京都の摩利支天様「禅居庵」

神社仏閣
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禅居庵では、毎年10月20日に「開山毎歳忌」と「ご開帳大祭」が行われます。

秘仏摩利支天様の、年に一度のご開帳日です。他にも護摩焚きがあったりと、年に1度の大イベントです。

今回の記事では、去年の禅居庵大祭の様子を書いていきます。

アイキャッチ画像は摩利支天様の梵字です。

摩利支天(まりしてん)とは

摩利支天(まりしてん)は天部(てんぶ)の神様です。

天部は仏教世界の天上界に住み、仏様を守る役割をになっています。如来(にょらい)や菩薩(ぼさつ)よりも人に近い位置で守ってくださるようです。

○○天といわれる、例えば、弁天、大黒天、毘沙門天なども天部の神様です。

摩利支天様は、陽炎(かげろう)を神格化した神様と言われています。陽炎は捕らえる事が出来ないことから、戦国武将の信仰を集めていたようです。山本勘助や前田利家が信仰していたことは有名な話のようです。

「見えない」という形での加護をくださいます。見えないので人に攻撃されたり縛られる事もなく、さらに見えない功績をも残せるようにしてくれます。

もとはインド密教の女神マーリーチです。

マリーチという言葉はインドで「陽炎」や「光線」を意味します。

開運・勝利の神様と言われています。眷属(けんぞく)は猪(いのしし)です。

神社仏閣でいう眷属(けんぞく)とは神の使いのことをさします。稲荷神なら狐です。

これは私の体感ですが、摩利支天様は非常に加護の強力な神様です。

このお寺に通わせていただくようになってから、今までは精神的に難しかったことが、かなり出来るようになりました。

禅居庵(ぜんきょあん)

禅居庵では鎮守として、ご開山が元の国から将来された摩利支天が秘仏として祀られ七百年近くになります。

摩利支天は仏法を護る善神として禅宗では大切にされており、七頭の猪の上に座しておられるそのお姿から境内には多くの狛亥が祀られています。

古来より開運勝利のご利益、また亥歳生まれの方には守り神として深く信仰されています。

禅居庵

参拝時間:午前9時~午後5時 年中無休

京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町146
電話:075-561-5556 FAX:075-541-6455

京阪電鉄 京阪本線「祇園四条駅」より 徒歩 約7分
阪急電鉄 阪急京都線「河原町駅」より 徒歩 約10分

10月20京都「禅居庵」の様子

ここが正面門です。

摩利支尊天のノボリが連なっています。摩利支天様好き過ぎなので、もうこれだけでテンションが上がっています。

手水の所も猪です。

このお寺の授与所には猪に入ったおみくじがあります。ここにそのおみくじを引いた後の入れ物がずらりと並べられています。

私も買いました。結果は、とにかく「勉強しろ」という事が書いてありました。

猪の像。摩利支天様の眷属なのであちらこちらに猪があります。別名「イノシシ寺」です。

護摩炊きが始まりました。

「神変講社平安連合会の山伏衆」の方による護摩焚きです。大量の護摩が次々とくべられていきます。煙が凄くて迫力でした。ずっとお経をあげてくれています。

ここまで煙が高く上がれば、護摩の願いも天に届くという感じがします。

最後の方です。まだまだ火が燃えていますね。

まとめ

この日のお堂では、摩利支天様像の指先に結んだ5色の紐が、参拝者が握れる場所まで伸びています。お経の後に摩利支天様とのご縁の紐を握らせてもらえました。

月初めの亥の日はご縁日として、大般若経全六百巻転読祈祷があります。その後座禅体験と和尚様による法話があります。

落ち着いた雰囲気で、瞑想出来ますので興味がある人は行ってみてください。

日程はHPの「年間行事」にあります。

HP 禅居庵

ここで座禅をします。これは去年撮った写真です。今はソーシャルディスタンスに沿って、座布団はこの半分以下の密度になっています。

座敷の外は、このような庭が見えます。季節によって花が咲いたり、四季それぞれ風景が変わります。

今年2020年の「禅居庵大祭」は、YOUTUBEで生配信もされるそうです。

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