デグーのお世話は決めた時間通りにやったほうがいい?

デグーの気持ち
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デグーのお世話は決めた時間通りにやったほうがいい?の問いに対しての答えは、

出来るならそうした方が良いとなります。

お世話の時間が決まっていて、それが守られていることで、デグーちゃんは安心出来るようです。遊んでの催促が少なくなります。金網かじりで「外に出して」等の要求をすることへの有効な対策にもなります。

ですが、その「時間通りのお世話」が全然効果のない子もいます。家の子がそうでした。

今回の記事では、そういう場合について書いてみたいと思います。

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この記事は私が過去に作っていたペットブログからのものを加筆修正したものです。

デグーは時間のルールが決まっていると落ち着くらしい

デグーは時間をかなり正確に把握しています。15分単位で分かっているようです。

小動物にとって、2時間は半日ぐらいの時間に感じていると聞いたこともあります。なので時間オーバーに厳しいのでしょうね。

私の経験では、守って欲しいことへの時間の遅れは15分~30分が限度のようです。

15分くらいからプンスカ怒り始めて30分で限界!といった感じでしょうか。

でもこれって、飼い主さんにとっては厳しい条件ですよね。外に仕事に出ているのならそんなにきっかり帰れない人も多いと思います。

デグーは規則正しい生活を望むと言われています。だからといって、15分単位できっちりかっきり守るのは難しいです。

かと思えば、そんなに時間を決めて世話をしているわけでもないのに、デグーちゃんも飼い主さんもご機嫌で日々過ごしている場合もあります。

なぜ、このようなことがおきるのでしょうか?

デグーのお世話の時間を守るよりも大切なこと

必要なことや物が、きっちり時間通りに手に入るのって安心出来ますよね。そこは人間とも共通する部分です。

※ 時間通りのお世話について、心理学の「不定率強化」として説明出来ます。決まった時間や期間に与えられない為に、その事が気になったり依存してしまうことがあります。

必要なものがいつ手に入るかわからなければ、気になります。手に入るまで何度も催促したくなります。

気になり過ぎたために、それが手に入れば喜びになり、その喜びが脳内麻薬を生むというしくみがあります。

エサがいつ出てくるか分からないボタンを何度も押し続けるという動物実験がそれです。

なので、デグーのお世話も時間を決めてやりましょう。そうすれば催促も減りますよ、ということです。

たしかにそうなのですが、家の子には全く効果がありませんでした。

何故なら、「時間が決まっていないから気になる」以前に「時間が足りないからもっと構って」という欲求があったからです。

例えばの話ですが

一ヶ月の間の決まった日にちに振込みされる給料20万円と、日にちはまばらだけれど、1ヶ月間のどこかで30万円振り込まれる給料とではどちらがいいかと問われれば、大抵の人は30万円を選びます。

決まった日に20万もらえる場合、それで足りているならとりあえず問題はありません。でも仮に、生活に必要なお金が22万だとすれば、決まった日に振り込まれたとしてもその給料では足りません。

食べ物のランクを落としたり、娯楽費をけずったりして節約して暮らします。それによってストレスもたまります。急な出費にも対応出来ません。

節約して生活していて、お米も無くなったなぁ、明日給料日だしそのお金で買おう!などと計画している時に、給料の支払いが予告もなしに1日遅れたら、とても腹がたちますよね。

一方で、日は決まっていないけれど30万円もらえる場合。
必要なお金が月22万なら余裕があります。予想より支払いが遅くてもあわてません。

(人間は欲に上限が(あまり)ない生き物なので、ずっと22万円の生活はしないと思います。強引な例え話として矛盾点に目を瞑っていただけると有難いです)

デグーのお世話の時間にも同じことがあてはまります。決まった時間にお世話をされるよりも、満ち足りた時間お世話をしてもらえることの方が重要です。

もちろん、満ち足りたお世話を時間通りにというのが一番です。

「ご飯の時間とリュミお姉さんと過ごす時間を催促したらこんな事になっちゃった」

デグーによって満ち足りる基準が違う

デグーって言うほどはなつかないよね。という話を幾度も聞いたことがあります。

私の場合はチョコのお世話をしていて

「ここまでデグーがなつくなんて聞いてない!」

って思いました。一見自慢のように思えるかもしれませんが、睡眠時間を削りまくってのお世話は大変でした。

満ち足りる基準は個々のデグーちゃんでかなり違うので、どれぐらいのお世話や遊びが必要なのかは、飼い主さんが見極めていってくださいね。

デグーは時間を決めてお世話をすれば、安心してストレスもなくなるというのは、そのお世話が満ち足りている事が前提です。

時間のルールに従ってもストレスをためていたり、時間にやたらと厳しくなるのは、デグーの「足りない」のサインです。

何がどれくらい足りないのかを見つけてあけてください。


時間の遅れる限度が15分~30分というのは、接する時間が足りない時の事です。今はそこそこ満足してくれているので、平日は2時間、休日は半日くらいの猶予をくれます。

まとめ

時間通りのお世話をするのが基本だと、各方面から聞きました。ですが家の子は時間通りにしても納得してくれず、自傷行為まではじめてしまいました。

量が優先で、決められた時間はその次だという法則的なものに気が付いて、時間があるかぎりお世話をするというやり方に変えました。

そうしたら落ち着いてくれたので、記事にしました。

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