2021年10月26日、家のデグーのチョコが虹の橋へと旅立ちました。7歳と2ヵ月でした。
その仔は私にとって2代目のデグーです。
初代のデグーも同じ「チョコ」という名前です。
それは、どう考えても2代目の子が初代の生まれ変りだからです。
今回の記事は、
- ペットが生まれ変わり再開するための条件3つ
- なぜ家のデグーが生まれ変わりだと確信しているのか
- 亡くなったペットが飼い主に伝えたいこと
について書いています。
アイキャッチは以前私が運営していたペットブログのタイトル画像です。
初代デグーチョコとの別れ
初代デグー「チョコ」の写真です。私の腕の上に両手(前足)をチョコンと揃えて座っています。
初代チョコは、生後2ヶ月の時にショップからお迎えした子でした。
といっても私がお迎えしたわけではなく、デグーをお迎えしたい人の付き添いでした。
当時の飼い主は残念ながら十分なお世話が出来ませんでした。
ベタ慣れデグーと言われる、異常になつく類だったその子は寂しさで自傷行為を繰り返しボロボロの状態でした。ゲージ内で落下事故を繰り返し、片手が使いにくいようで常に片手を上げていました。
再三世話をするように催促しましたが受け入れてもらえず、生死にかかわる自傷をした時に私が病院に連れていき、その元飼い主との縁切りを引き換えに私の元にお迎えしました。
藁にもすがる思いで連れて行った病院でしたが、そこで2ヶ月にもわたる治療により奇跡的に回復しました。
が、130gもない小さな体には負担が大きかったのだと思います。その年の夏を乗り越える事は出来ませんでした。最後の1日は一時も私と離れるのを嫌がり、夜に眠るように虹の橋へ向かいました。
生後8か月のあまりにも短い期間でした。
チョコには本当に申し訳ないことをしてしまった。楽しく過ごすためにペットとして生まれてくれたはずなのに、病院に行くばかりのつらい生活をさせてしまったと思いました。
もっと早く私の元へ迎えれば良かったと後悔し泣き暮らす日々でした。
「この罪は謝っても許されるものではないのだろうけれど、もし許されるのならば、もう1度チョコに戻ってきてもらって、直接罪滅ぼしをさせてほしい」
毎日そのことばかり考えていました。
そのうち、生まれ変わってもらうためには、どうしたらいいのか調べはじめていました。
年若い内に亡くなったのなら、すぐに生まれ変わってきてもらえる可能性が高いと知ってからは、生まれ変わってもらう為に全力を尽くしました。
生まれ変わったペットと再会するための3つの条件
2代目デグーのチョコ。手に包まれてウトウト眠りかけている所です。
簡単に書くと
- 飼い主側が再開を望んでいる
- 成仏しているペット側が再開を望んでいる
- 魂を送り出す側が再開OKの許可を出している
です。
チョコとの再会の条件を調べまくって、私が納得して実践したことです。生まれ変わりについては、人によって考え方が違うことを了承していただいた上で読んでください。
1.飼い主側が会いたがっている
問題なくクリア!
2.ペット側が会いたがっている
こんな飼い主でも、チョコは私を好きでいてくれたからクリアしていると判断しました。
(ペットの魂が上にあがっているのが条件です)
3.魂を送り出す上の人の許可
魂が上にあがっているかどうか(成仏)
飼い主さんが嘆き悲しみ続けると、ペットは心配して上がれないようです。上がらなければ生まれ変れません。(後述する「ペットが飼い主に伝えたいこと」をしっかり受け取れば上がってくれると思います)
生まれ変る時期が適切かどうか
長く生きた魂には基本的に長い休息が必要だといわれています。
迎え入れる環境が整っているか(気持ちも含む)
ペットが生きている間に学ぶのは、人との暖かいかかわりや愛情だと言われています。(諸説あるのは知っています)
ペットに愛を学んでもらうためには、気持ちはもちろんですが、その気持ちを維持できる環境も大切です。お世話をする時間はあるのか、病気になった時に治療費を躊躇なく出せるのかも大切です。
チョコが生まれ変わりだと確信しているエピソード
私は毎日夢を見ます。夜寝ている時だけではなく、一瞬のうたたねでもしっかりとした夢を見るくらいです。
チョコと出会うまでに、メッセージ的な夢を何度も見ました。
・上にあがる前のチョコが挨拶にきてくれました。
・「○月○日にどこかにいるから探してね」と教えてくれました。
・受精したことを教えてくれました。(その夢で再びデグーに生まれ変わったと知りました)
・生まれたことと、何処にいる予定かを、その地方の名産品と共に教えてくれました。
そうしてその予告の○月○日、その名産品のある県のペットショップに行きました。ペットショップのサイトに入荷したデグーの写真を掲載してあり、その中にチョコとしか思えない子がいたからです。
ショップで初めて対面したその子は、ケージ内で落下して片手をあげていたあの時のチョコと同じポーズをして座っていました。
店員さんに撫でてもいいか聞いた所、まだ慣れていないので触るのは無理ではないか(怖がって逃げるので触れないという意味)と言いつつ許可をくれました。
ケージの中に手を入れて軽く触れようとすると、その子は私の手に飛び乗り、肩までかけ上がってきてくれました。(ショップの人は「え!? ええ!? ちょっと…!」とびっくりしていました)
