人の嫌味や愚痴の目的を知り肯定に変える方法

心の話
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何度も同じような愚痴や嫌味、文句を言う人がいます。

以前、聞くから聞かされる、なら聞かなければいいという記事を書いています。

今回の記事では、愚痴や嫌味の「理由・目的」を理解することで、肯定的なものに変える方法について書いていきます。

嫌味・愚痴・文句の「理由や目的」を言う側の立場で考えた例

大切な友達が、不注意で道に飛び出し自動車にひかれそうになったとします。

運転手が急ブレーキをかけてくれたからぶつかることはなかったものの、友達はびっくりして転び、ひざをすりむいてしまいました。

運転手にも注意され、落ち込んでいるところにかけより、「大丈夫?」と声をかけます。

そして、「どうして急に飛び出すの!?危ないでしょ!」と、ついキツく言ってしまったとします。

友達からすれば、怖い思いをして、こけて、運転手にも注意された上に、友達にまで怒られた状態です。

あなたが友達に怒ったのは、友達をもっとつらい目に遭わせたかったからでしょうか?
キツイことを言って落ち込ませるのが目的でしょうか?

違いますよね。

すごく心配で、もう二度とそんな危ない目に遭って欲しくなくて怒ったわけです。

そのあなたの「文句」に対し、友達がどう反応したかであなたの気持ちは変わります。

理由や目的が理解された場合

友達が

「ごめんね、私のことを心配して怒ってくれてるんだよね。これからしっかり気をつけるから、ありがとう」

という反応を返してくれた場合、

理由=心配だったから
目的=危ないことを止めたい

という気持ちが通じ、目的も達成出来ています。なのでこれ以上「文句」を言う必要はありません。

それどころか、

「そうか、私がここまで怒ってしまったのは友達が大切だからなんだ」と改めて認識し、さらに友達のことが大切に思えるようになります。

理由や目的が理解されなかった場合

友達が

「別にあなたに迷惑かけたわけじゃないでしょ!文句なんて聞きたくない!」

という反応だった場合、あなたの気持ちも目的も理解してもらっていません。

なので伝わるまで「文句」を言い続けるかもしれません。

過去の危なかったやらかしまで引っ張り出してきて、友達を責め続けるかもしれません。

楽しい気分で出かけたのに最悪だと嫌味を言うかもしれません。

「文句」を言っている側は、本来の気持ちや目的を認識できていないものです。認識していれば、伝わるような言い方に変えるはずです。

あなたのことが心配でつい怒ってしまったとか、事故に遭ったら悲しいから気を付けてほしいとか、そんな感じに言い換えます。

これと同じように、何か分からないイラ立ちと、伝わらないもどかしさが相乗効果になって、しつこく言い続ける「愚痴・嫌味・文句」があります。

その意図理解し伝えればポジティブなものへと変化していきます。

嫌味や愚痴、文句の理由や目的の具体例

とは言っても、愚痴などの理由や目的についてピンとこないかもしれません。いくつか具体例を書いていくので、理解のヒントに使ってください。

※ 目的(一例)としているのは、別の目的な場合があるからです。

愚痴:会社の後輩の悪口

「この前入ってきた新人が自分の足を引っ張る」
「指導を頼まれている後輩の覚えが悪くて苦労している」
「後輩がよくミスをするのでフォローが大変だ」

そして「どいつもこいつも使えない、自分は苦労ばっかりだ」とグチグチ何度も言う。

愚痴の目的(一例)

自分は頑張っていることを認めて励まし、褒めて欲しいと望んでいます。

なので

それでもちゃんと仕事を終わらせているのだからすごい
覚えが悪くてもちゃんと指導続けているんだよね、だから任されているんだよ
フォロー大変だね、そんな先輩をもって後輩は幸せだね

といった感じです。

そうすれば相手は、自分を褒めて励ましてくれたお礼に、あなたのことを褒めたり親切にしてくれます。

嫌味:とにかく駄目出しする

仕事中に何かに戸惑っていれば、すっ飛んできてやり方を注意される、別の人に頼まれた仕事を、要領が悪いこうすれば良いといちいち指導される。
何かをすればすぐにダメ出しをされるので気が張って落ち着かない。

