ベタ慣れデグーのための3つの条件

デグーの気持ち
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家のデグーのチョコは、べったべたのベタ慣れデグーです。

私が家にいる時は、私が寝る時以外、ほぼ肩の上で過ごしたり服に潜り込んで寝ています。

ケージにいる時間が長いと機嫌が悪くなり、土下座の勢いで謝り続けて許してもらわなければいけません。

小動物がナウシカのテト、古くは母を訪ねて三千里のアメディオのようにべったり懐いてくれる姿は可愛さもひとしおですよね。

実際に「どうすればそんなにベタ慣れになるのか」という質問もよくされます。

今回の記事では、私が思う、ベタ慣れデグーになる3つの条件について書いていきます。

この記事は過去のペットブログのものを加筆修正したものです。

ベタ慣れデグーになる3つの条件

  1. デグー側にベタ慣れの要素がある
  2. 飼い主側に懐かれる要素がある
  3. 接し方や環境

の3つがそろえば、かなりのベタ慣れになってくれます。

1.デグー側にベタ慣れの要素がある

なつきやすい子と、警戒心が強い子や一匹で過ごす時間が欲しい子がいます。

同じ人間でも、大勢でわいわい過ごすのが好きな人と、1人で過ごすのが好きな人がいるのと同じようなものです。

2.飼い主側に懐かれる要素がある

過敏な小動物であるデグーが、安心できるような要素が飼い主側にあるかどうかです。

3.接し方や環境

警戒心を解いていく方法とか、仲良くなっていくにはどうすれば良いかとか、どのようにデグーと接していくかです。

どうすればベタ慣れデグーになるのか?という質問は、この接し方へのものですよね。

ですが、先の1.2.の条件が揃っていなければ、想像通りのベタ慣れデグーにはならないかもしれません。

ベタ慣れデグーに対する考え方

飼い主さんのことが好きならベタ慣れデグー

私的には、飼い主さんに甘えてくれる子は立派なベタ慣れだと思っています。

ペットショップの店員さんの話では、おやつを躊躇(ちゅうちょ)なく受け取ってくれるだけでも、安心してなついている状態だそうです。

なので撫でさせてくれたり、手の上に来てくれる段階で、相当懐いてくれているということです。

ベタ慣れデグーの飼育はかなり大変

この記事レベルのベタ慣れデグーは、家に居る時はつねに一緒に居ることを要求します。

1日6~8時間は一緒に居ないとストレスで自傷行為をはじめます。用事があって遅く帰ってきても、一緒に過ごすために睡眠時間を削られます。

掃除洗濯料理、常にデグーと一緒にするので、事故を起こさないよう、いたずらをしないよう、つねに警戒します。

こんなに懐くなんて聞いていない! と 逆にびっくりしているくらいです。

そんなにベタ慣れではない方が、適度な距離間で良いのかもしれません。ベタ慣れデグーになって欲しいと望んでいる方は、そのことを留意していただきたいなと思っています。

もちろんベタ慣れ過ぎるのも含めて家のデグーです。可愛いと思って暮らしています。

手に包まれて安心して眠る姿はかわいい!

ベタ慣れデグーの要素その1.デグーがベタ慣れになる素質がある

ペットショップやホームセンターで販売されているデグーちゃんを見るのが好きで、用事がある時には見にいきます。

ケージに近寄って観察していると、デグーちゃんによって様々な反応があります。

こちらを全然気にせずに遊んでいる子は、家のコ程のベタ慣れにはならない可能性が高いです。

この前行った小動物専門店で、特に人懐っこい子が一匹いました。

並べてあるケージの、上から順番に見ていこうとすると、中段からこちらへの強い意識が飛んできました。

そのケージを見ると、こちら側に顔を突き出しながら回し車で歩いているデグーちゃんがいました。じーっと私の目を見ながら回し続けています。

その子にピルピルと鳴いてみると、おやつの葉っぱが入ったお皿をなぎ倒しながらすごい勢いで私の真ん前まで来てくれました。

この子ならほぼ間違いなくベタ慣れになるだろうな、と思います。

(あまりにすがるような目で見つめられ続けたので、店を出てその子とお別れするのが辛かったです)

