気分一致効果の例は?活かせば幸せになる?

心の話
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心の仕組みが理解できれば楽になれることがあります。

自分が「何故かそうなってしまう」理由が分かっただけで解決に繋がります。

今回の記事は、衝動買いの原因とも言われている、気分一致効果という「心の仕組み」について書いていきます。

気分一致効果とは?

気分一致効果について

その時の気分によって物ごとの見方や評価、受け取り方が変わる心理現象です。

簡単に説明すると、気分が良ければポジティブになり、気分が悪ければネガティブになる、ということです。

もう少し説明します。

  • 良い気分のときには良い記憶を思い起こしやすくなる
  • 悪い気分のときには悪い記憶が思い起こしやすくなる

という効果を指します。

人は、気分がければ良い情報や良い記憶が目に留まります。気分がければ悪い情報や悪い記憶が目に付くようになっています。なのでこのような現象が起こります。

例を書いてみます。

小さな子どもが数人、公園で元気に遊んでいる様子を見かけたとします。

良い気分の時ならば、「元気でいいなぁ」「楽しそうだな」と良い感情を持ちます。

悲しい時ならば、子ども達の未来にやってくるかもしれない不幸を想像して悲しくなるかもしれません。自分も昔は楽しかったけれど今は窮屈な世界で暮らしている、などとさらに悲しい気持ちになるかもしれません。

イライラした時ならば、「うるさい」「静かにしろ」と余計にイライラします。

同じ場面に遭遇したとしても、気分が良い時、悲しい時、イライラした時では見方が変わります。

気分一致効果と衝動買い

気分一致効果が表れる代表例として「衝動買い」があります。

典型的な衝動買いの例を書きます。

ある家電量販店のオープニングセールに行ったとします。

前から欲しかったPC周辺機器が大特価なのを広告で知っていました。TVのCMではその日のセールが楽しい雰囲気で何度も流れています。

わくわくしながら店へ出かけ、お目当ての商品が手に入りました。周囲を見ると、前から「ちょっと欲しいかな」「使ってみたいな」と思っていた商品が並んでいます。

店内には楽しい音楽が流れ、店員さんも他のお客さんもニコニコと楽しそうに話しています。

そして店を出た時には、予定にはまったくなかった商品を買い込んでいました。

「安く買えたからいいよね」「これぞ賢い買い物」と、予算をオーバーしているのに満足な気持ちでした。

店に入る前から「良い気分」でした。お目当ての商品が手に入り、さらに気分が上がりました。輪をかけるように店の雰囲気も良く、そのため商品についての良い情報が目に留まりやすくなります。

気分が良いから商品が良く見えた結果、たくさん買いました。これが気分一致効果による衝動買いです。予算をオーバーしても「なんとかなるさ」というポジティブな考えになり、衝動買いを加速させます。

気分一致効果を日常に活かす方法

気分一致効果によって、人はネガティブにもポジティブにもなります。

ですが、ポジティブが良くてネガティブが悪いというわけではありません。

適度なネガティブ思考は危機管理に繋がり、生きていく上で必要です。

ポジティブといっても上に書いたような衝動買いに繋がるのは良くありませんよね。

ポイントは、気分一致効果に惑わされて事実が見えなくなることを避ける、ためにどうするかです。

悪いことばかり思い出す時は注意する

ネガティブな方向へ惑わされないようにします。

たとえば、仲の良い友達と喧嘩をしたとします。その後、何故かその友達の悪いことばかり思い出します。

あの時大事な物に傷を付けられた、この前は遅刻してきた、自分に対する気遣いが足りない、など、嫌な思い出ばかりが次々と浮かんできます。

悪いことばかり思い出した結果、もう顔も見たくないと思うかもしれません。仲直りの機会すらダメにしてしまうかもしれません。

普段なら、一緒に出掛けた時に楽しかった、良い映画を教えてもらって嬉しかった、いつも自分を気にかけて嬉しいとか、そんな良いこと思い出すのに、喧嘩をした後は嫌なことばかり思いだします。