嫌味の目的(一例)

人の役に立ちたい、実際に役に立っていたいという気持ちを持っています。

なので

○○さん、教えてくれてありがとうございます。助かりました。
物知りなんですね。尊敬します。
気にかけていただいてありがとうございます。嬉しいです。

と、お礼や感謝の気持ちを伝えます。

そうすれば、役に立ちたいという気持ちの空回り状態から、本当に役に立ってくれる人に変わります。

文句:ズケズケ入ってきて文句ばかり言う

人が会話していようが何か仕事をしていようが、お構いなしに入ってきて何か文句を言ってくる。

割とどうでもいいことで、ロッカーの使い方が悪い、ドアの閉め方が悪い、お昼ご飯の席の取り方が悪いなど、他の人が気にしてもないようなことをさも重要そうに言う。

気の弱い人が狙われやすく、気に病んで可哀そうになってくる。

文句の目的(一例)

構ってほしい、べたべたに仲良くなりたいと思っています。つまりツンデレです。

あまり構ってもらえない子どもが、悪いことをして注目してもらおうとするのと同じです。気の弱そうな人を狙うのは、優しそうだから仲良くしてくれるかもと思うからです。

(今はご時世的に難しいことですが)同性ならスキンシップが最強です。二の腕か肩がコツンと当たる距離感で、おはようございます♪と顔を覗き込んでニッコリ笑えばOKです。

その後は、あなたにだけは文句を言わずに親切にしてくれるようになります。その様子を見た他の人が警戒を解けばもっとその人は周囲と打ち解け、可愛い系のキャラになるかもしれません。

多くの愚痴・嫌味・文句

文句の目的(一例)

何かに不満や焦り、不安があるのでそれを解決しようとして言っています。それを誰かに知って欲しい、助けてほしい、構ってほしいという孤独感もセットです。

それがずっとループする愚痴や嫌味などの理由で目的です。

なので

あなたは何か困りごとがあって不満を述べているのですよね?私はその不満解消のお手伝いをするつもりがありますよ。

というのを、さすがにそのまま言うのは変なので別の言葉なり態度なりで示していきます。疲れが溜まってそうで心配だとか、話をきかせてとか、そんな感じです。

愚痴や嫌味ではなく、否定という「意見」を提示しているという受け取りも出来ます。愚痴ばかり言っている人は、真摯に内容を聞いてもらったことがないかもしれません。話しているうちに自分で目的を理解出来ることもめずらしくありません。

理解し伝えることの効果

うわっ、メンドクサッと、思ったかもしれません。

本人さえ自覚出来ない目的を探して、思ってもないことを言うの?と感じるかもしれません。

ドラクエⅤに出てくるマスタードラゴンをご存じでしょうか?

輪の形のレールの上を、トロッコがグルグル回りそのループから20年も抜けられなかった天空人プサンです。主人公がレールのポイントを切り替えて、そのループから解放し助かります。

愚痴の意図を読んで伝えるのは、レールのポイントを切り替える作業のようなものです。いつまでたっても抜け出せず目的地に向かえない状態から外れてもらうために行います。

ループから外れるのが嫌なら、勝手にループに戻っていくので心配はいりません。

相手に対して言う言葉についても、嘘ではありません。自分の気持ちを伝えているのではなく、クイズ問題のようにその人の真意を言い当てているだけだからです。

実行するかどうかはあなた次第という自由

今までなら、うるさくて困っていた相手、何かと自分に文句を言ってきた相手に翻弄されていたかもしれません。

ですが、レールの切り替えポイントが分かるようになりました。少なくとも、どこかにポイントがあって切り替え可能ということは分かった状態です、

ポイントを切り替えて手助けをしてもいいし、そんな義理はないので自力で抜け出すまで放置しても良いわけです。

これはある意味、今までは文句を言う相手主導から、こちらに主導権が渡ってきたようなものです。

それだけでも気が楽になります。

といっても気が弱ければ相手に呑まれ圧倒されるので、気をしっかり持つ訓練をお勧めします。

まとめ

ポイント切り替え作業は徳が貯まるので、個人的にはどんどんやることをお勧めします。

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