明けましておめでとうございます。
お正月休みが明けて、ブログも再開です。
お正月明けて初のブログということで、初夢にちなんで夢分析についてです。
初夢をいつとするかには、2つの説があります。
1日の夜に見るものなのか、2日の夜に見るものかで考えが分かれるようです。最近では元旦の夜に見るものが初夢とされているようです。
精神的にキツく感じる夢を見ると、その日は気分が沈んでしまうことがありますよね。
そのような夢について、それは実はいい夢ですよと言うと驚かれて、安心してもらえるものがあります。
今回の記事では、嫌な夢として良く聞くものだけれど、意外にいいものの代表をを3種類選んで解説します。
寝ている時に見る夢の意味
眠っている時は、起きている時に比べ無意識からのメッセージを受け取りやすくなっています。
なので夢を分析し、診断することで自分の心の状態を把握できます。
無意識は夢を通じて、「気が付いてほしいこと」を伝えています。夢のメッセージについて気にかけていると、夢見が変わってきます。
無意識が「夢でメッセージを送ると気が付いてくれるぞ」と判断して、意味のある夢を見せてくれるようになってくるのがその理由です。
夢分析の方法として
- 夢に出てくる人物や物は、自分の気持ちの「化身」ではないか?
- 夢の中でどのような気持ちになったか、
- 目が覚めた後、夢に対しどのように思ったか
等を、意味を考える時のヒントにしてください。
夢は基本的には無意識からのものですが
- 意識からのもの
- 無意識からのもの
- 集合的無意識からのもの
の、3種類があります。
この中の何処からのものか判断すれば、夢分析の精度があがります。
悪い夢を見た時に「予知夢では?」と心配にならずにすみます。
意識からのもの
- 今日観た映画の夢
- 明日の予定に関係する夢
- 今気にしている悩みなどの夢
意識で考えていることが、そのまま夢になって現れます。
この場合は無意識からのメッセージというよりも、頭の中で情報を整理したり、心を準備といった作業をしていると判断できます。
無意識からのもの
抑圧しているものや隠れた不安など、無意識にあって気が付かないものが夢に現れます。
集合的意識からのもの
予知夢など、サイキック能力のように思われるような夢です。
- 知人についての夢を見たら、次の日その知人に偶然会った
- 災害の夢を見たら、遠く離れた場所で実際にその災害が発生していた
- 知人が入院する夢を見たら、その後知人に病気が見つかった
「虫の知らせ」の夢バージョンです。
意識の奥に無意識があり、さらにその奥に集合的無意識があります。集合的無意識は他の人とも繋がっているので、そこには他人からの情報が発信されます。
例えば、川である魚が大量に死んでいる夢を見たとします。そして朝起きてニュースを見ると、同じような光景が映っています。
これは、その川を見た人や取材した人が見たものが、集合的無意識を通して夢に出てきた結果です。
この類の夢は、見た時の感覚などが違うことも多いので、その差で予知夢の類かどうか判断できます。
悪いようで実はいい夢の例3つ
その1.尊敬している人に怒られる
尊敬する人や、凄いなと一目置いている人に、怒られる夢です。
しかも、現実ではありえないほどブチ切れられる場合が多いようです。
たとえ夢でも怒られるのはショックです。しかも尊敬する人ならなおさらです。目が覚めてもまだそのショックを引きずってしまい、その人と顔を合わせても悲しい気分になります。
予知夢なのでは? あの人がそんなに怒るタイプと無意識は思っている?
といったことが心配になるようです。
この夢の意味
これは、心の中(無意識)の「前へ進みたい」「成長したい」という部分が、尊敬する人の姿を借りて、叱咤激励している夢です。
この夢を見たのならば、あなたの無意識はもっともっと成長しよう、しなければいけないと思っています。
そのためには、もっと頑張らないといけないとか、改めないといけない点があるとか、そのような部分を、あなたの無意識が指摘しています。
その2.過去の嫌な思い出の再現
夢の中で学生時代に戻って、「体操着を忘れた!」とか「テストなのに全然勉強していなかった!」など、大慌てする夢です。
実際にあった過去よりも悲惨な状況を夢に見る場合もあります。
そして目が覚めた後「良かったー、夢か!」と、ほっと胸をなでおろします。
この夢の意味
これがごく最近の嫌なできごとの場合は、現実に慣れさせていくための夢体験です。意識からの夢になります。
もう関係のないほどに昔のことならば、「嫌なことはもう起きないから今の自分の幸せを実感するように」と、夢が教えてくれています。
なので、あの嫌なことは過ぎ去ったのだと再認識し、決別して未来に目を向けてください。それがあなたの無意識の望んでいる事です。
その3.大切な人や物を失う夢
大事な家族や友人が重い病気になる、自分の元から去ってしまう、大事にしていたものが壊れてしまう、等の夢です。
こんな夢を見れば、目が覚めても悲しい気持ちが続きます。「正夢?」「予知夢?」と、心配になります。
この夢の意味
これは、大切な物への再認識をうながす夢です。
あなたがなくして悲しんでいたものは、目が覚めたらちゃんと存在していました。これはとても幸せなことです。
自分に対する不安から見る夢の場合もあります。
その大切な人や物が、自分にとって過ぎたる物と思っている等です。
それでも目が覚めれば、きちんとあなたの元にありました。なので自信を持ってください。
まとめ
私は夢を良く見ます。一晩に2~3個は見るし、5分程度のうたたねでもしっかり見ます。あまりに見るので、夢分析を勉強しました。
夢にはいいものもあれば、悪いものもあります。
ですが、少し視点を変えて考えてみます。
無意識のメッセージが届くのは、それだけで良いことです。
なので、夢=良いこと、という受け取り方もできます。