瞑想が出来ない理由と考え方ーこれを知れば取り組める!

瞑想
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瞑想はブームとさえ言われています。

ストレスがなくなる、幸福感を感じられる、集中力が付く等、多くの効果が言われています。

なので、そんなに凄いものなら体験してみたいとチャレンジした方もいらっしゃると思います。

でも実際に始めてみれば、なんか退屈だし、変化も感じない雑念も、姿勢を保つのも苦痛で、がっかりした気持ちで離れていきます。

瞑想が体験できない自分って駄目なのかも、なんて劣等感さえ持ってしまうかもしれません。

今回の記事は、もっと瞑想を手軽に考えて体験してもらうためのものです。

瞑想はハマれば楽しいです。芸術系が好きな方は、その作品世界にどっぷり入れたり、創作のヒントが降りてくるのでお勧めです。

  • 瞑想についての考え方
  • 瞑想が続けられる考え方
  • 瞑想状態に入るコツ
  • 雑念をどう扱うか
  • 雑念と瞑想の関係

まず、瞑想について考えてみよう

瞑想が出来るのは、エリートで人間が出来た、悟りを開く世界に近い人というイメージを持っていませんか?

瞑想がエリートの物、仕事が出来る人間は瞑想だ!と謳(うた)っているような場所があれば、しかもそこが有料ならば、単純に収入を得る宣伝文句「かもしれません」。いわゆるエリートは金払いがいいだろうという作戦「かもしれません」。

なので出来ないから不出来だとか、気に病まないでください

そして、瞑想には多くの効果があり、それが欲しいからやるわけです。

つまり、瞑想は煩悩の塊です。(By ミルクボーイ)

立派そうな目的でも結局は煩悩、原始仏教では「生きたい」という望みさえ煩悩としています。

私はかなり瞑想状態になれる方だと思っています。

そんな私の、瞑想を始めたきっかけが「好きな音楽をもっと理解したい」ただそれだけでした。まさに煩悩!完全なる私利私欲!

その煩悩のパワーが凄くて、瞑想に深く入り込めました。煩悩による集中力ですね。

私みたいなのばかりではなく、もっとちゃんとした理由で瞑想を始められている方もいらっしゃいます。

一方で私のような、ただ煩悩に忠実に始めた結果、出来るようになる場合もあります。

なので、瞑想の出来る出来ないで人の価値は決まりません。瞑想が出来てもゲスい欲望の展覧会のような人だっています。

習得する場に行くと、瞑想で人の価値が決まるかのように言われることもあります。

そのようなことは決してないので、その誤解を捨てて、瞑想に向き合う気持ちを楽にしてください

瞑想を続けられる考え方

ジョギングの習慣が身に付けば立派、すぐにやめる人はダメというイメージがあります。ですが

  1. ジョギングを健康のために始めて、挫折した
  2. ジョギングをする期間はお小遣い〇万円アップなので続けている

という条件での結果なら、2.の人は立派というよりも、「それなら続くよね」と思われます。

何が言いたいのかというと、

瞑想をやりたい理由が瞑想にかかる時間や手順を踏む労力よりも、価値が高いかどうかを考えてほしいということです。

このメリットの強さが、瞑想に取り組む、習慣化する決め手になります。

瞑想への気持ちが強ければ、習慣化と共に、瞑想状態にも入れるようになります。何故なら、出来るようになりたいから色々と調べて実践を繰り返すからです。

瞑想が成功するコツや方法を知る前に、まずこれがポイントになります。

確認してほしいのが

  • 瞑想を習慣付けるくらい強い動機があるか
  • 瞑想を続けられるほどの理由を見つけられるか

の、2つです。

これがないならば、瞑想に取り組む必要はないのかもしれません。何か瞑想とは違う、何かに取り組むことへ時間や労力を使った方が有意義です。

その別のものをやっている時に、瞑想が必要になるかもしれません。その時はモチベーションも高いと思うので、取り組めるのではないかと思います。

瞑想が心地よいから続けているという人もいます。この記事は「瞑想が出来ない」「苦手」な人へのものなので、瞑想そのものが目的な場合について、あえて書いていません。

瞑想状態に入るコツ

ここまで読んでくださっているということは、瞑想の目的は充分ありなのでコツを知りたいということだとですよね。

なのでこれからは、瞑想のやる気が充分というのを前提で書いていきますね。

体調を整える

頭痛がしたり、体がだるければ瞑想に集中しにくくなります。

体調が良ければ、脳内物質の分泌も正常になるので頭がクリアになります。

瞑想状態を維持する集中力を保ちやすくもなります。

なので、体調が良いことは瞑想にとって重要な要素です。

瞑想に対し期待し過ぎない

深い瞑想に入れば、神秘体験や至福体験もあります。

でも最初からそうなる人はあまりいません。逆にそうならない方が良いかもしれません。いきなりそんなものに到達すれば、現実世界に帰って来れなくなるからです。

期待するがあまり、実際は瞑想状態に入っている、近い所にいるのに気が付かない場合もあります。

椅子に座って5分間、呼吸に集中していれば、なんだか心が落ち着いたり、ちょっと幸せな気持ちになります。

それは、瞑想の効果がしっかり出ている状態です。

簡単な方法で短時間やってみる

瞑想の基本は、「呼吸の瞑想」です。

息を吸って吐くという、ただそれに注目し、集中します。

時間は5分くらいを目途にしてください。1分でも3分でもかまいません。

5分間呼吸の瞑想をすれば、心も体も整います。

「外部の刺激による瞑想」を体験してみる

瞑想には、自らの集中によるものと、外部からの影響によるものの2つがあります。

「サウナで整う」ってありますよね。

あれが、外部からの影響で瞑想状態になったものです。外部からの温度の影響が血流に働きトランス状態になります。

サウナで整うまでは難しいのかもしれません。それでも、サウナ→水風呂で、気持ちよかったり、少しふわふわした感じになっただけでも、軽く整っています。

半身浴での瞑想も、外部の刺激によるものです。

半身浴で呼吸の瞑想をすれば、集中力の要素も加わります。

瞑想意識状態に入りやすいので、コツがつかめます。

瞑想を習慣化する意味でも、毎日5分間湯船に浸かって瞑想すると決めても良いくらいです。

雑念をどうするか?

