デグーにあげた牧草は全部残さず食べてくれると思っていると、ほとんどを食べ残すのでびっくりすると思います。
ペレットと同じように全部食べるものだと言うイメージなのかもしれません。
そのイメージで牧草を与えると、牧草不足になる危険があります。
今回の記事では、牧草不足にならないための、牧草交換について書いていきます。
デグーは牧草を食べ残すのが普通です
牧草入れにデグーちゃんのお気に入りの牧草を入れて、モリモリと食べてくれていたとします。牧草が好きなんだなと嬉しくなる食べっぷりを見せてくれたとします。
そんな牧草好きなデグーちゃんでも半分以上は残します。
家のデグーのチョコの場合、嗜好性の高いゴールドチモシーでも食べてせいぜい5分の1くらいです。他の牧草ならもっと残しています。
デグーちゃんが牧草を食べる様子を観察していると、たくさんある牧草の中から自分が食べられるものを選んで食べています。全体に対して、食べられるものの方がずっと少ない感じです。
食べ残した…つまり選ばれなかった牧草は、食べられない、もしくは食べたくない牧草なのでそのまま置いておいても食べてくれません。(逆に考えると、牧草を食べて欲しい量の数十倍は用意しておかないとデグーちゃんは牧草不足になるということです)
もったいない気もするかもしれませんが、そういうものは敷き牧草に使用するなどで消費して、新たなものに交換してくださいね。
毎日新しい牧草を用意してあげよう
袋から出したばかりの牧草は香りもよく、デグーちゃんの食いつきも違います。
デグーちゃんも美味しいと感じているということですね。体のためにも歯のためにも、たくさん牧草を食べてもらう為に、少なくとも1日1回は新しい牧草を交換・追加してあげましょう。
牧草の食いつきのあまり良くない子なら、朝・晩の1日2回交換してあても良いと思います。デグーちゃんの牧草の食べっぷりを良く観察して、必要なら交換回数を多くしてあげてください。
家のデグーの牧草の追加・交換の頻度
チョコはかなり牧草を食べる子になりました。なのでケージ内への牧草の追加は1日に1度行なっています。
家では、敷き牧草を全交換するケージの掃除を週に2回しています。
掃除後、たっぷりとバミューダヘイと1番刈りチモシーをケージの底に敷き詰めるので、それでその日のケージへの牧草追加は終りです。
次の日からは、牧草置き場にゴールドチモシーや、オーチャードグラス(イネ科の牧草)を追加します。そうしたらチョコは、その中から食べたいものを食べて残りは下に落として敷き牧草にしています。
チョコはベタ慣れデグーで、ケージの外で私と一緒にいる時間がかなりあります。その時は、100均で買った入れ物の中に新鮮な牧草を入れておいて、中に入って食べてもらいます。
食べさせるタイミングはチョコがペレットを催促しはじめた時です。まず牧草を食べてもらってからペレットをあげています。
室内散歩をさせる時にも、新鮮な牧草を置いておきます。そうしたら散歩の合間に食べてくれます。
牧草の保管にも気をつけよう
牧草が入っている袋は密閉させて、空気を遮断しましょう。
袋を密閉させるクリップが100均にも売っているので、こういうので止めておくと良いです。乾燥を保つためにシリカゲルも(元々入っていると思いますが)入れておいてくださいね。
それで、牧草の香りが保たれてデグーちゃんに美味しい牧草をあげることが出来ます。
まとめ
用意した牧草は、2割食べて他は残すものというイメージで必要量用意してあげてください。
それでもおやつ牧草ならほとんどを食べてくれる時もあります。家の子は若牧草を乾燥したものなら残さず食べてくれました。
乾燥野菜と同じ扱いなのかもしれませんね。