何故コロナ禍が発生したのか?の心理学的回答

心の話
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コロナ禍が発生した理由や予想について、各方面で色々なことが言われています。私自身、賛同出来るものやそうでないものを含め、多くの予想を見聞きしました。

その中で、心理学的な見解が的確ではないかと感じています。

今回の記事では、何故コロナ禍が発生したのかについて、心の方面から書いてみます。

世間で言われている「コロナ禍が発生した理由」

心理学的な回答を書く前に、他の方面で言われている理由を並べてみます。

聞いたことを書いているので、この考えの全てに賛同しているわけではないとご理解ください。

罰があたった

人間は地球環境に優しくなかったから、
おごり高ぶってきたから
あまりにも増えすぎたかたから

等々、人間が何か悪いことをしたので罰が当たった結果、このような事態になっているという考え方です。

聖書の「世の終末」の前兆

聖書の中でイエス・キリストの、世の終末が近づいたときの前兆についての言葉が書かれています。

世の終末とは、それが起これば世界は滅びるけれど、聖書の神に従っている人だけが生き残り楽園で暮らせるというものです。

その前兆が

大地震があり、あちこちに疫病や飢饉が起こり、いろいろ恐ろしいことや、天からのものすごい前兆がある

というものです。

つまり、コロナのような疫病は「世の終末」の前兆であるという考え方です。

ほんの一握りの人でしょうが、大地震が起きる、深刻な病が広まるなどの不幸な事故が発生すると、「世の終末」の前触れだと、喜んでいるとしか思えないようにテンションを上げ騒ぐ人がいるようで、悲しく感じています。
人の不幸を望んだり喜べば悪いエネルギーが溜まるという世界観で生きている私は、心の中でこんな↓

心境にもなります。

抗がん剤的な意味

何か酷い社会の悪を亡ぼすために、副作用的に他の部分にも被害が及んでいるという考えです。

密を避ける必要があるため、今までなら人込みに紛れて行っていた悪質な商売が潰れてしまった例も聞いています。

助け合いの心を育む

大きな災害や事故により、助けが必要になることがあります。それに対し、助ける余裕がある人が手伝いをします。

世の中は助け合いや人の繋がりが大切で、それを育(はぐく)むために、このような事態になっているという考え方です。

人が成長するため

大きな困難を乗り越えれば人は成長します。

発達理論で言うところの、ティール段階に至るためには大きな試練が必要です。

ティール段階とは、成人の1%にも満たない

  • 高い俯瞰(ふかん)力
  • 深い思考力
  • 先読みする力
  • システムの理解と簡単なシステム構築能力

といった能力をもつ段階です。

ここに至るためには

  • 自分の価値観をくつがえすほどの衝撃体験
  • 全てを失うような出来事
  • 生死の保障もない危機的な状況

といった、自我が崩壊するような試練を乗り越える必要があります。体験するのではなく、乗り越えなければいけません。

コロナ禍は、そのような人を増やす意味があるのではないかという考え方です。

世の中のしくみを変える

今までならこれでOKだったシステムが、通用しなくなっています。

出勤せず、家で仕事をする人が増えたほうが良いのではないかという意見もあります。

今までのシステムを大きく変える意味で、コロナ禍が発生したという考え方です。

大恐慌を防ぐための大不況

順風満帆に進んで行けば、最後には滅び、復活することはないという考えがあります。ローマ帝国がその例だと言われています。

今まで世界は順風満帆でした。

これまで、不況や貧困がニュースなどで取り上げられていますが、FACTFULNESS(ファクトフルネス)という本では、世界が順風満帆に発展している様子がデータ付きで書かれています。

このまま進めば、大恐慌がきて不可逆的に世界は滅ぶ、その前に大不況を起こすことで世界が滅ぶのを防いでいるという考え方です。

「本物」が生き残るため

このように状況が悪い中、事業、商売などが生き残るには

  1. 強い気持ち
  2. 知恵

あたりが必要になります。

これを持つのは「本物」なので、本物が生き残るための淘汰的な意味だと言う考え方です。

何の意味もないただの問題

コロナ禍はコロナ禍であって、それ以上でもそれ以下でもないという考え方です。

何故コロナ禍が発生したのか?の心理学的回答

上に書いた、各方面からの予想は読んでいただけたでしょうか?

その中に、自分と同じ考えのものはありましたか?それとも、これとは違う予想をお持ちでしょうか?

もう1度、じっくり考えてみてくださいね。

考えていただけたでしょうか?

何故コロナ禍が発生したのか?の心理学からの回答を書きます。

あなたが「コロナ禍が発生した理由」として考えているものが、その答えです。

え? 何を言っているの? と思われるかもしれませんが、

心理学ではこれを、

「自己成就予言効果」 と呼んでいます。

考えたことが、何故かその通りになってしまうという効果のことです。

自己成就予言効果とコロナ禍の関係

自己成就予言効果とは?

たとえ根拠のない予言や思い込みでも、人々がその予言を信じて行動することで、結果的にその通りの現実がつくられる現象のことを指します。

「○○銀行は危ないらしい」と誰かが噂をします。それを真に受けた人々がその銀行から預金を引き上げます。そして本当にその銀行は危なくなります。

思い込みが現実になるのも、自己成就予言効果です。

思い込み通りの結果になる行動を、気が付かないうちに無意識的にしているからです。

コロナ禍と自己成就予言効果

コロナ禍が発生した原因はこれだと思えば、そのような現実に変わります。

たとえば「罰があたった」なら、

自分に罰が当たってコロナ禍の被害にあうかどうか、で世界が進んで行きます。

聖書の世界観ならば、自分は最後の楽園に行けるかどうかです。

人の助け合いならば、コロナ禍が終息した時は、人は充分に手を取り合うようになったと思い、いつまでもおさまらなければ、人の助け合いが足りないのだと思います。

なので、コロナを終わらせるために助けが必要な人を手伝います。そのような場を作るかもしれません。

本物が生き残るためなら、自分はその本物になるために努力や工夫をするかもしれません。逆に自分は無理だとあきらめて早々に撤退するかもしれません。

まとめ

コロナ禍が起こった理由と思うものは人それぞれです。

このような大きな問題が起きれば、より多く考えます。この先についても考える機会が増えます。

そうして、自己成就予言効果が表れる機会に遭遇します。

なので、どうなるのか考える時に、自分がこの先進んで行く道に対して「良いもの」を選び信じていくのがお勧めです。

どうせ悪くしかならないと思うより、はるかに将来が良くなるからです。

前向きな世界観をつくることが、現在が困難であるほどに難しいことは知っています。それでも、困難を乗り越えた先に何があるのかを予想し、目指していくしかありません。

私が乗り越えていくための糧にしている言葉は以下のものです。良い言葉なのでここにも書いておきます。

悲観主義は気分のものであり、 楽観主義は意志のものである。 およそ成り行きにまかせる人間は気分が滅入りがちなものだーアラン(幸福論)

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