デグーちゃんによって人との距離のとり方が違います。とにかく近くに長い間居たがる子がベタ慣れになる要素をもっていると思います。

ショップで死んだような目をしてうなだれているデグーちゃんを時々見かけます。

その場合は寂しさで絶望してそうなっている事もあるので、実はベタ慣れなのかもしれません。

ベタ慣れデグーの要素その2.飼い主側がベタ慣れされやすい素質がある

ひざの上で毛布をかけて寝るデグー

デグーちゃんは被食動物であり、強い警戒心を持っています。

そんなデグーちゃんに懐かれやすい要素とは、言い変えると動物になめられやすい、という事です。

私は昔からこの要素があり、悩みでもありました。

道を歩いていてなんか視線を感じるなーと思ってその方向を見ました。すると、道の向こうの大型犬がこちらに脅しをかけようと身を乗り出していて、それを飼い主さんが必死に抑えていました。

奈良公園に学校行事で出かけた時(←大昔の話です)クラスの3~40人くらいで固まって歩いているのに、シカが私だけをめがけて走ってきて突き飛ばされた事もあります。

ガードレールにとまっているカラスと目があった時
「こいつならいてまえるな、まぁやらんけどな」
という意識がこちらに飛んできました。(いてまうぞ=危害を加えますよという大阪弁)

別の日別のカラスに足蹴りされた事もあります。

印象に残っている一部を書いただけですが、

「自然界に人間が(文明の利器なしに)ほうり出されたら、真っ先に餌食になるのはきっと私!」

と、よく思っているくらいです。

その一方で、自分は弱いと思っている動物は私に甘えてきます。

家のチョコは人間が大好きで、玄関先に来た宅配業者の人や近所の人にも構ってもらおうとアピールします。でも相手によってアピールしたり見つからないように隠れたりします。

ベタ慣れデグーの要素をもった子でも、どれぐらいのベタ慣れになるかは飼い主さんの気質しだいな所もあります。

弱い動物に懐かれやすい気質とは、エンパスの受信型です。

大型犬などは、エルゴンの送信型に懐きやすい傾向があるようです。

ベタ慣れデグーの要素その3.飼育環境や接し方

この3つ目の要素だけではベタ慣れ過ぎるデグーにはならない可能性があります。

私は常に一緒に過ごすベタ慣れデグーが理想とは思っていません。デグーちゃんが望む距離感で過ごすのが一番です。

その上で、デグーちゃんに懐いてもらいやすくなる接し方を書くと

おやつでのコミュニケーション

とにかくデグーちゃんは食欲旺盛なので、美味しいおやつをあげて仲良くなっていくのが基本です。

嗜好性の高いペレットや牧草もおやつになります。

食べてはいけない物や食べ過ぎ注意なものに注意しながらあげてくださいね。

服の袖から顔を出しています。

むやみに怒らない

デグーちゃんは感受性が強いので、怒るとショックを受けたり警戒を強める事があります。

してはいけない事については軽く注意するくらいで止めておきましょう。

要求を理解して可能なら叶えてあげる

デグーちゃんは行動や鳴き声によってやってもらいたい事を訴えてきます。訴えてくるという事は、叶えてくれると信頼されている事でもあります。

デグーちゃんにとって良くない事(おやつの食べ過ぎ等)でない限り、なるべく叶えてあげてください。

家のチョコのように「クラシック音楽をかけて」など、意外な催促をする場合もあります。

デグーが?まさか?というようなお願いがあるかもしれないので、とにかく何をお願いしているのか理解してあげましょう。

「ツー」と言えば「カー」

デグーちゃんとのツーカーの仲は、デグーちゃんが「ツー」で飼い主さんが「カー」です。

遊んたり楽しい事をしてあげる

デグーちゃんは好奇心旺盛で楽しい事が大好きです。楽しい事をしてくれる相手の事は好きになってくれます。

ただデグーちゃんは小動物で体力もないので、無理をさせる事のないよう注意してあげてください。

まとめ

今でこそ落ち着きましたが、チョコが子供の頃は1日10時間くらい一緒にいる必要がありました。

肩に乗せたままイスに座って仮眠をし、なんとか過ごしていました。あのあたり一年は、忙しすぎて記憶が飛んでいました。

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