チャクラが開くという現象には、2種類あります。
簡単に言えば、
- チャクラが開(あ)く:物理的に気が通る
- チャクラが開(ひら)く:成長によって使える
の2通りです。
今回の記事では、この2つの違いについて書いていきます。
チャクラとは?
人の体には、第1チャクラから第7チャクラまでの、計7つのチャクラがあります。
体に毛細血管のようにエネルギーの通り道(気脈)が走っています。一番太い気脈は体の中心軸を縦に貫くよう伸びていて、その上をチャクラが縦一列に並んでいます。
チャクラの役割は大きく分けて2つです。
1つ目は、いわゆる「チャクラの効果」が持てるものです。
第4チャクラは思いやりの心を持つ、第6チャクラは第六感が働くといったものです。
2つ目は、エネルギーセンターとして「気エネルギーを増幅」させるものです。
気エネルギーが多くなることで生命力があふれると同時に、チャクラを使うためのエネルギーになります。
物理的なチャクラは、気エネルギーを増幅させます。
成長によるチャクラは、気エネルギーの増幅の他に、チャクラの効果や働きを得られます。
なので、成長によってチャクラを開(ひら)くのが望ましく本来の方法です。ですが時間がかかります。1つの人生で2つ程度と言われています。
これが物理的にチャクラを開(あ)けるという手法が流行る理由かもしれません。
(「1つのことを極める」という方法で、細くですが多く上昇させられます。)
物理的にならすぐに開(あ)けることが出来ます。
問題は、物理的に開(あ)いたものを成長と勘違いして精神的な不調をきたすことと、開(あ)けたことにより厳しい課題を呼び込み望まずにハードモードな人生を送ることです。
チャクラの操作は本能の操作になるので、良いことのようでも心の操作、依存や洗脳につながる危険を伴います。
チャクラが物理的に開(あ)くとは?
チャクラを刺激して開(あ)けます。方法は2種類あります。
1、内側から開(あ)けるもの
気功や瞑想などで気エネルギーを高め、内側から気の圧力でチャクラの汚れを吹き飛ばし開(あ)けるという方法です。
呼吸法で内圧を上げ、吹き飛ばす方法もあります。
吹奏楽をやっているなどで腹に力を入れた呼吸を繰り返し、ふいに開(あ)くという話も聞いています。
2、外側から開(あ)けるもの
音楽の刺激で開(あ)ける、気功師が外側から気の圧力でチャクラの汚れを吹き飛ばし開(あ)けるという方法です。
磁気絆創膏などで刺激を加えるものもこれに該当するのでしょうが、その方法で開(あ)いた話を私は聞いたことがありません。
チャクラが成長によって開(ひら)くとは?
1.出家などの修行
お寺での修業は、チャクラの成長にも沿っています。
- 第2チャクラ:掃除や奉公などの体力
- 第3チャクラ:規則正しい生活
- 第4チャクラ:正しい心を持つ
- 第5チャクラ:読経、正しい行いの実践
- 第6チャクラ:人の相談に乗り解決に導く
- 第7チャクラ:悟りを開くための座禅
この他にも、「○○道」と言われ、厳しい鍛錬と共に道を究めていく修行の中で、成長と共にチャクラが開(ひら)いていくものがあります。
2.生きていく中で成長する
出家や○○道に全てを捧げるような生き方は、中々その機会に恵まれません。それでも普通に生きていく中で成長しチャクラを開(ひら)くことが出来ます。
- 第2チャクラ:健康に気を付け体力を付ける
- 第3チャクラ:規則正しい生活と基本的なルールを守る
- 第4チャクラ:人も自分も尊重する、心を大切にする
- 第5チャクラ:想いの表現、自分らしい生き方を選ぶ
- 第6チャクラ:自分も含めた皆の幸せを実現させる
- 第7チャクラ:慈悲の心を持ち、模範となる生き方をする
各チャクラで何が課題になるかは人によって違います。
第3チャクラを開くためにいくら規則正しい生活をしても、自分はダメな人間だと思っている限り開(ひら)きません。
物理的と成長によるチャクラの開きの違い
チャクラは花弁に例えられます。
向かって左を体の正面とした場合の、チャクラの違いを花で図にしました。
物理的な場合
チャクラは通常汚れにより詰まっています。その汚れがこびり付き、回転できずエネルギーも通っていない状態です。
物理的に刺激を与え汚れを綺麗にすれば、チャクラは回転しエネルギーも通る様になっています。
開(ひら)いているというより、物理的に開(あ)けたという方が近いかもしれません。外側の汚れは取れたので回転しますが、内側のものまでは除去できないので開(ひら)きません。
心の問題まで、物理や他人の手によって取り除けないからというのがその理由です。
これにより気エネルギーを増幅させる機能を果たします。
チャクラの動きが体感出来る人には、ストロー+αようなものがくるくる回転しているように感じます。
成長による場合
チャクラを使おうとすることで、自力で少しずつ回転していきます。
使う練習をして課題をクリアした結果、チャクラが使えるようになり開(ひら)いています。その過程で考え方や生き方が変わり、チャクラの汚れが解けて気エネルギーが通るようになります。
これにより、チャクラの効果と言われる機能を果たします。
チャクラの動きが体感出来る人には、ずっしりしたものがあってそれが回転しているように感じます。この「ずっしり感」が体の安定感をもたらすという実感もあります。
チャクラが開(ひら)くといっても、いきなり完全な開花というわけではありません。「今五分咲きかな」「8分くらいになった」といった感じに、少しずつ開(ひら)いていきます。
まとめ
- チャクラは物理的に開(あ)ける方法と成長によって開(ひら)くパターンがある
- 物理的に開(あ)けると気の増幅が得られるが効果は得られない
- 成長により開(ひら)くと効果と気の増幅の両方が得られるが簡単ではない
- 物理的に開(あ)けたのチャクラはつぼみのようなもの
- 成長により開(ひら)けば花が開いたようになる
体調がなんとなくすぐれないからいつもよりちょっと早く寝ようと自然に思うのが、第2チャクラが開(ひら)いた効果です。