デグーの寝ぐずりへの対処法

デグーの気持ち
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家のデグーのチョコが2歳になるころ、2週間程寝ぐずっていました。

その時の様子や、寝かしつけるために私がやってみた方法を書いてみます。

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この記事は私が過去に作っていたペットブログからのものを加筆修正したものです。

寝ぐずりとは?

寝ぐずりとは、眠いのに眠れずイライラした状態になることです。人間の赤ちゃんが夜に眠れず、グズグズとしている状態を主に指します。

人間の赤ちゃんで、一歳を迎える前くらいにこのピークを迎える事があります。立ったまま抱っこしていないとずっと泣いていたりして、お母さんもノイローゼっぽくなります。

そして、寝ぐずりをするのは人間の赤ちゃんだけではありません。デグーだって猫だって寝ぐずります。家の猫のリュミも1~2歳くらいの頃はよく寝ぐずりしていました。

家のデグーの寝ぐずりと対処法

家のチョコの寝ぐずり状態

家のチョコはベタ慣れなので、一日8時間は私の肩や背中の上に居ます。

そのうち半分近くの時間は眠っています。

残りの時間はペレットや牧草を食べたり、私がやっている事を見学したりして機嫌よく過ごしています。何か要求のある時は肩の上でじたばたしますが、要望が叶えばすぐにおとなしくなります。

普段はそんな感じなのに、文句を言いながら腕の上で服をかきむしったりしているような時期が続きました。

とりあえず要求しそうな事は一通り試してみましたが、ぷいっという反応なので、何かしてもらいたい事があるわけでもないようです。

ただ、「あー、イライラする~」というのは伝わってきます。かといってケージに戻してもダメで、出して出して!と激しく催促されます。

チョコの顔を見てみると、とても眠そうな目をしているので、もしかして寝ぐずり?と思い立ったのでした。

とりあえず知的好奇心を満たしてた

猫のリュミの寝ぐずりの時は、寝付くまで猫じゃらしを揺らして対応しました。

チョコの場合は、家事、特に料理を作っているのを見るのが好きなので、料理を作って見せました。作っている時は喜んで見ていましたが、終るとまだグズグズしています。

チョコは料理の他に、水を使った作業を見るのが好きなので、2時間くらいかけて台所の大掃除をしました。

楽しかったようで、ピルピルと言いながら機嫌よく眠りました。次の日は1時間ぐらいかけてお風呂の大掃除をしました。

家の中が綺麗になって良いのですが、私の体力的にこんな大掃除を毎日は出来ません。かといっていつもの家事だけでは物足りないようで、眠りも浅いしぐずぐずしています。

歌うネズミには歌が効果的?

チョコは子供の時からクラシック、特にピアノでの演奏が好きでした。

寝ないまでも、機嫌を良くしてもらおうとショパンのピアノ曲をBGMに流しました。そうしたら、じたばたしてた手を止めて、音楽を聴き初めていました。

そのうち、瞬きをして、ゆっくりと目を閉じ始めました。服の中に誘導するとそのまま入ってぐっすり眠りはじめたのです。

下の写真が、音楽を聴いてウトウトしはじめた様子です。

ショパンのピアノでそんな反応だったので、他の作曲者の作品でも試してみましたが、誰の作品でもいいいというわけでもないようです。

チョコが寝てくれるのは、ショパンリストだけでした。特にショパンの「ノクターン 第2番」はかなり好きなようです。

寝る=死の恐怖

初代のデグーが重症の時、治療を受けた後なのでただ回復を願って見守るしか出来ませんでした。

その時、初代の子はとにかく眠ることを怖がっていました。寝ないと体力が回復しないので、ずっと腕に抱いて話かけ続けていました。そうするとなんとか寝てくれていました。

人間にとって眠る=死に近い感覚があるので眠るのが怖い時があるという話を聴きます。

一歳近い人間の赤ちゃんが激しく寝ぐずりし始めるのは自我が目覚めたからだという説があります。それは、眠る=意識の消失=自我の消失、という恐怖を知ったからなのだそうです。

寝ぐずりと付き合う日々

チョコの寝ぐずりについては、人間の赤ちゃんと同じような対処法をしていました。抱っこして撫でながら語りかけたり、音楽を聴かせたり、背中に背負って動き回ったりです。

パーカーのフードに入っている状態は赤ちゃんがおんぶされている状態に近いので、デグーも落ち着けるようです。

上の写真は、猫に甘えながらウトウトしている様子です。

そして原因は?

チョコは昔から、落ち着いて眠るのは私の肩の上ぐらいでした。ケージの中では座って目を開けて(瞬膜という透明のまぶたを閉じて)寝ています。

私は仕事が終ったら、真っ直ぐに家に帰るようにしています。

それでも1日の3分の1は家を空ける事になります。だから私が家に帰ったら、ペレットを食べたりある程度甘えた後に2時間くらいぐっすり眠るのが日常でした。

ケージの中ではぐっすり眠れないから寝たいと思うと同時に、ケージの中は退屈だから、外に出た時はたくさん楽しみたいという気持ちが強くなってきたようです。

「眠いけれどまだ楽しんでいない!」という気持ちが、眠そうな顔をして肩の上でジタバタするという行動になっていたのですね。

散歩スペースを拡張して散歩部屋にしたり、好きな音楽をかけたりする事で、楽しみたいという気持ちが満たされてきたようです。そうして、眠いけれどもっと起きていたい!ぐらいのぐずりになってきました。

まとめ

手のひらサイズで寝ぐずりとか、萌え死にさせるために送られてきた刺客!

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