エンパスの人の多くは、疲れやすいという悩みをかかえています。
私は以前、最低限生きていくための活動以外は寝たきりで過ごしていたこともあります。それも10年以上に渡る長い期間です。
そんな典型的なエンパスの私ですが、時には行き過ぎた方法も含め試行錯誤を繰り返し、今では活動的に過ごしています。
そんな私が、実際にやる気を出せるようになった方法はこれだという最終結論を書いていきます。
エンパスが疲れやすい理由
1.感受性の高さによるもの
まず、感受性が高すぎるのが疲れる原因です。
感受性が「高すぎる」とは、自分が耐えられる以上に高いという意味です。耐えられないくらい受け取るから疲れます。
エンパスは、外部からの情報を区別なく自分の中に取り込む質を持っています。
人ごみの中では、多くのものを一度に受け取ってしまいます。それが自分の中で混ざりあい、気分が悪くなることもあります。
2.悩んでしまう癖によるもの
エンパスの人は、同じようなことを頭でグルグルと悩んだり、気になることを考え込む癖があります。
思考は多くのエネルギーを使うため、常に不足がちになります。
3.体力がないため
ここで書く体力は、「動ける力」だけではなく体が健康で元気なのかどうかを含みます。
エンパスの人の多くは、活発に動くタイプではありません。寝不足や無理のし過ぎ、ストレスが溜まるなど、心だけでなく体にも負担をかけている場合もよくあります。
基本になるエネルギーを生み出すのは、体力です。
エンパスは多くのエネルギーを使うのに、それに対しての体力が全然足りていません。そのために疲れやすい状態になっています。
エンパスがやる気を出す3つの方法
人を動かすエネルギーの元になるものは
- 物質
- 「気」などの見えないエネルギー
- 情報
の3つに分かれます。
なのでこの3つについて対策をするのが、エンパスがやる気を出す方法です。
これによって、気エネルギーの質・量ともに改善されます。
「物質」の対策
食べ物などの、体に取り入れる物質がそうです。肉体も物質になります。分泌されるホルモンや脳内物質もこれです。
まず健康になることです。これが一番の対策です。
エンパスがつらい原因の多くは、健康も含めての体力の問題です。
大事なことなので2回いいます。
エンパスは体力がないから、疲れやすくつらいのです。
- 体に良い食べ物
- 適度な運動
- ストレッチや入浴で血の巡りを良くする
などで、体の調子が良くなります。
体の調子が良くなれば、ストレスホルモンが減るなど、脳内物質も正常化していきます。その相乗効果で、さらに疲れにくくなる上にやる気が出ます。
私が今やっている具体的な対策は以下の通りです。(ここまでやらなくても、軽い運動を心掛けてジャンクフードを避ける程度でも体力は改善できます)
- 添加物を取らないような食事
- 白い砂糖、小麦粉などを避ける
- 野菜を山盛り食べる
- 魚を中心にタンパク質をしっかり摂る
- 半日断食
- なるべく歩く、階段を使う
これらを週5日くらい実践しています。毎日ギチギチにやるのではなく、たまに休憩を入れる感じです。(私がこの健康法に変えたのは今年からです。もっと長期間やった後に成果を記事にする予定です)
これくらいやれば、エンパスでも疲れ知らずのエネルギーが満ちあふれた状態になります。
「気エネルギー」の対策
3つの対策をする目的は、この気エネルギーを良くして「気力・やる気」を出すことです。
気エネルギーは、物質と情報のどちらからも得られます。
- 体調が良いので活気がある(物質→気エネルギー)
- 栄養のあるものを食べたのでやる気が出た(物質→気エネルギー)
- いいLIVEが観れたので元気になった(情報→気エネルギー)
といったように、それぞれから変換されます。なので、物質と情報についての対策が気エネルギーを得る基本です。
気エネルギー独自の対策は、「徳」を貯めることです。
え⁉ どうしていきなり徳を積むの?? と、思われるかもしれません。スピリチュアル的な表現をするならば「波動を高くする」といった感じと言えば、イメージしていただけるでしょうか?
気エネルギーが増えても、それが良くないものならばただそれに振り回されてしまいます。
徳は良いエネルギーです。良いことをして貯まった良いエネルギーは、体力→気力→精神力と、エネルギーを発達させていきます。
- 体力を得れば体力分のエネルギー
- 気力を得れば体力+気力分のエネルギー
- 精神力が得られれば体力+気力+精神力分のエネルギー
が得られるので、発達すればするほどエネルギーが増えます。
「情報」の対策
言葉などで伝達された事や、五感で得たものもこれです。
情報の対策は、悪いものを避けて良い物や好きなものを多く受け取ることです。
人の愚痴だとか、興味のないゴシップ情報を受け取っても疲れますよね。
それとは逆に、好きな音楽を聴く、感動できる映画を観る、尊敬できる人と会う、といったことで得た情報は、元気をもらえます。
好きな風景を見に行ったり、温泉に入いれば心が安らいで疲れが取れます。
仕事などの都合で、嫌な情報が避けられないこともあります。
それでも、家に帰ったら好きな音楽を聴くとか、適当に食事を済ますのではなく美味しいものを食べるなど、自分で選べる分だけでも気をつければ良くなります。
そうすることで、まず「自分で自分を大切にしている」んだという情報が得られます。
対策の優先順位
- 情報の対策
- 物質の対策
- 気エネルギーの対策
の順に取り掛かるのをおすすめします。
一番手っ取り早く効果が出るのは、情報の対策です。気持ちが沈むようなニュースを避けるだけでも、2-3日くらいで気持ちが楽になってきます。
その次に効果が出るのは、物質の対策です。食べ物や運動に気をつけると、早くて1週間、遅くとも1ヶ月で効果を感じます。
徳を貯めることでの効果は、早くても3ヶ月~半年くらいはかかるかもしれません。長い場合だと年単位になります。
それでも徳を貯めるのはとにかく良いことしかありません。物質と情報の対策で得られた「やる気」の一部をここに使うことを強くおすすめします。
まとめ
エンパスが疲れやすい原因は、エネルギーを多く使うのにそれを補えないから
エンパスがやる気を出す対策3つ
- 物質→食べ物や体調に気をつける
- 気エネルギー→良いことをして良いエネルギーを貯める
- 情報→嫌なことをなるべく避け、良い物や好きな物に触れる
情報→物質→気エネルギーの順で対策に手をつければ効果を感じやすい
体の状態は、やる気に強い影響を与えます。
やる気がないから動けないのではなく、動かないからやる気が出ない のですね。
やる気について気を付けたいこと
やる気があるのは良いことです。なにより日常生活がはかどります。
ですが、やる気について気を付ける点が2つあります。
- やる気に依存しない
- 必要以上に持たない
この2つに陥れば、やる気がない方がマシな状態になります。
1.やる気に依存しない
やる気がなければ何も出来ないのは問題です。やる気には限界があり、常に一定の量が保たれるものではないからです。気分や体調によって上下するのが自然です。
やる気があまりない時にでも問題なく進められる計画を立てることが大切です。
必要以上に持たない
目的があって、それを達成するためのやる気があるのは分かります。ですが、目的もやりたいこともないのにやる気に満ちているというのは不自然です。
とにかくやる気が大切だと、目的も意志もないのに「やる気だけ」身に付けるのは、アッパー系のお薬中毒患者にも似た空気を感じます。