普段と違って、悪いことばかり思い浮かぶのは気分一致効果の仕業かもしれません。単純に気分が悪いから、悪いことを思い出しているだけではないか、という可能性です。

その状態では冷静さを失い陰口を言ってしまったり、態度に出たりして大切な人間関係にヒビが入るかもしれません。

そういう考えに捕らわれることそのものがつらいですよね。

誰かについて、あれが嫌だこれが嫌だと考えるのは決して楽しいことではありません。

そういう時は、気分に思考を操られている可能性を考えて、リセットしてみましょう。

嫌なものを嫌と思ってはダメだという意味ではありません。いつもは良い感情を持つのに、気分一致効果に惑わされて嫌なことばかりを思い出す例を書いています。

良い世界観で良いことが起こる

気分一致効果は、悪い気分の時だけに起きるものではありません。

良い気分の時は物ごとの良い面が目に留まります。

世界観は現実化しやすいものです。

クールな人に対し、あの人は実際には心優しい人なのでは?と心から思えば、そうなることも普通にあります。

良い気分の結果、良い世界観で物ごとを見れば、良いことが起こりやすくなります。

仕事で例えると

  • 「悪い職場で嫌な仕事をされられて最悪だ、給料は我慢料だ」という悪い世界観ならば、

仕事にやる気も出ず、就業時間は辛いものになります。仕事の成果にも態度にも嫌な気持ちが現れ周囲からの評価も悪くなります。なのでますます仕事が嫌になります。

  • 「良い職場で良い仕事が出来て嬉しい、給料は役に立った料だ」という良い世界観ならば、

仕事も楽しくやる気に溢れてきます。気持ち良く仕事をやり続けた結果、成果があがり評価してくれる人も出てきます。そしてもっと仕事が好きになります。

どちらが良いかと言えば圧倒的に後者の世界観です。

この世界観を持てば良い職場に恵まれやすくなります。

何故なら、良いエネルギーは同じく良いエネルギーを呼び寄せるからです。

気分一致効果で幸せになるためには?

体調を良くする

体調は気分に強い影響を与えます。

風邪や怪我の痛みで体調が悪ければ、悪い気分になります。

寝不足や不摂生で疲れが溜まっていても気分は下がります。

よく動いてよく休み、食べ物に気を付け体のコリをほぐすなどを心掛ければ、体調も良くなります。

そうなれば、良い気分になり良い世界観で生きられます。

気エネルギーを良い状態にする

まずストレスを溜めないようにします。

自然が多い場所や気の合う人がいる所へ出かけると、良い気エネルギーに触れられます。

逆に、雰囲気が悪い場所苦手な場は悪い気エネルギーに触れるので出来るだけ避けます。

徳を貯めていくと良い気が集まりやすくなります。良いエネルギーは同様の良い物を集めます。

徳=「良い気エネルギー」です。

自分を大切にする

自分を大切にしないのは、自分を虐待しているのと同じです。

自分で自分を虐待すれば、当然自分が嫌いになります。嫌いな人と四六時中一緒に居るのは辛く苦しいものです。当然良い気分ではいられません。

まず自分を大切にして、自分嫌いをなくしていく必要があります。

人は、

自分が好きなら他の人も好きになります。
自分が許せれば他の人も許せます。
自分を理解できれば他の人も理解できます。

なので、自分を大切だと思えば周囲の人も大切になり、良い世界観で生きていけます。

まとめ

  • 気分一致効果とは
    良い気分のときには良い記憶を思い起こしやすくなる
    悪い気分のときには悪い記憶が思い起こしやすくなる、というしくみ
  • 同じ情景を見ても、その時の気分で受け取り方が変わる
  • 良い世界観でいれば、良いことがおこりやすくなる

私が好きな言葉で、

悲観主義は気分、楽観主義は意思によるものである。およそなりゆきにまかせる人間は気分が滅入りがちになるものだ

というものがあります。アランの幸福論です。

気分一致効果で言えば、

楽観主義になる(=良い気分でいる)ことは、体調を良くし徳を積んでいくことになります。これにも「意志」が必要です。

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