雑念は、湧くものと思ってください。

課題は、湧いた雑念をどうするか、です。

方法としては、

  1. 雑念を流す
  2. 雑念を観察する

の2つがあります。

この2つの対処法について書いてみます。

雑念を流す

呼吸法を使います。

呼吸に集中しているはずなのに、つい気がそれる、何か考え事をしたりします。

それが「雑念が湧いた」状態です。

それに気が付いた時に、1度呼吸を強めます。

鼻からゆっくり息を吸って吐いている今の状態から、一度だけ「フッ!」といった感じに強く息を吐きます。

その刺激で、雑念から心が離れ、再び呼吸に集中出来ます。

雑念は、気が付かないうちに湧いてきます。

最初はその「呼吸を強めるタイミング」が分かりません。

そういう場合にお勧めの方法があります。

タイマーでも良いですし、瞑想用の動画で1分ごとに鈴(りん)を鳴らしているものでもかまいません。瞑想中に定期的に何か音で合図が入る状態にしてください。

音が鳴った時に、雑念が湧いていれば気が付きます。その時に呼吸を強めてください。

雑念を観察する

雑念や、何かの思いが湧いた時に

「ああ自分はこのように思っているんだなぁ」といった感じで、ただ見ていきます。

もう1つ方法があります。

湧いた思いを分析するというものです。

「道で人にぶつかって嫌な気持ちになった」という雑念に対し

  • 雑念に呑まれる:あの時はびっくりした、痛かった!などと追加で考えていく
  • 雑念を観察する:ああ、あの時自分は嫌な気持ちになったんだなという事実のみを確認するだけ
  • 雑念を分析する:なぜ嫌な気持ちになったのか、どう嫌な気持ちになったのか、その理由や原因を分析する内観のような作業

簡単に書くと上記の違いがあります。

雑念を観察するのが望ましいのですが、とにかく頭が暇なので、つい呑まれてしまいます。そんな時は分析して呑まれないようにする方法がありますよ、という形です。

雑念に呑まれないための訓練になります。

分析するのが面倒くさくなるぐらいやってみると、ただ観察できるようになります。

雑念と瞑想の関係

瞑想を続けていると、雑念が湧かない状態は難しかったとしても、湧くペースは落ちてきます。

溜まっているものがあふれてどんどん湧いていたので、それがなくなれば、リアルタイムの分だけになります。

瞑想が深くなれば、雑念も湧きにくくなります。

雑念のペースが落ちてくる、生々しく感じなくなるというイメージかもしれません。

半分寝ている状態にも感じます。

かなり慣れてくれば、瞑想意識なのか眠いのかの区別も付いてきます。

  • 眠くなる:無意識と意識の遮断(雑念を遮断した状態)
  • 瞑想意識状態:無意識との一体化(雑念と向き合い受け入れた状態)

と、分ける事も出来ます。

眠くなる瞑想(雑念の遮断)

外部からの影響による瞑想です。サウナで整うなどの他、誘導瞑想や、気功で行われる「気を下げる」ものもそうです。

これのメリットは、ストレスが吐ける、インスタント的に人格者になれる、危険が少ないといったものがあります。他からの手助けでの瞑想なので、簡単に出来るというのが一番のメリットかもしれません。

デメリットとしては、正しい瞑想で得られると言われている、精神性の成長、集中力の強化、無意識の問題からの解放といった、根本的なものは得られないといった点です。

ストレスは吐けるけれど、ストレスの根本は解決できません。

自らの瞑想ではなく、あくまでも外部刺激のものなのでそうなります。

だから悪いとかそういう意味ではなく、種類の違いです。

眠くなる瞑想で、自力での瞑想効果を期待すればあてがはずれます。ですがこの瞑想の効果を理解していれば、確実にしかも簡単に手に入れられます。

瞑想意識状態(雑念と向き合う)

自分の力で集中した時に起きるものです。

メリットは、精神性の成長、集中への訓練、悟りに近づける、根本的な問題解決などがあります。

デメリットは、無意識との対話による危険性です。自分の中に隠れていた、見たくない自分に対面して正気を失うといったこともあります。

なので、正しい瞑想を行う時には

5分間を目途にやめる、嫌な気分になった時はすぐにやめるというのがポイントです。

心の状態が健康で、5分間続けても何か問題が起きなかった場合は、もっと長い時間続けても大丈夫です。

これについても、だから悪いという意味ではなく、種類の違いです。

効果を知っていても、危険を知らなければ大変なことになります。安全に配慮しつつ慎重に始めれば、大きなものが得られます。

まとめ

  • 瞑想は「立派」「エリート」だからやるものではない
  • 瞑想が続けられるかは、どれだけメリットがあるかどうか
  • どんな形でも瞑想に慣れると入りやすくなる
  • 雑念は「湧くもの」と考える
  • 雑念を遮断する瞑想は手軽で安全におこなえる
  • 雑念と向き合う瞑想は危険に充分留意する
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