こんにちは。くまの(Kumano@Rpgmg)です。
エンパスとは逆の気質を示す言葉で「逆エンパス」と「エルゴン」があります。
ネット等では「逆エンパス」という言葉が主流になっています。
当ブログでは基本的に逆エンパスという言葉を使わず、エルゴンと書いています。
一番の理由は、エルゴンの概念が腑に落ちるものだからです。エルゴンは提唱者の方がい概念の説明もしっかりされています。
逆エンパス(エルゴン)という表記も普通にされています。当ブログも以前はこの2つを同じと考えていました。
その割には、逆エンパスの説明は「エルゴン」とかなり違うなと感じていました。
エルゴンの提唱者様の会社(学校)に問い合わせた所、エルゴンは逆エンパスではないというご回答をいただきました。
今回の記事では、エルゴンと逆エンパスが違うと知った上で、私が感じていた違いや、当ブログでの逆エンパスの扱い方、「受信型」「送信型」との関係を書いていきます。
エンパスとエルゴンの違いについてはこちらの記事をどうぞ。
逆エンパスはエルゴンの派生概念?
エンパスと同じような症状にも関わらず、苦しみが発生するしくみが真逆な魂があります。
それについて、森野 御土日古さんが「エルゴン」と名付け概念を解説しました。その動画が公表されたのが2015年5月でした。
エンパスが「受け取る器」なのに対し、エルゴンは「湧き出る泉」のような形なので、その湧き出る泉から名付けられたのだそうです。
ネットでは、「エルゴン」→「逆エンパス(エルゴン)」→「逆エンパス」、と名前が変化してきました。名前が変化すると共に概念も変化していったように思います。
具体的には以下の通りです。
逆エンパスとエルゴンの違い
逆エンパスは共感能力が高い→
エルゴンは「共感」ではなく、「感情移入」します。
逆エンパスとエンパスの両方を持つ人がいる→
エルゴンとエンパスは全く別のしくみなので、両方を持つことはまずありません。両方の要素を持つ人は多くいますが、ボーイッシュな女性や女性的な男性を「男生であり女性でもある」と言うのと同じように、ほぼありえないことです。
逆エンパスは送信(発信)の割合が多い→
エルゴンは送信しかしません。受信しているように見えるものも、送信して取りに行っています。気配りがその例です。
HSS型HSPは逆エンパス→
エルゴンは非HSPなので、HSS型HSPではありません。
HSS型HSPはエンパスです。
その他にも、グループの中心になる、目立つ、という現象を逆エンパスの特徴にあげられています。
エルゴンは目立つ人も居れば、エネルギーを抑えて大人しい人も居ます。
エルゴン提唱者の森野さんは動画の中で
「エンパスとエルゴンの違いは魂で見分けてほしい」
と言っています。
しくみの根源から見るのが「エルゴンとエンパス」です。
私が感じたのは、「エルゴンとエンパス」は根本のシステムを見ているのに対し、「逆エンパスとエンパス」は、行動や意識など表面に現れているものを元に判断しているのかも、ということです。
つまり、
エルゴン→しくみそのものを見ている
逆エンパス→表面に現れた行動や気持ちを元にしくみを推測している
という違いではないかということです、
概念も基準も違うので、エルゴンに対し逆エンパスの対策をしてしまえば間違いになるかもしれません。
逆エンパスとエルゴンが別物だと知った経緯
逆エンパスと言われているものの解説が、あまりにもエルゴンと違うなという疑問を持っていました。
概念の定義を決めるのは、提唱者の人です。
なので、「エルゴン」の提唱者である森野御土日古さん、正確には森野御土日古さんの学校に質問させていただきました。
私の「エルゴン」の解釈は合っていました。が、1つ違ったのがエルゴン=逆エンパスという受け取りでした。
「動画の中では、エルゴン=逆エンパスという解説はしておりませんので、 こちらは、森野の解釈とは異なります◎」
これが、エルゴンの提唱者側からの正式回答になります。なので
逆エンパスとエルゴンは別物です。これが大前提になります。
この回答をいただいた時、ものすごく腑に落ちてすっきりしました。
よく考えれば、エルゴンとは名前も違う、その上定義まで違うのが逆エンパスです。
それって、普通に考えれば完全な別物ですよね。
それを、同じものだと思い込んでいたから混乱していました。
当ブログでの「逆エンパス」の扱い
逆エンパスとエルゴンの関係は?
逆エンパスの定義の「元」を紹介しているものを見たことがありません。逆エンパスの提唱者がどなたなのかも知りません。
ですがこれは、私が見つけていない、知らないだけという可能性もあります。
当ブログでは逆エンパスをどう扱うか
私は逆エンパスに関して確信が持てる情報を持っていません。
なので「扱わない(扱えない)」のを基本姿勢にします。ですが、かつての私のようにエルゴンと逆エンパスを同じと解釈してしまい、混乱している人も多いと思います。
なので、以前書いたもので「逆エンパス」とタイトルを付けているものはそのままにして、エルゴンと逆エンパスは違うという情報を追加して、判断基準の1つにしていただこうと考えています。
「送信型」「受信型」について
当ブログでは、エンパス=受信型、エルゴン=送信型、としています。
エンパスは受け取る魂の質によって受信します。
エルゴンは湧き出る魂の質によって送信します。
「送信型」「受信型」の言葉をあえて使っている理由は2つです。
- エルゴンとエンパスの概念と、送信型・受信型の定義がほぼ同じ
- エンパスという言葉から病気や病的なものを連想される方が多いため
2.が主な理由です。
セッションなどで、ある悩みについて相談された時に、
「それはエンパスだからですよ」とお伝えすれば、エンパスという病気なのかと気にされる場合があります。単純に受け取る質ですよ、エンパス気質ですよ、と言っても病気のイメージはぬぐえないようです。
「それは受信型だからですよ」という言葉なら、単純にタイプの違いと受け取ってもらえます。
言葉の本来のイメージが伝わりやすいのがこちらのほうなのでそうしています。
まとめ
- 逆エンパスとエルゴンの違い
- 逆エンパスは共感力が高い→エルゴンは感情移入
- 逆エンパスとエンパスの両方を持つ人が居る→エルゴンとエンパスは同時に持たない
- 逆エンパスは受信・送信のうち送信が多い→エルゴンは送信専門
- HSS型HSPは逆エンパスかも?→HSS型HSPはエルゴンではなくエンパス
- エンパスと逆のしくみのエルゴンは、魂の形で見分けるもの