猫のおもちゃは猫じゃらしです。
そして、猫じゃらしはデグーのおもちゃにもなります。
実際に試してみてどうだったかを書いていきます。
デグーと猫じゃらし
猫は、猫じゃらしのことを自分が狩りをする対象(ネズミなど)と仮定して、じゃれて遊びます。
デグーは、猫じゃらしを自分の仲間だと仮定して遊んでいるようです。(デグーはネズミとは違いますが、全体的な外見は似ていますよね)
その反応を見ると、猫じゃらしって良く出来てるなーと思います。
家には猫がいるので数種類の猫じゃらしがあります。
家にある猫じゃらしを使っての実際の反応は以下の通りでした。
丸くてふわふわな猫じゃらし
これって、色といい形といい、デグーちゃんの後ろ姿に良く似ていますよね。
家のデグーのチョコはこの猫じゃらしに抱きついて、ピルピルと相撲をとったりしています。
ピルピル=機嫌がいい、楽しい時の鳴き声です。
室内散歩中に差し出した時の反応です。
猫じゃらしに抱きつこうとしています。チョコはこれが一番お気に入りです。
ネズミ付きの猫じゃらし
ぬいぐるみっぽいのではなく、リアルっぽいタイプのやつです。
家の猫のリュミは、この猫じゃらしの先に付いているネズミはチョコと同類と判断したようです。なのであまりじゃれなくなりました。
リュミ(猫)はチョコ(デグー)のことが好きな、仲良しのデグーと猫です。
なのでチョコや仲間を傷つけてはいけないと思っているようです。…リュミの優しさに感動
そんなわけで、リュミからのお下がりの猫じゃらしですが、チョコの反応は…
じゃれるというより、毛づくろいをしてあげるような反応です。
お人形ごっこしているみたいでかわいい!
しっぽタイプの猫じゃらし
これもリュミのお下がりです。
しっぽタイプは抱き付きやすいので、両手でしがみついて左右に揺さぶるようなじゃれ付き方をする場合が多いです。
エノコロ草タイプの猫じゃらし
デグーちゃんで、こんな感じのチモシーをくわえてケージの中を走って遊ぶ子もいますよね。
なので気に入ってくれるだろうと思い、チョコ専用のおもちゃとして買いました。
抱き付いてじゃれていますね。
デグーに猫じゃらしで遊ばせるポイント
猫じゃらしを激しく振り回さないようにしましょう。
猫と猫じゃらしで遊んだ経験のある方ならご存知かと思われますが、猫って激しく猫じゃらしをブン回したほうが反応がいいんですよね。
激しい方が燃えて、ストレス解消もできるようです。
デグーで同じ事をしても、激しい反応が返ってくる場合があります。
「ギュオー!」とか、「キー!」などと飛び掛って攻撃したりです。
逆に、うっとおしがって逃げる事もあります。
激しく攻撃する場合は、猫じゃらしを敵とみなして怒っているだけのようです。なので、遊んでいるのとは少し違います。
猫の場合は、猫じゃらしにブチ切れることでストレス発散します。
それと同じパターンなのかと思って観察していましたが、違いました。
猫の場合、「フー!」とか「シャー!」と言って猫じゃらしにブチ切れても、後日その猫じゃらしで普通に遊びます。
チョコの場合、ブチ切れた猫じゃらしに関しては「こいつは嫌い」という反応をします。その猫じゃらしには近づかなくなります。近づけると、その場所から離れます。
姿を見てむかついて、攻撃しにくる事もありますが、近づけないでほしいと思っているようです。
チョコ専用に買った、エノコロ草タイプの猫じゃらしで激しく遊んでしまい、それはすっかり嫌われてしまいました。
写真でかわいらしくじゃれているのは、激しくする前です。
他の猫じゃらしでは相変わらず遊んでいるので、激しく遊ばせたもののみを嫌うようですね。(嫌われた猫じゃらしはリュミが気に入ってくれたのであげました)
まとめ
デグーと猫の猫じゃらしへの反応は一見似ていますが、仲間と思って遊ぶデグーと、獲物と思って遊ぶ猫とでは違うということですね。