その時、戻ってきてくれたんだ…!と実感しました。
亡くなったペットが飼い主に伝えたいこと
亡くなったペットは、飼い主さんにメッセージを伝えてくれます。
人の口を借りる場合もあります。飼い主さんの耳に入る言葉や、目に留まる文章、そういうものを用いる場合もあります。
伝わるまで何度でも、繰り返し伝えてきてくれることもあります。
私はチョコを幸せに出来なかった後悔で、そのメッセージに中々気付けませんでした。
気付いた時には、何度も伝えさせてしまった労力への申し訳なさと、嬉しい気持ちとが合わさって、チョコがいなくなってしまった時と同じくらい泣きました。
ペットを大切に想い、生まれ変わってきてくれて再会したいとそんな気持ちでこのページに来てくれたあなたに
あなたのかわいいペットは
ありがとう
という言葉を伝えるために、このページを読ませているのかもしれません。
亡くなったペットの魂からメッセージを受け取った体験
私は霊感持ちではありませんし、幽霊を見たこともありません。
ただ、亡くなったばかりの魂なら、人のものでもペットのものでも少しですが何かを感じます。
私は1歳になるまで目がほとんど見えなかったので(今は治療のかいがあって見えますがやはり視力は少し弱いです)第三の目的なものが発達しているからだと思います。
と言っても気配とか耳鳴りで感じるくらいで視えているわけではありません。伝言がある場合は夢で伝えてくれるので、視えているのとは違います。
そんな私でも、2度だけ、霊というか亡くなった魂が見えた事があります。
1度目は、初代デグーのチョコです。
怪我で思うように動けず、食欲もない状態で、ずっと病院に通って点滴をしてもらっていました。
亡くなった次の日、部屋で元気に走り回っているチョコを見た時(ぼわっとした光の中に半透明のチョコの姿が浮かび上がっていました)
「やっと自由に動けるようになったんだね。良かったね」
と、とても悲しくて寂しい中でもそう思えました。
猫のリュミも、そのチョコの姿にしっかり反応していました。猫が「視える」って本当なんだなーと、改めて認識しました。
2度目は、数々のペット達です。
このペット達の魂も、ぼわっとした光だったので(中に浮かび上がる姿を確認する余裕がなかったので、生前どういう姿だったのかはわかりませんでしたが…)
霊というと、怖かったり暗かったりというものをイメージしますが、ほわっとした光がふわふわと浮かぶ姿は、まるで精霊のようでした。
精霊というものも、私は視たことがないのであくまでもイメージでの話です。
動物の魂はすべてそのようなぼわっとした光に包まれているものなのか?と言えば、違うのではないかと思います。
その光は、その動物が受けた愛だったり感謝の気持ちではないかと感じています。
何故そう思うのかは、私が視た魂達が、飼い主に対し感謝の気持ちを伝えたいと知ったからです。
チョコが亡くなった時
「チョコに辛い日々を送らせてしまった、自分はもっと何かできたのではないか」
という後悔の気持ちをずっと持っていました。(この気持ちは、ペットを亡くしてしまった方には大きく共感してもらえると思います)
あの世とか天とか、そういう見えない世界からのメッセージは、人の口を借りたり、本やTVやネット検索で見た文章とかを利用した形で伝えてくることが案外多いものです。
あの世からのメッセージなど、特殊能力がないと受け取れるものではないと思われるかもしれませんが、結構普通にガンガン伝えてきます。それに気が付くか気が付かないかだけです。
私はチョコに対する「申し訳ない」という思いが強すぎて、チョコが再三私に感謝の気持ちを伝えてきてくれているのに気が付くことができませんでした。
その時のことを思い出し「あの時チョコは必死に私に感謝の気持ちを伝えてくれたな」そう思った瞬間
ぼわっとした光がふわふわと私のまわりにいっせいに集まってきました。そして
「私だって伝えたいんだ」
「僕だって伝えたいんだ」
という意思を次々と伝えてきたのです。
世の中には、飼い主さんへの感謝が伝えられずにもどかしい気持ちでいる亡くなったペット達の魂が、こんなにも沢山いるのだと驚きました。
なので、亡くなった大切なペットを想いながら検索してこの記事にたどり着いた飼い主さん、
間違いなくあなたのかわいいペットが、あなたに
ありがとう
という気持ちを伝えるためにこの記事に誘導しています。
なのでペット達の解ってほしいというもどかしい気持ちをどうかくみ取ってあげてください。
まとめ
私が作ったデグーのシルエット画像です。
1年前に具合が悪くなり、何度も歩けず水さえも飲めない状態になりました。
小動物は、生きる意志がある時は目をしっかり開けています。チョコはいつもぱっちり開けていたので生きる希望を持ってくれていると判断し病院に通い一部抜歯までしました。
あの時点でいつ亡くなってもおかしくない状態でしたが、あれからずっと元気にわがまま放題に生きてくれました。
1年間、余分に命をあずからせていただいたのだと、チョコにも天にも感謝しています。
以前運営していた「デグーと猫」も含め、ブログを通してチョコを見てくださった皆様、ありがとうございました。