が恵まれていない話をする
- 束縛する
- 何かをお揃いにしたり異様に仲の良いアピール
これらについては、程度によります。
やられた側の違和感が強かったり、仲良し行為の奥に見える悪意を感じていれば、エネルギーを奪われています。
仲良し行為の奥に見える悪意とは、エネルギーを奪いたいためにしているのは、善意ではなくどちらかと言えば悪意だからです。
エナジーバンパイアの撃退方法
簡単に書くと、相手の望み通りに動かない。その勇気がない場合は気エネルギーが足りないので増やすのが、撃退方法です。
気を合わせない
エンパスや気を配るタイプのエルゴンは、つい相手と気を合わせてしまいます。そういう「気」の使い方の癖だからです。
それを、あえて合わせないようにします。
仲良くしている風なエネルギーの奪い方をしてくる場合。
相手がやってほしい事や望んでいることを察知しても、気が付かないフリをします。
これは褒めてほしいんだろうなとか、慰めてほしいんだなとか、それが分かっても何もしないようにします。直接お願いされているわけではないので、やる必要はありません。
これだけで、諦めて離れていく場合もあります。エネルギーを奪えないと判断されるからです。
これはあくまでもエナジーバンパイア相手の対策です。普通に思いやれる関係性の人とは気を合わせてくださいね。
嫌がらせで気を奪おうとするタイプに対しても、気が付かない、気にしないふりをします。嫌がらせにも気が付かない、嫌なことを言われても気にしないなどです。
なんの反応もなければ、奪えないとあきらめてターゲットを変更します。
しつこく嫌がらせをしてき続けても、こちらが反応しなければ、嫌がらせのレベルが上がってくるときもあります。
誰が見ても行き過ぎな嫌がらせに発展すれば、周知した後にガン無視する方法もとれます。
こちらが無視した場合、相手はショックを受け慌てる場合も多いようです。
これが平然と出来ない時は、エネルギー量を増やしたほうが良いです。
相手よりも気を強く持つ
気が強ければ相手に影響を与えます。気が弱ければ影響を受けます。気の強い・弱いの差は持っている気エネルギー量が多いか少ないかの違いです。
- よく寝てよく休み気エネルギーを回復した状態は気の量が多い
- 睡眠不足で体調も悪く過労気味では気の量が少ない
同じ人物でも、上記の条件では 「1.よく寝てよく休んだ」 ほうが気を強く持てます。「2.睡眠不足で過労気味」な状態では、覇気もなくなりうつっぽくなるかもしれません。
これが気エネルギーの量による気の強さと弱さです。
上に書いた「気を合わせない」という方法を容易に出来るのは、相手よりも気を強く持つことです。こちらの方が弱ければ、気付かないふりをするのも怖くなり、言いなりにエネルギーを奪われます。ましてや無視なんてとんでもないと感じます。
弱いので影響を受け、相手の欲求につい答えてしまいます。相手の気分にすぐ左右されます。
気エネルギー量の多いバンパイアが奪うのは、良いエネルギーが欲しいからです。そのため、良いエネルギーを奪い悪いエネルギーを押し付けてきます。
気を強く持つというのは、良い気エネルギーを多く保持している状態です。
方法は3つあります。
- 体力→気力→精神力と鍛えていく。まず体調を良くして、体力を付ける。
- 物質、気エネルギー、情報について対策をして気エネルギーを増やす。
- 徳を積み、良いエネルギーを貯める
良いエネルギーの徳が貯まれば、エナジーバンパイアと遭遇する頻度も減ります。徳の量が違い過ぎれば、一緒には居られないようになります。
まとめ
- エナジーバンパイアは人の気持ちや愛情を奪う
- 寂しさや無力感、自分の存在価値のなさを埋めたくて気持ちを奪う
- 嫌がらせで相手が気に病んだ場合、相手にとって自分が大きな存在になったことで自分の存在感を見出し、満足する
- エナジーバンパイアの撃退法は気を合わせない、存在を無視すること(大勢の中の1人という程度の扱い)
- エナジーバンパイアの言いなりになるのは気が弱いから。気の強さ、弱さは持っている気エネルギー量に関係する
- 気エネルギーの量が増えれば、バンパイアの存在も気にならなくなる
- 気エネルギーの量を増やすためには
- 健康になり体力を付ける
- 徳を積む
- 物質・気エネルギー・情報の対策をする